「巨門星の人」・・・過去の連載記事最終回
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2015年04月24日(金) を最後に、この連載記事をストップしてしまいました。
本日、読者様から「最終回が書かれていないよ」とご指摘を戴き、Blogを調べましたら、最終回の記事を書き忘れていました。
「巨門星の人」の総合的な鑑定のまとめでしたね。
12回目まで記事は書かれていました。
この方は、その後どうなったのかと言いますと、私の紫微斗数の鑑定を受けられた後に、紫微斗数への興味が深まり、紫微斗数の教室に通うことになりました。
占い教室は今では、ほうぼうで開催され、どこでも20数名ほどの生徒さんであふれています。彼もまた、そのような「占術教室」に通うことになり、立地の面から東京方面を探し、最終的には都内で開催されている某有名師匠の教室に通う事となったそうです。
紫微斗数の教室は昔は珍しかったのですが、最近は弟子の弟子が教室を開催することも多く、占い師の卵が何処でも沢山学びに来ているそうです。
彼曰く、これだけ多くの生徒さんが、あちらこちらで受講されていて、全員が占い師に成ったら、全国占い師だらけに成るのでは? と心配(?)されていました。
そうですね、確かに今は占いを学びたいと思えば、師弟制度みたいなのは無く、誰でも気軽に学べる時代と思います。昔の先輩にお話を聴くと、教室に参加したくても師匠(先生)に断られたというお話も幾つか耳にしました。
断られた理由は、みなさんハッキリ判らないそうですが、みなさんのご想像ではプロのような方はダメだったり、物凄く熱心で質問ばかりするような方も途中で断られたと言って居られました。今はどうなんでしょう?
彼は、学び始めて1年ほどで紫微斗数の中級程度はマスター出来たようです。
私の所にこの夏、訪ねて来られて、いろいろお話をされました。
紫微斗数も日々鑑定方法は研究され進化しています。
彼の学んだ紫微斗数は、やや旧式な方法でしたが、特別難しい問題やご相談でなければ通用すると思いました。「紫微斗数」という名称は、まだまだ知られて居ませんが、ご存知の方は最高の的中率と評価されているようです。これはかなり地域によって差が有るようです。
そもそも「紫微斗数」は「出生時刻」から命盤を作成する都合上、事前に時刻を調べてきて戴いていないと、鑑定が出来ない命術ですので、通りすがりのお客様を相手にする「占い館」には不向きな命術です。そこへいくと「四柱推命」は便利な命術です。何と言っても「四柱推命」と言いながらも、実は「三柱推命」で概略が占えてしまうから重宝です。
これなら、行きずりのお客様でも対応出来る訳です。
本格的な「紫微斗数」は、出生時刻から命盤を作成しますが、その命盤が果して、その方にピタリなのか確かめる必要もある訳です。まあ、鑑定していて、あまり的中していない、という事になったら、たとえ出生時刻が正しいと言われても、命盤を疑った方が良いです。
時々、出生時刻通りに命盤を作成しても、別人のような事が有るからです。
この事については、このBlogでも何回も記事にしています。それなりの理由がある訳です。
紫微斗数は入門段階では、とても初めての方にも分かりやすい命術です。しかし、奥は実に深いものです。中級を通り越して、さらにその奥に向かうと、もう本屋さんで売られている本にも記述の無い、教室でも教えてくれない事象を命盤から読み取る方法が様々に有ります。実際にそのような奥義的な鑑定法が、まだ日本に伝わっていないという事情も有るのでしょう。熱心な先生は毎年、年に何回も台湾の有名な老師の所に何日も泊まりがけで、日本では知られていない奥義を学びに行かれてるのです。
鑑定の数を多く経験し、難問なども多く経験すると、理屈は判らないけど、一定の法則のようなものを発見することも多くなります。
研究熱心な場合は、全ての鑑定命盤を保存し、新たな事象を発見すると、暇を見ながら何千という命盤を見直す作業は有意義と感じます。
そのためには、全ての命盤とご相談内容、鑑定結果を保存しておく必要があります。
2年ぐらいして、当時の命盤と鑑定を見直すと、明らかに鑑定精度の向上と当時は発見出来なかった新たな事象を見出すことも少なく有りません。
最近は「飛星派」も新しい飛星法が台湾より伝わってきて、従来の飛星では発見出来なかった事象も見付けられるようになって来ました。私はこのような飛星法は「新・飛星派」と呼んで区別するようにしています。
さらに「欽天派」という、四柱推命的な紫微斗数も入ってきました。従来の紫微斗数とはまったく「別物」と言っても過言ではないと思います。「欽天派」では、命盤をひと目、観ただけで、重要な事象を見抜けるほどの優れものですが、詳細に鑑定しようとするには、経験豊富な四柱推命家のような知識が必要になります。
紫微斗数で簡単に鑑定が出来るように成るには、3ヶ月も学べば簡単な鑑定は出来るように成りますが、「欽天派」を極めようとしたら、「四柱推命」並に何十年も必要ではと感じました。たかが「紫微斗数」と侮れないと感じました。
「巨門星の人」は、現在は飛星を覚え奮闘しています。飛星を使いはじめると、新たな疑問も出てきます。LINEでよく問い合わせて来ます。
成功をお祈りして「巨門星の人」を完結にいたします。
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