人の寿命は何で決まるの?
『死ぬ前に知っておきたい あの世の話』
坂本政道(著)ハート出版 2016年
ISBN978-4-8024-0018-3
¥1400E+税
先日、この本を読みました。そうしましたら、私が紫微斗数という命術で鑑定して感じていたことが、この本にも同じ事が書かれていて、やはり紫微斗数は「あの世に起源があるのでは…」のと改めて思いました。紫微斗数という名称には謂れが有りますが、あの世に起源が有るとすれば「死人数」でも良いのかな、なんて思ったりもしました。
著者の坂本政道さんを少し紹介しておきます。
東大の物理学科を卒業しカナダトロント大学電子工学科を専攻して、SONYで半導体の開発に従事したバリバリの物理学の専門家ですが、今はスピリチュアルの専門家に成ったという訳です。
現在は、モンロー研究所公認レジデンシャル・ファシリテーターでもあり、㈱アクアビジョン・アカデミー代表取締役を努めています。
この本で解説されている内容で、私が紫微斗数でも感じた一致点を数回に分けて紹介します。
今回は「Q12 人の寿命は何で決まるの?」60ページ
をテーマにします。
坂本さんによると「仮説」と断りながらも以下の2つで決まるのではと紹介しています。
A,生まれる前に「光あふれる世界」で設定する寿命。
B,「自分が発したものを自分が受け取る」という宇宙の原理によって決まる寿命。
この2つの内、私が紫微斗数で何人も鑑定して感じたのは、Aの「光あふれる世界」で設定されて生まれて来る。ということです。
何故かと言いますと命盤というものは、其の人が母親の子宮から外に出て最初の肺呼吸を開始した時刻で命盤は決まるからです。生まれた瞬間の年月日と時刻で一生の大筋のシナリオが決まってしまうと言うことですから。逆に言い換えますと、「光あふれる世界」で設定した人生のシナリオを遂行できるためのタイミングで生まれるということと思います。
ところで「光あふれる世界」とは、非物質世界の生まれる前の世界です。もっと解りやすく言えば、この世以外の「あの世」の事です。
生年月日と時刻の数字に暗号のように、人の一生の出来事と時期、出会いなどが圧縮ファイルのように秘められているということになります。紫微斗数の命盤は、その圧縮ファイルを解凍して解りやすく展開するための方法となるのです。
生年月日、時刻には誰でも、そういう情報が圧縮されている訳で、命術と云われる鑑定法には、精度の差は有れど、生年月日、時刻から解読する方法です。
ここで、次のような疑問を持たれる方も居るでしょう。
生まれて来る時刻など偶然に成るのではないか?
確かに、そう思えるかも知れません。しかし、結婚する相手のシナリオは夫婦では互いに同じですから、偶然とは言えなくなります。つまり結婚する相手のシナリオと同じに成るのには偶然では、結婚した後の出来事の辻褄が合わなくなります。逆に同じシナリオを持った相手と結婚しないと一緒に生活し子育てをしていくのに理屈の合わない事になってしまいます。
遠くに別居しているならともかくです。毎日同じ家に暮らし、家族揃って行動する事も多いのに、シナリオが違っては奇妙な事になります。
したがって、結婚する相手も決められて来ると云えます。
紫微斗数の命盤では「夫妻宮」という宮で結婚相手の事が判ります。
この「夫妻宮」で結婚相手、結婚の状態が判ります。
坂本さんも、著書の中の95ページで「人の運命は決まっているの?」で解説しています。
<詳しくは著書をお読み下さい>
坂本さんによると、大筋の人生のシナリオは決まっている。とおっしゃっています。
私も鑑定歴を通して、そう感じます。ある程度のアドリブは可能になっているようですが、大筋は決まっていると感じます。
そのアドリブで変化した結果は、先に述べた「B, 自分が発したものを自分が受け取る」の原理にに従い、自分に帰ってくると云えます。良くも悪くもです。
それでも大きなシナリオの変更は難しいと感じます。
<続く>
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