2019年7月24日水曜日

吉本興業の今後を周易で占ってみた


吉本興業の今後を周易で占ってみた

お笑いの吉本興業の岡本社長の記者会見で多くの人が「???」と感じました。

事態はますます混沌とした方向に向かっています。

何となく、此の先の事は推測出来てしまいますが、ここで「周易」で占ってみました。

紫微斗数という命術でも事の顛末を占うことは出来ますが、ここでは周易を使ってみました。

「周易」という占いをご存じない方はウキペディアで解説されていますので、ご覧ください。


私は専用のサイコロで占ってみました。
専用のサイコロというのは写真のような風変わりなサイコロです。
二つのサイコロは色が違いますが同じ形です。




占的(知りたい事)は、「吉本興業の今後は?」です。
サイコロを振ってみたところ、「天地否」という卦を得ました。

意味を知るには、「天地否」というキーワードでネットを検索して頂ければ、いろいろ解説されています。

解釈は多少異なることもあるでしょうけど、基本的に「凶」です。
私は、今の吉本興業の実態を如実に表している卦と感じます。
此の先の会社運営は一つの転機が訪れそうです。

天が味方してくれない時です。ある意味、天に見放されるような事態です。

「君子」という地位の人物も、この卦には登場しますが、これは岡本社長ではなく、この事態を改善し多くの芸人さんを救う役割を持った人(芸人さん)の登場や活躍があると思います。

この事態から、より良き方向へかじ取りされて行くことを信じています。



【天地否】の意味
天と地が平行線のままで交わることが出来ない。
互いの交渉も平行線のまま、すべての物事が閉塞し思うようにならない時。
天地否の持つ意味は、乱世、不和、失敗、貧困、損失、破産、倒産など、すべてにおいて否定される時。
岡本社長は、このような運勢の真っただ中にいると言えるし、吉本興業も「風雲急を告げる」そんな時期に差し掛かったのだろう。


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2019年7月15日月曜日

日本は【化科】?


日本は【化科】?

紫微斗数という命術に「四化星(しかせい)」という四つの星があります。
紫微斗数では、誰でも四つの四化星を持って生まれています。
この四化星が12の宮の何処に入るかで、その人の性格や行動、さらには人生も分析出来てしまいます。

では、この四化星とは、どのような星なのでしょうか。
以下に四つの四化星の象意を示します。

}  化禄A(縁起・縁の始まり)
}  好感・好かれる・好印象・温厚

}  化権B(無情・感情に流されない・即決)
}  主張・権力・命令・競争心・即断即決・短気・物質主義・摩擦

}  化科C(恋情・感情に左右される)
}  穏便に済ませたい・相手の感情に配慮する・曖昧・決断力の欠如・行動が遅い・一歩が踏み出せない・のんびり・マッタリ・怠惰・病気・姚花・トラブルを被る・文化芸術・趣味・和の精神

}  化忌D(縁滅・縁の終わり)
}  執着・拘り・束縛・囚われ・粘着・苦労・獲得

これらの四つの星を「命宮」に持てば、性格への影響が強まります。
しかも、四化星を一つだけでなく二つ、あるいは三つ併せ持てば複雑なことに成ります。

これらの四化星は個人個人の傾向を観る星ですが、この四化星を国と言う集団にも当てはめることが出来るのではと感じました。
つまり、国民性としても観ることが出来るのでは、と云う事です。

例えば、【化権】は自分の権利や立場を主張する傾向を持った星です。
そのために積極的です。負けず嫌いの傾向もあります。
相手の感情に振り回されず損得判断が出来る。しかし摩擦が生じやすい傾向も有ります。
これは個人主義の傾向が強い国の国民性ですね。

日本は、こうしてみると【化科】がピタリです。
日本の国民性は「和の精神」を尊びます。つまり、常に相手の感情を大切にします。争いごとは基本的に避けます。
もっとも第二次世界大戦の時は、日本国は【化権】の勢力に乗っ取られて大変なことに成りました。
しかし、戦後の日本は【化科】の国に成りました。

【化科】は、常に相手との気不味い思いを避けます。
そのために、逆らう事が基本的に出来ない傾向です。また物事をハッキリ言う事によって相手が気分を損ねることに躊躇しますから、Yes、Noもハッキリ言いません。ハッキリ言わなくても「分かって欲しい」という奥ゆかしい心を大切にします。

しかし、これが個人個人の関係では、【化科】の人は【化権】の人に逆らえずに、従う関係になります。
【化権】は不利な要求に対しては断固拒否できます。しかし、【化科】は断ることで気不味いことに成るのが嫌ですから、意思表示も曖昧です。そのために誤解も生じやすく、結果的に不利な立場に追い込まれてトラブルを背負う事にも成り易いです。

日本は【化科】の国なので、諸外国との交渉では常に主張は控えめで不利になり易かったとも云えます。

領海問題などに関しても相手が強引な行動に出ても、日本は単刀直入な表現は極力避けようとします。それは【化科】だからです。

また【化科】の特性として、のんびりマッタリですから、行政も上に習えで、お尻に火が付くまでは動こうとしません。でもお尻に火が付いてからでは手遅れの場合も多いのです。

つまり、【化科】の特性として行動力が乏しいので問題解決は手遅れになります。


次回の記事は、【化忌】が福徳宮に入っている場合は、どんな精神状態になるか述べてみたいと思います。
【化忌】が福徳宮に入ると、基本的に嫌な事をいつまでも覚えています。
また、日々遭遇する忌まわしい事、悔しい事、憎い事などを積立貯金のように深層心理にコツコツと蓄えて行く習性があります。
(もちろん、たゆまない努力で改善できます)

これが国に現れると、過去の忌まわしい思い出を百年、千年と経過しても、昨日の出来事のように恨み続けます。未来までもまた恨み続けます。
これが国民性に反映すると、その国自体が発展にブレーキを掛けてしまいます。

仏教の教えで、「許すことで幸せに成れる」、この言葉は本当と思っています。
相手をいつまでも許せない人は、いつまでも幸せになれません。
恨みも最大の煩悩ですから。【化忌】ですから。

では、次回に。

2019年7月14日日曜日



ご相談で時々、こんなご質問をされることがあります。
「私の、此の先の運命はどのようになっているのですか?」

此の先の運命とは、紫微斗数の命盤で読み取ることは出来ますが、運命といっても神社のお御籤みたいに一つだけの物では有りません。
紫微斗数で観ることの出来る運命は、大まかには以下の11通りです。
仕事運、財運、社会運(外出運)、健康運、家庭運(家不動産運)、感情運(精神)、兄弟関係(親友)、結婚恋愛運、子供運、一般的な対人関係、親(上司運)

例えば、この中で恋愛運を取り上げてみます。
相談者様とのやり取りをみてください。

相談者様=★
私=■

★「最近、彼に怒鳴られることが多くて悩んでいます。どうしたらいいのでしょう?」
■「どんなことで怒鳴られるのですか?」
★「私の性格が問題だって、言うのです」
■「ほう・・、性格ですか、具体的にはどういうことですか?」
★「私は過去の嫌な事を忘れることが出来なくて、いつまでも口に出してしまうのです。すると彼はうるさいと怒鳴るのです。彼は、お前のその性格を変えないのなら別れる、と言うのです」
■「それは困りますねえ、あなたはそのマイナスな思考を変えようと思いませんか?」

★「はい、変えたいと思いますが、どうしても駄目です。彼との今後の運勢を観て欲しいです」

■「そうですねえ・・・、命盤では今年が悪く成り始めて、来年、再来年と大凶の運期になります。このままでは別れてしまうような強い凶運の運勢です。しかし対策を取る努力をすれば、別れるような事態は避けられると感じます」
★「対策とは、どういうことですか?」
■「対策とは、彼があなたのそのマイナス思考を治せ、と言っているのですよね。だから、そのマイナス思考を治せばよいということですが、如何ですか、今日からでもプラス思考に成れるように意識してみては?」
★「もし、マイナス思考が治せなかったら、どうなりますか?」
■「う~~ん、今のままでは彼が別れる、と言っているのですよね? 多分、彼の言っていることは本気と感じます。それは、此の先の恋愛運が大凶だからです。彼の言う事は本気と思います。」

★「別れは避けられないのですか?」
■「あなたが変われれば、別れは避けられると感じます」

★「私は、変われないと思います」
■「どうして変われないのですか?」
★「だって、ずっと昔からマイナス思考ですから」
■「そうですか、変われないのなら、別れになるように感じます。運命のシナリオは、別れるような大凶ですから、多分あなたが変われないだろうな、と言う事を示していると云えます」

★「私は、彼と絶対に別れたく無いです。運命のシナリオって、私の行動で変わるのですか?」
■「命盤に現れているシナリオは、生れた時には既に定まって居ますから、命盤が変化することは有りませんが、努力の結果で現実には悪いことが起こらない事は有ります。つまり悪い予測が外れるということです。悪いことは当たらないで外れた方が良いですよね? 私自身もこれまでに何度か悪い必定を変えて来ました。
相談者さんの中にも必定を克服した人が何人も居ます。」

★「では、努力すれば別れないですよね?」
■「努力して、彼がOKしてくれたら別れないでしょうね」

★「彼はOKしてくれますか?」

■それは分りません。そもそも運命のシナリオは別れる、という運命です。
彼にOKして貰わなければ別れが必定です。
酷な言い方をすれば、あなたは今のままでは別れは必定です。
この必定の運命を変えようとしているのです。

彼が《OKするかどうか》ではなく、別れたくなかったら、あなたは努力しなければ成りません。


私が仮に、《彼はOKしない》と言ってもあなたは絶対に《彼にOKして貰う》という、強い信念を持たなければ運命のシナリオなど変えられるものではありません。

「私は変われますか?」と問うのではなく、
「私は変わります」と思わなくては、運命など変えられるものでは有りません。




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2019年7月4日木曜日

東京2020観戦チケット 当たる人 外れる人


東京2020観戦チケット 当たる人 外れる人

先日、東京オリンピックの開会式の入場券が、インターネットにて抽選応募で発売されました。

ニュースでは多くの人々が応募したが、当選した人は僅かだったと報じていました。
そんな中、ニュースを見ていて気付きました。

抽選で当たらなかった人のほとんどは、何十本も応募したのに1本も当たらなかったという人が多いというのです。
その反面、当選した人は十本ほど応募したら、すべて当たったという!

ニュースでは当たった人、外れた人、それぞれ複数人の人にインタビューしていました。
複数の報道各社のニュースを見ても同じことを伝えていました。

つまり、当たる人は10本程度でもすべて当たる!
外れる人は何十本も応募しても、すべて外れる人が多い!

ネットで当選確率の記事を探しましたら、当選者は僅か30%ほど!
外れる人が圧倒的に多い訳です。

でも、これって偶然じゃないと思ってしまいます。
当選本数が少ないから外れる人が多いのは当然ですが、問題は外れる人は、多く応募していても全て外れるのに対して、当選した人は僅か10本程度でも全て当選っていうことです!

いわゆる「ランダム」な傾向が出るのが自然の筈ですが、結果は偏っているということです。

当選する人には応募したものすべてに当選が出るので、極端な言い方をすれば、個人的には100%の確率で当たったことに成ります。
その反面、外れた人は、当選確率0%です。
それも、当選した人よりも多く応募していてもです。

実は、このような話は私自身にも体験があります。
私がまだ嫁さんが居た頃の話です。
私の嫁さんは結婚した当時から、なかなかの「くじ運」の強い人でした。
嫁さんは紫微斗数の命盤では、命宮が「廉貞」です。
命宮が「廉貞の人」は三合派の教科書では「勝負師」とか、賭け事が好きなどと書かれています。
また、「一夜にして楼閣を築けば、一夜にして奈落に落ちる」などと書かれている古典書もありました。
それほど起伏が在るという意味でしょうけど、当たる時は凄いということです。
確かに嫁さんの実家の家族は全員、パチンコやくじ引きが大好きでした。
嫁さんも毎年、商店街の初売りに出かけては、「初売り福引き」を引いては商品を貰って帰って来ていました。
それも、当選が半端じゃあありません。
長女も一緒に出掛けて行っては、特賞、1等賞、2等賞など複数のトップの商品を当てて来ました。
商店のおやじさんに「宮崎さんの家じゃ、全部の商品かっさらって帰ったでぇ」と言われることがしばしばありました。
嫁さんから電話で「あんた! 車で品物取に来てよ」と言うので、迎えに行ったら、特賞は醤油の18リットル缶3本、1等賞は複数で18リットル清酒3本、さらにサラダオイル複数本といった具合に、とんでもないことが時々ありました。

私は、くじ運はまったくダメで、逆に10本の中に外れが1本入って居たら、必ずその1本の外れを引くことは当たり前でした。
しかし、嫁さんは当たるのはくじ引きだけではなく、自動車などにも時々当たって大怪我をして入院もしました。

よく当たる人は、気を付けてくださいね。

運勢と云う物は「不公平」になるようになっています。
いやいや、くじ引きだけで観れば不公平ですが、全体から観れば別のものに当たるので「公平」なのかも知れませんね。


二度あることは三度ある(これ本当です)



日本の諺にはいろいろ有りますが、次のようなものに聞き覚えがありますよね。

《二度あることは三度ある》
⇒ 同じようなことが二度続けてあったときは、続けてもう一度起こるものである。物事は、往々にして繰り返されるものである


《泣き面に蜂》
⇒ 泣いている顔を蜂が刺すということで、不幸・不運の上に、更に悪いことが重なることの喩え。


《弱り目に祟り目》
⇒ 困った時に重ねて不運に遭うこと。不運の上に不運が重なること。


《傷口に塩を塗る》
⇒ ただでさえ痛い傷口の上に塩を塗(ぬ)れば、沁(し)みて一層痛くなることから、悪いことの上に更に悪いことが起こって、辛(つら)さが増すことの喩え。


この手の諺を挙げれば限が無いほど多いです。
これらの諺は古人が長い経験から得た戒めですよね。
実は、これは本当の事です。
「何故か分からないけど、そういうことが有る」という経験の上から云われてきたことです。

私たちの存在するこの大宇宙は確固たる大法則の上に成り立っていると云えます。
当然、この大宇宙の中に存在する、私たちも、地球も、この法則の支配下にあります。

「偶然」ということは、この世では有り得ません。もちろん、あの世でも偶然は有り得ません。

「そんなことは無い」と反論したい方も居るでしょう。
「そんなことは科学的に解明されていないから有り得ない」と力説する人も居るかも知れません。

   科学的に解明されていない事は有り得ない⇒ 人間はあらゆる存在で優れていると考える、何も知らない愚か者。

人間なんて、この大宇宙の存在から見れば、顕微鏡でも見付けられない細菌以下の小さな存在です。
まして、この大宇宙の営みの時間から見れば、人間の一生なんて何千億兆分の一秒以下のような一瞬です。
その小さな人間が、この世界の全てが理解出来る訳が有りません。
井戸の中のカエルが死ぬまでの一生かかっても、外の世界を知る由も有りません。

科学や医学で解明できなくても、現象が在るのなら「何か有る」と思う謙虚な気持ちが欲しいものです。


さあ、話を戻しましょう。
「ある特定の期間に同じことが繰り返される」という現象は、古代から有ったということから、数々の諺が出来たと思います。

その現象の根源は「運」です。
つまり「巡る運勢」という波の影響です。
だから、運の良い悪いという波動を観ることが出来ます。

最初は、私も諺が言うように「同じことが繰り返す」ということは、単に戒めるために人が考え出した事と思っていました。

しかし、この「運命学」という世界に首を突っ込んでからは、同じ現象が、ある一定期間続くことに気付きました。
そして、今では統計的に理解しました。

最近、私の仕事上で起こっていることは、ここ一か月の鑑定依頼の傾向として、夫婦問題、恋愛問題です。
それだけではなくて、ご依頼の方の命盤に特徴的な一致が有ることです。

例を挙げれば、「夫妻宮」に【生年の化禄と化権】を持つ命盤が多いとか、命盤自体が同じ人? と思われるほど似ている鑑定が続いているとか、財帛宮に【化忌】を持つ方の鑑定が続くとかです。例を挙げれば他にも幾つもの同じ傾向が有ります。

このような事は、今回に限らず過去にも何度も起こっています。
こういう同じ命盤やご相談、お名前が同じとか続くと困るのは、御依頼者を取り違えやすく成って困ります。

Aさん、Bさん、Cさんのご相談内容がごっちゃ混ぜになり易くなってしまいます。しかも名前も同じとか、命盤も似ているとかでは本当に困ってしまいます。


このように同じことが続いて起こりますから、悪い事も良いことも続けて起こることになります。


何故、そうなるのか?
それは、そういう運勢が巡っているからです。
仕事運が吉運(月の運勢で)になると、その月は仕事がぞろぞろと入ってきます。一気に忙しく成ります。

年運で暇になると、その年は仕事が少なくパッとしません。
これが10年運(大限)ならば長い年月ですから、吉運なら良いですが、凶運ならその10年間は気を付けなければ成りません。
もちろん年の運勢で吉凶が有りますから、10年間が毎年同じでは有りませんが、基準が上下していますから底上げのレベルが変わります。

古人は経験的に、このような現象に早くから気付いていたという事と思います。
ですから、諺というものは本当の事です。

「二度あることは三度ある」
良い事ならいいけど、悪い事なら気を付けましょう。
今の運勢がそういう期間に入っているのです。

今がどういう運勢かは普通の人には分かりませんが、霊感の在る人や新・紫微斗数で診れば一目瞭然です。







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