2017年7月27日木曜日

自己成就予言

自己成就予言

「自己成就予言」って?
心理学の書籍によれば、アメリカの社会学者「ロバート・K・マートン」によって提唱された概念だそうです。
それはどういうことかといえば、ある人が「何か自分に起こるのでは」と思って行動することによって、本来は起こり得なかった筈の事になってしまった。というような事だそうです。

ここで重要なのが「起こるのではと思って行動すること」というところが重要です。

これって、スポーツ選手がよくやっているイメージトレーニングでも云えるのではないでしょうか。「自分は成功できる」とプラスの思考で体操の演技などを頭の中でイメージしながら、本当に演技が旨くいっている様子(動画風に)をイメージしながら演技のシュミレーションをすることと同じではと思います。

実際に多くの人を鑑定しても、プラス思考の人は人生も割合に旨く行っています。では大変な事や辛いことは無かったのか。といえば、そんな事はなく辛い体験もされています。でも立ち直りが早いのです。
マイナス思考の人は、一つの失敗をいつまでも引きずり、遠く過ぎ去った過去のことを延々と考えています。自動車の運転に例えれば、道路上の障害物にタイヤが乗り上げてしまって、大きなショックが有ったならば、運転しながら後ろを振り向いて、障害物を「何であの石ころが落ちているんだ!」といつまでも眺めている状態に似ています。障害物を眺めている間にも自動車はどんどん前に進んでいます。いつまでも後ろを振り向いていると、やがて自動車はセンターラインを越えたり、路肩に寄っていって、ついには対向車と正面衝突、あるいは路肩から転落。

こんなことも人生でもいっぱい起こりうるのです。
過ぎた失敗にいつまでもクヨクヨしていると、新しい問題を見過ごしてしまい、些細な問題でも大きな失敗につながってしまいます。そうすると、新しい失敗で更に大きな失敗を誘発するという循環が始まってしまいます。
このタイプの人は、一つの失敗が次々と失敗の連鎖を起こしやすいです。

こんなことを小さい頃からやっていると、そのうちに「私は何をやっても駄目、私はダメ人間なんだ」と思い込んでしまいます。
そうなると「自己成就予言」の法則で「私はどうせ失敗するんだ」、「私は何しても成功は出来ない」と思い込むようになり、自分が予想したように失敗を繰り返して行きます。

つまり、「自分は必ず失敗する」と思い込めば、必ず失敗するようになる訳です。

これってスピリチュアルの世界で言う「引き寄せ効果」と同じなのかも知れませんね。

実際に鑑定していて、このタイプの人は失敗が多く苦労しています。このタイプの人は「苦労が多い」、「運が悪い」と思い込んでいます。実際に命盤も自化が多く悪いです。

しかし、ここで朗報です。
このタイプの人に自化が多いという事は、「自化は後天的な現象」ですから、生まれ持ったものが悪いのでは有りません。自化や「必定」を一旦無視して宮を観て問題が無かったら、持って生まれたものは良好と判断して良いと思います。良いものを持って生まれているけれど、後天的な思考や行動で宮を悪くしていると解釈した方が、運命を改善するヒントに成ります。

先ずは、自分はマイナス思考に成っていないかをチェックして、もしマイナス思考ならば、プラス思考に成るための哲学を学ぶと良いです。哲学というと難しく聞こえますが、簡単なことです。

もし、こんな事で悩まれているなら、ご相談に載ります。



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2017年7月25日火曜日

生まれ持った運命のシナリオは有るけれど

生まれ持った運命のシナリオは有るけれど

私が生業にしているものは「紫微斗数」という生年月日と生まれた時刻の基本データーから、人の一生涯のシナリオを読み解く(分析)仕事です。これを一般には「命術」と云います。
占いのジャンルに入ります。ネットでは「エンターティメント」の分野に入ってしまうようですね。
エンターティメントって芸能人やアーティストと一緒なんでしょうかね? じゃあ娯楽産業?
私としては全く違う捉え方をしていて「命術」が娯楽だなんて「ふざけてる」と思っています。

もっとも私は占いと命術は分けて考えています。占いを正確に二分するならば「卜占」と「命術」に、さらには「相術」と分けてもいいかも知れません。

「卜占」は昔から馴染みのある「易」とか「タロット」他にもいっぱい有りますね。
これは、占う対象の基本データーは必要なく、何を知りたいのか念じて占うだけで良いのです。でも「断易」などは占う日のデーターは必要ですが。この「卜占」は難しいです。何が難しいかと言えば、スピリチュアルな感性が必須だからです。
昔から「当たるも八卦、外れも八卦」(違う言い方もされます)つまり、あまり正確でないという比喩ですよね。でもちゃんと正確に当てる人は正確に当てます。中には年中外してしまう人も居るようですが。

いっぽう、「命術」は、運勢を調べたい人の生年月日と生まれた時刻の基本データーを元に、一定の理論法則に則り一生涯の運命のシナリオを解析する方法です。これは、正しく理論法則を学んでいれば、誰が分析しても同じ結果が得られる(筈)です。
しかし、同じ命術でも理論法則が真逆の命術も、日本には存在しているようで困った事になってしまっているようですが。

とまあ、ここまではプロローグです。
正しい命術は、私の知っている範囲では、紫微斗数、インド占星術、西洋占星術、それと正しい四柱推命です。他の命術は学んで居ませんから、正しいのかどうかは判りません。

これらの命術を「占い」ということに私は少なからず抵抗が有ります。私の「占い」という概念は、小さい頃に草履を放り上げて、地面に落ちた草履が「裏なら明日は雨」、「表なら晴れ」、こういうのを占いと思っています。つまり当たりも外れも五分五分だからです。もっとも霊感の強い人がやったら100%的中かも知れません。

話を命術に戻しますが、命術では一生涯の運命の傾向を知ることが出来ます。

先日、複数のプロの占い師さんに、私を鑑定して頂く機会が有りました。
それは四柱推命と西洋占星術、さらにインド占星術の3つの命術で私の生年月日(1951623日、午前10時、山梨県生まれ [戸籍とは違います] )で鑑定結果を頂きました。
※何故、戸籍と違うのか? それは複雑な家庭の事情が有り親父が届け出たのがイイカゲンだったから。

さて、この3つの命術の鑑定結果はと言いますと、凄いです。3つとも正確に私を言い当てています。性格や様々な家庭事情、その他の事情もです。もちろん、私も紫微斗数で自分自身を鑑定しています。その結果とピタリと一致しています。素晴らしいかな命術。

唯一、違う所を言うならば、私が占いを生業にした頃からのシナリオは外れています。
もちろん、私が自分自身を鑑定した紫微斗数のシナリオとも違っています。
どの命術も晩年のシナリオは良いことは的中しています。しかし悪いことは、シナリオとは違っています。ならば、良いことは的中で悪いことが外れているのならラッキーですけど。

実は、この晩年の悪いことが外れて居るのには訳があります。
私はすでに紫微斗数の鑑定で自身の晩年の悪いシナリオを変えなければ成らないと強く思っていました。私の一番の悪いシナリオの原因は、自らの性格、思考傾向に有るからです。その悪い思考を真逆に変えたのです。といっても変えるのは容易では有りません。

変えるに十分な最悪な体験が有ったからこそ、問題の性格を変えることが出来たのだなあと思います。
これは誰にでも出来ることです。真剣にその気になれば。

『生まれ持った運命のシナリオは有るけれど』、それを、指を咥えて見ているだけでは駄目です。
変えることは可能なのです。超マイナス思考から、プラス思考へ。

このことから人生は好転し始めました。シナリオとは真逆にです。
命術では「こうなる」という鑑定結果が出ますが、それをアドバイスと捉えれば良いと思います。

ただし、簡単には変えにくいシナリオが有ります。それは「健康運と外出時の意外」です。
これは日頃から気を付けることと、これらの運勢の悪い時期には不調になりますから、いつも以上に健康管理や事故に遭わないよう周囲に気配りが必要です。

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2017年7月24日月曜日

災難を避けられない人

災難を避けられない人

的中率では抜群に抜きんでているのは欽天四化紫微斗数と新・飛星派の紫微斗数と思います。
「えっ! 新・飛星派って何? 紫微斗数に新旧が有るの?」
はい、有ると言ってもよいでしょう。
私は何年も前に34年かけて紫微斗数を学びました。しかし、いざプロに成って悩みました。命盤の解釈はまあまあ出来ても、今年は何に注意したらよいの? とか、人生で最高に仕事運や財運が廻る時はいつ? という問にはハッキリ言ってあやふやでした。もちろん星しか観ない三合派では、そういったことは判りません。仮に大吉なんていう判断が出来ても、そんなことは無かったりでした。
飛星という技術も有りましたが、それは宮の状態の善し悪しを判断する程度でした。そんな飛星法でも三合派より格段に優れていました。
三合派で「財帛宮は大吉ですねえ」なんて言われても飛星してみれば大凶だったりして、これはよくある話です。

問題なのは巡ってくる10年運(太限)や1年毎や月ごとの様々な吉凶が判らないことでした。
しかし、それは今では解決されています。飛星をして鑑定することには変わりは無いのですが、何処の宮から飛星して、何処の宮に四化星が入ったら、この太限は吉なのか、あるいは今年は凶なのか、果ては西暦何年の健康が悪いのかが判断できる飛星法です。

この飛星法にハッキリした名称が無いので「新・飛星派」とでも勝手に名付けています。
この方法を伝授戴いたのは、2013年芦屋の田中宏明先生からでした。この方法は日本には有りませんでした。2017年の今でも昔から紫微斗数を生業にしている方々は知らない方が多いのではと思っています。この方法に欽天四化の鑑定法を付け加えたら鬼に金棒と思います。

それでは、ここから本題に入ります。
こんなに的中させてアドバイスを得ても、行動に移せない、あるいは移さない。
来るべき時に開運、あるいは災難を避けることが出来ない。そんな人たちも居るということです。

それはどんな人達でしょう。

例えば病気の場合では、今が何も自覚症状が無いから行かない、占いなんて出鱈目と思っている。

あるいは、信じてもよいけど医者が怖いから、注射が怖いから。なんて、鬼も怖がる大男の男性もいらっしゃいます。
そして、頑として絶対に医者には行かない、といって運命の年月が訪れて発症。
具合が悪くて仕方ないので渋々と病院に行ったら「末期がんでステージ」、もう残念でした・・・。

でも、こういう人に限って死ぬと成ったらパニックで泣き叫ぶ訳です。頑として医者にも行かなかったのだから勇ましく死を受け入れればよいのに泣き叫んでしまうのは残念です。

病気以外にも、惚れてしまえば悪魔であっても言いなりになってしまう女の性も有りますね。
アドバイスなんて「馬耳東風」。いや違うかな、判っちゃいるけど辞められない。悪いこと、止めなきゃいけないと思うけれど、ついつい情事を重ねてしまう。最後には、どんでもないことに成ってしまった。なんていう事もあります。

更に言えば、こんな例も、一生涯掛けて食べる量の食べ物をせっせと食べ尽しメタボを含む肥満や成人病になってしまう人たち。そして短命と成り。
短命ならまだマシで、半身不随、寝たきりで、まだまだ残っている永い永い寿命を消化して行かなければならない、辛い長い余生。

私は老人介護の仕事も何年も就労させて戴いて多くの学びを頂きました。
まだ、60代、70歳代なのに暴飲暴食、不摂生が祟り寝たきり、半身不随に成られてしまった方々を多く見てきました。自由が効かない、骨まで観える寝だこ(褥瘡)で激しい痛みとの戦い、余命長いのに食べたいものは一切食べられない、ただただ生命をつなぐだけの食事。こんなで、後何十年生きなければ成らないのでしょう。

私は占いを知らなくても、こんな人生は送りたくないので、必要以上のことは欲しがりません。

今は先の事が分かる技を知り得たので、自然の摂理に則り生きて行こうと思っています。

自然に逆らわずという事と思います。とかく欲が突っ張ると自然に逆らうようなことに成ります。要注意ですね。

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2017年7月19日水曜日

福徳宮にご注意!

福徳宮にご注意!

紫微斗数では「福徳宮」は深層心理、あるいは奥深い精神性を診る宮です。その他にも健康面や先祖、非物質な側面を診る宮で重要な宮です。
この福徳宮の状態を数タイプの傾向に分類出来ます。

1)       標準的なタイプは生年四化も無く、主星が12個入り凶星の副星も無く、自化も無く、宮全体で星が24個程度の人。
2)       滅茶苦茶に星の多い人(58個)、生年四化も13個、自化も無く、副星の凶星は無い人。
3)       滅茶苦茶に星が多く、2)のように生年四化も有ったり、副星の凶星も有り、自化も多い人。
4)       主星は無しで、副星も無しか、吉の副星のみで、自化も無し、宮全体で星は04個程度の人。
5)       4)同様だけれど自化も多く、副星の凶星が有る人。

「天巫・陰殺」が同宮したり特定の宮にある場合も霊的感性は特別に成るようです。

以上ざっくり4タイプに分類してみますと、一概には言えませんが、2)、3)と4)と5)のタイプは精神性が強い傾向と云えます。
2)と3)は趣味や好きな事が多いか、シッカリしている傾向があると感じます。ただし、3)は精神面で問題が出やすいです。
4)は霊的感度が強いと感じますが、同時に問題も有ることが多いです。
2)と3)はスピリチュアルなものに興味を惹かれる傾向ですが、ノイズが多いというのでしょうか、そのままでは駄目ですが、精神性を研ぎ澄ませるようになれば感じやすいと思います。
4)と5)は星が無い(少ない)分、静か(ノイズが少ない)で僅かな霊的なものも感じやすい傾向があると気付きました。宗教家や霊的な事に関わっている人に多いようです。
この場合、副星の凶星が無しなら、優れた宗教家とか霊的に研ぎ澄まされている人でしょう。いわゆる悪霊の類には強い耐性が有るようです。
この逆で凶星の多い人は、悪霊が憑依しやすいと思ってもよいでしょう。大概、凶星の多い人は「短気、恨み、妬み、不満、悲観」などを持ちやすいようですので、そのような人は努めて心を前向きにして、マイナスな事に目を向けずに、少しでも良いもの、プラスになる思考を持つようにしたいです。誰かから些細なことを言われても非常に気にかかり、腹が立ったり、恨んだり、憎しんだりしやすいです。悪霊は短気、恨み、妬み、不満、悲観の心を好むそうです。つまり同類を求めているのでしょうね。

福徳宮が「破格」のように成っている人は、普通は鬱病になったり、引き篭もりや、自殺、または攻撃的になったり、時には人格が変わったように振る舞うこともあります。人生も奈落に落ちやすいですが、精神性を強めて悟りの境地に至るようになれば、破格を超越して雲の上の人ようになり、凡人は気付かない様々なものの見方が出来るようになります。こうなればもう悲観的な思考はしなくなり、浮世のゴタゴタの影響は受けなくなります。

鑑定に来られる人の中にも時々、このような方がいらっしゃいます。

実は私も福徳宮が破格で「来因宮」でもあります。人生の2/3は変な感じでして、マイナス思考の塊でした。しかし、この歳になり目が覚めたというか、一皮むけた? あるいは生まれ変わった、そんな心境になり、様々な浮世のことに影響されなく成り、短気、恨み、妬み、不満、悲観などのマイナス的な感情は消え失せてしまい、至福千年の境地に至りました。だからといって富豪になった訳でも有りません。日々清貧な生活ですが常に満足感が有り、不足を感じなくなりました。

是非、福徳宮に問題の有る方は「自力更生」をお薦めします。


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宮立命ブログは引っ越しをします。

Goo blog をご覧の皆様いつもご訪問ありがとうございます。 宮立命のblogはAmeba(アメーバ)blogで情報展開中です。 どうぞ、ご訪問をお待ちしています。 こちらのGoo blogは今回で更新を終了します。 宮立命アメーバブログは以下のAmeb...