本人でないと手も足も出ない事
ご相談に訪れる方で、御本人で無い方が来られることが時々あります。
御本人が来られなくても、人の一生の人生を詳しく調べることは、何処のどなたでも性別と生年月日と出生時刻、生まれた場所の市町村名さえ分かれば、かなり詳しく様々な事が分かります。
つまり、何処の馬の骨だか分からない人でも「性別と生年月日と出生時刻」さえ分かれば、その人の事が詳しく分かります。
ある意味、恐ろしいかもです。
だって、「性別と生年月日と出生時刻」さえ分かれば、性格、隠れた個性や特徴、健康状態、財運、仕事に対する考え方、様々な対人関係、異性との関係性、結婚に対する考え方、性に対する思考傾向、家庭環境、社会的な能力、移動に関する能力、指導力、協調性、特別な才能、破壊的な性格の有無、精神性の強さ、人に対する慈愛の程度、幼少期からのトラウマ、過去の様々な体験、未来に起こりうる様々な出来事など、このように様々なことが分かってしまう訳です。
このような情報が「性別と生年月日と出生時刻」から得られてしまうので、企業での社員募集に際して、面接の前の書類審査で合否が決められてしまうほどです。後は面接で最終確認をすればOKという訳です。
また採用後にも、どんな部署が向いているのか、あるいは必要な人材を書類審査の段階で決めることも出来る訳です。採用後に面接では分からなかった問題が出ることも少ないでしょう。
結婚相手を決める場合も、少し交際してOKなら紫微斗数で確認すれば良い訳ですが、ここはちょっと厄介です。何故なら、うっかり一度好きになってしまうと、その人が結婚には絶対に不向きと分かっても諦め切れないのが人間の厄介なところです。だったら好きになる前(一線を超える前)に紫微斗数で適否を調べれば好きに成らずに済みます。
かなり飛躍的なことを書きましたが、こんなことが実際に行われたら、それはそれは恐ろしい事です。
人権団体の人たちからも物凄いバッシングが有ると思います。
幸いにも、占いなどと言うものは、まだまだ市民権を得ることは有り得ないでしょうから、安心しています (^o^)
冒頭から話が大脱線しましたけど、本題に入ります。
ご相談に訪れる方が、御本人でない場合でも、問題を持っている方の情報は詳しく分かりますし、その問題の原因も分かるのですが、それを解決する手段が問題ということになります。
問題の御本人を取り巻く環境を変えるだけで済み問題ならば、御本人が来なくても周囲の人や家族が来て、問題解決への行動や対策で解決するでしょう。
しかし、ご本人の意思や考えを変えて行かないと成らない問題は、いくら周囲の人間が理解しても何にも解決につながらないのです。
問題解決に向かうための思考や行動を、その当人にアドバイス出来て、それを当人が受け入れられる人間関係が出来ていいる人ならば、鑑定結果のアドバイスを持ち帰って、当人に話して理解して貰えれば解決することも不可能ではないと思います。
でも、ご相談に来られる方が、当人とすでに溝が出来てしまっていたり、絶縁状態ならば、当人を動かしての解決は非常に困難です。
また、当人とは絶縁状態には成っていなくて、日常会話も出来る関係であっても、問題の当人が相談者の悩んでいる問題に、なんら悩んでいない場合も解決は難しいです。
何故ならば、相談者が悩んでいる当人の問題でも、肝心の当人は全く悩んでいないからです。当人にとって解決しなくては成らない問題も無いという事になりますから。
ややこしい言い方をしてゴメンナサイ!
例を上げれば、こういうことです。
ある若者が勤務先のことで、会社を辞めて引き篭もりになったとしましょう。
この若者は引き篭もりに成った後は、毎日自宅の自分の部屋で朝から夜までゲームに没頭して楽しくて仕方無かったという訳です。生活費は両親が衣食住を賄ってくれていますから、何ら困ることは有りません。両親はある程度、裕福ですから。
若者は引き篭もりになってから、毎日が楽しくて仕方ありません。
困り果ててるのは両親だけです。
こんな場合、両親が紫微斗数の鑑定に訪れれば、若者が引き篭もりになった理由も原因も、特定出来ますし、今後の推移も分かります。そのシナリオどおりに成っては困るので、両親は必死でアドバイスを聴きます。しかし若者の心の状態を変えて、引き篭もりに成る対人関係を改善しなくて成りませんが、若者が、その必要性をまったく感じて居ないのなら非常に厄介です。
こういうことは、やはり幼少期からの親子関係にも一因が有るものです。紫微斗数の命盤には、幼少期の履歴も視えるので対策は分かりますが、本人を動かすには、ご相談者さんと当人の関係修復に相当な忍耐と努力が必要になります。
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