2014年6月28日土曜日

オキシトシンとドーパミンの作用(紫微斗数の命盤と共通点が!)

NHKの「Eテレ}の番組に「サイエンスゼロ」という番組があります。
番組HP http://www.nhk.or.jp/zero/

先日放送の「愛情を司る オキシトシン」について、「紫微斗数」の命盤に類似性の有ることを発見しました。

オキシトシンとは、分娩を促すホルモンで、お産をした後に増えて、赤ちゃんへの愛情を増す働きをするそうです。それは、過去に研究され判っていたことだそうです。

最近の研究では、そのオキシトシンは、脳内にも作用し、人を好きになる、友好的な思考になったりする働きをしているそうです。
オキシトシンを豊富に分泌出来る人は、人間関係も良好で親友も多く、夫婦関係も良好という実験結果も得られているようです。

誰でも好きになるホルモンは、ドーパミンという物質だそうで、これは逆に浮気を助長する働きもするようですが、仲間意識の壁を作らず、派閥も作らず誰とでも仲良し出来る利点のあるホルモンで、オキシトシンは仲間意識を持ち、その仲間の中で友好関係を作れるホルモンだそうです。

したがって、オキシトシンは排他的な友好関係の構築に貢献するホルモンですので、浮気を防止し、パートナーへの愛情を強める働きがあるそうです。

仲良しという面では、どちらのホルモンも良い働きをしますが、ドーパミンは誰でも仲良しで、世界中の人と仲良し出来る利点がある代わりに、パートナー以外も仲良しになるんですね。

オキシトシンは、仲間意識の中での仲良し構築ですから、同じ国民、同じ仲間、同じパートナーといった関係での信頼関係を構築しますから、ある意味、世界中の人と仲良しとは行かない可能性があるようです。
一番良いのは、両方のバランスが取れてるのが良いのでしょう。
また、これらのホルモンの強弱は遺伝による所が大きく、少ない人は、人間関係でも苦労するし、離婚率も高いという調査結果があるそうです。
およそ、調査した40%の人が、オキシトシンの働きが弱く、人間関係や結婚生活で苦労しているそうです。

さて、ここで「紫微斗数」の出番です。
「紫微斗数」の命盤の、「兄弟宮と夫妻宮と子女宮、父母宮」は、オキシトシンの作用を受けていると感じます。一方、「奴僕宮と遷移宮」は、ドーパミンの作用を受けているのではと、感じます。
夫妻宮に「右弼」が、あったり、命宮に紅鸞あったり、貪狼や廉貞の人には、ドーパミンが強いとか。なぜかって? 異性との関わりが強いから・・・。
夫妻宮の良い人には、オキシトシンが強いのかも。

しかも、遺伝性ですから、生まれた時に決まってしまうのでしょうね。だけど、遺伝だけでは占い的には少し疑問も残ります。両親が人間関係が良好のタイプで合った場合、生まれた子供も同じかどうかは疑問が残るところです。

生年月日、出生時刻で偶然決まることは無いのだろうか?

いずれにしても、人間関係で苦労する人は、生まれた時の命盤にすでに現れていますし、良好の人も生まれた時に決まってしまいます。

だけど、朗報です!
実験の結果、オキシトシンは後天的に増やすことが可能だそうです。
その方法は、活動に参加して、人と合う時は同性でも「ハグ」したり、手を握ったり、楽しい会話をしたりすると、オキシトシンは増える体質に変わってゆくそうです。

一人で増やす方法もあるそうです。それは、映画や本を読んで、多く感動することで、オキシトシンが増えるという実験結果を得ているそうです。

つまり、積極的な行動から、オキシトシンが多く分泌されるように、脳内の変化が起こってくるそうです。
ですから、鑑定結果で人間関係が悪いという結果が出ても、良くする方法があるということです。
「命宮、兄弟宮、夫妻宮、子女宮、遷移宮、奴僕宮、父母宮」が悪くても、積極的に人と交わる行動で、人生を変えて行けると言うことです。

頑張りましょう。

今日は、「紫微斗数」の命盤を科学的な根拠から検証してみました。


紫微斗数での鑑定のご相談は:
http://miya.on.omisenomikata.jp/

2014年6月16日月曜日

自分のこと

生年月日、出生時刻で鑑定する「命術」は、出生の時刻がはっきりしていれば、どんな結果の命盤が出ようが、それがその人の真実の宿命と確信しながら鑑定を進める。

もし、鑑定しながら、命盤の人物と本人は違う可能性が疑われる場合は、出生時刻を前後させて、命盤を作成すれば、大体 本人と一致した命盤になる。

それは、命盤の命宮が変化するのは、一日の24時間を2時間毎に区切って命宮の位置を求める仕組みになっているからだ。
命宮が切り替わる時刻辺りで出生していると、前後どちらかの時刻になるので、産院などでの時刻の記録する時のタイミングで誤差も出るのでしょう。
また、人が生まれる時に一生の運命が決まるという訳であるが、そのタイミングはデジタル的ではないと思うのです。デジタル時計がカチンと数字が変わるのと違い、ジワ~と変化してゆくのではと思ってます。

ところで、この出生時刻が不明の場合は、一日のすべての命盤を作成し、その中から、一番ふさわしい人生傾向の命盤を本命とすれば良いのですが、時として判定しにくい場合があります。

それは、一日に命盤の種類は、全部で12種類出来るのですが、どの命盤を診ても似通ってる事があります。
命宮の位置と、命宮の星の様子で、数種類に絞れるのですが、その後が決められない場合がたまにあります。

実は、私も出生時刻が不明です。もしかしたら、出生の日にちも違うのではという疑問も捨て去り難いのです。母親が存命中に戸籍と違う日にちを口にしたことがあるので・・・。

父親はいつも身近に居ましたが、我が子のように抱いたり話しかけたりされなかったのです。
私自身も、中学生ぐらいまで、自分の父親を他所のオジサンという感覚で接していました。
互いに話しかけることもなく、幼少の頃から父親とは身近に居ながら縁が薄い状態でした。
また、夫婦仲も最悪で、今で言うDVでした。
中学生になった私は、母親に密かに離婚を勧めたほどですから、今更ながらに凄いことを言ったものだと思ってます。

今、晩年という時期になって思い返しても、私に愛情の欠片も与えてくれなかった父親ですから、出生の届けも、期限ぎりぎりの2週間目頃に届けられてることが戸籍謄本をみると解ります。
それは、果たして本当に生まれた日なのか? 期限過ぎての届けはマズイので、適当に期限ぎりぎりの出生にした可能性はあります。

当時は、出産は自宅で「産婆さん」という、助産婦さんが介助してくれたそうですから。

そんな経緯もあり、私は自分の宿命を占うのに自信が無いのです。
一応、それらしき生年月日と出生時刻を当てはめていますが、本当はいつなのか、未だに迷っているのです。

人様は鑑定しても、自分の未来を自信を持って鑑定出来ないです。

自分はいったい何なのか?

太陰星? 破軍星? いや巨門星? 
自信がありません。 でも、どれも波瀾万丈の命盤に変わりはないですが、どれでもいいけど。

宿命が私を尅すまで、し太く、ずうずうしく生きます。
そうしたら、それが私の本物の宿命、命盤が確定します。

2014年6月15日日曜日

ご夫婦、お二人の鑑定というのが、時々あります。時には一家全員分ということも。
そんな中でも、今日はご夫婦二人の命盤の話しです。

一言で言って、運命共同体と言える組み合わせが非常に多いです。
長く連れ添えば連れ添うほど、巡る年月日の運勢も同じように巡る。不思議ですね。

途中で、離婚や死別してしまう場合も、別れるまでは運勢と時期が一緒。

別れる時期も、日運までな合わなくても、太限や太歳などは非常に合致するです。

また、別れることによって楽になる側は、別れる時の運勢は吉運!
別れた後に、金銭的や住居などで不自由する側は、凶運で、その後の財運、田宅運が悪くなっているんです。

何組ものカップルを診てそう感じます。

子供も含めて4人家族などの場合も、別れた後の運勢の変化が命盤に出てます。それぞれ個人個人の命盤に。これって、後天的な運勢の筈なのに、オギャーって生まれた時に命盤は出来てしまう訳ですから。後天的って思えなくなってしまうんですよね。



生まれた時から、そうなる運命に、父さんも、母さんも、そして後から生まれた子供たちも・・・。

不思議な事がいっぱいの紫微斗数です。

だから、鑑定は興味深くのめり込んでしまいます。

何となく、家族全員の命盤を鑑定し、ストリーを読み取る時って、タロットのリーディングをしている感覚になってしまいます。

お客様の眼の前に、全員の命盤を並べて、「お父さんがこの時に不倫をして、お母さんが、それで夫婦関係を拒絶するようになって、その後、お父さんは家を出て、お金も入れなくなって、お母さんは働きに出て、この時期にはお金の苦労と、仕事運が辛い状況と出ていて、子供も、この時期から、家庭運の悪さが出始めますよね・・・」という具合に、ストーリーが出来てしまう。

ご相談者さんは、分りやすい、納得と。でも、まだ、説明したことは近未来のこと。

取り敢えず、夫婦仲を改善する努力をして、それでも、命盤のようになって行ってしまうなら、其の先が、お母さんには判っているから、早めの対策が始まる。職探しとか・・・。

しかし、夫婦仲が何故悪くなってしまうのかも、互いの命盤を並べて見ると判るのが、紫微斗数の良い所と感じます。

紫微斗数って何?

街に出て、若い人たちに「紫微斗数」っていう占いを知っているか聞きますと、ほとんどの人達は知りません。
紫微斗数を扱う占術家は、ネットなどを通じて「紫微斗数」という占いの理解を広めようと努力されています。日本では、まだまだ市民権を得られていない占術と感じます。

鑑定する側も、非常に相談者の生涯の傾向や事象の時期、その吉凶が手に取るように判る占術ですから、初歩から始めても比較的早く、鑑定できる域に達します。

秘伝と言われる「四化飛星」という技術や、巡ってくる年月日の運勢の事象やその吉凶も、「活盤」という考え方を理解して、その上に「四化飛星」の技を重ねあわせて鑑定することによって、まさに「恐ろしいほど」と言われるほどの的中率がある訳で、これが初心者でも数年で使いこなせるようになるのです。それ故に、古代から一般には公開せず、門外不出とされてきた占術の所以ではないかと思います。極端な言い方をすれば、占術に興味のある一般の人は、その気になれば「一億総占い師」なんていうことにもなるかも知れません。

そうなると、占いを仕事にしている人は、飯の食い上げになってしまいそうですね。
四柱推命は、命式自体はシンプルですが、そのシンプルの命式から人生の事象、時期、吉凶を読み取るのには、相当の研究心と経験を積まなければなりません。最低でも10年と言われる所以です。

四柱推命も紫微斗数も、生年月日の他に、「出生時刻」が必須です。正確には「出生場所」も必要です。占いの鑑定に必要な出生に関する時間は、「生まれた場所の時間」が重要だからです。
現在の社会では、お昼の12:00といえば、日本全国、北海道から九州まで、12:00ですよね。
NHKのお昼のニュースが、北海道と九州で時間をズラして放送開始していませんね。
しかし、人が生まれるのは、宇宙的規模のエネルギー影響下で、この世に誕生するのです。
つまり、地球上の様々な万物は、天体、地球の位置などの影響を常に受けている訳です。
特に、影響力が大きいのは、地球の一番近くにある「月」です。
その次が、地球の位置、太陽に向かって、どのような位置にあるかです。
汐の満引きは月の影響を強く受けています。珊瑚の産卵は「満月の夜」と生物学的に判っています。女性の「月経」は月の周期に酷似しています。その他、あげると限がありません。

と、言うことで生まれた瞬間、地球の位置、月の位置、その他の天体の位置関係は重要な要素になります。
様々な、宇宙のエネルギーはそれぞれの周期の波動ですから、バイオリズムと同じように複雑な周期の波の合成体で、生まれた瞬間の複雑な波形の、どの位置で生まれたかによって、その後の人生が、そのエネルギーの波動によって左右されて行くという考えが、生年月日、時刻で占う占術の基本的原理です。そういう占術を「命術」といいます。
そいういう占術には、紫微斗数の他に、西洋占星術、宿曜経、四柱推命、算命術などさまざまなものがあります。

一方、生年月日には関係なく、相談者が鑑定に訪れた瞬間の、「年月日、時刻」で占う占術があります。これは、あまり先の未来予測には不向きですが、差し迫った物事の判断には鋭い結果が得られます。これを、「卜占」といい、有名な心理学者のフロイトの共同研究者でもあった、ユングが提唱した「シンクロニシティー」を利用した占いです。

シンクロニシティーとは、「偶然に起こったことは、必然性があって起こった」という研究結果から提唱された言葉です。
卜占には、有名な、タロット、易などがそれに当たります。
また、卜占の分類に入るけれど、鑑定する時の、年月日、時刻を使うものに、九星日盤鑑定、奇門遁甲などもあります。

今日は、紫微斗数が属する占術は、いったい何なのかを簡単に記述してみました。

ホームページ:http://miya.on.omisenomikata.jp/

宮立命ブログは引っ越しをします。

Goo blog をご覧の皆様いつもご訪問ありがとうございます。 宮立命のblogはAmeba(アメーバ)blogで情報展開中です。 どうぞ、ご訪問をお待ちしています。 こちらのGoo blogは今回で更新を終了します。 宮立命アメーバブログは以下のAmeb...