街に出て、若い人たちに「紫微斗数」っていう占いを知っているか聞きますと、ほとんどの人達は知りません。
紫微斗数を扱う占術家は、ネットなどを通じて「紫微斗数」という占いの理解を広めようと努力されています。日本では、まだまだ市民権を得られていない占術と感じます。
鑑定する側も、非常に相談者の生涯の傾向や事象の時期、その吉凶が手に取るように判る占術ですから、初歩から始めても比較的早く、鑑定できる域に達します。
秘伝と言われる「四化飛星」という技術や、巡ってくる年月日の運勢の事象やその吉凶も、「活盤」という考え方を理解して、その上に「四化飛星」の技を重ねあわせて鑑定することによって、まさに「恐ろしいほど」と言われるほどの的中率がある訳で、これが初心者でも数年で使いこなせるようになるのです。それ故に、古代から一般には公開せず、門外不出とされてきた占術の所以ではないかと思います。極端な言い方をすれば、占術に興味のある一般の人は、その気になれば「一億総占い師」なんていうことにもなるかも知れません。
そうなると、占いを仕事にしている人は、飯の食い上げになってしまいそうですね。
四柱推命は、命式自体はシンプルですが、そのシンプルの命式から人生の事象、時期、吉凶を読み取るのには、相当の研究心と経験を積まなければなりません。最低でも10年と言われる所以です。
四柱推命も紫微斗数も、生年月日の他に、「出生時刻」が必須です。正確には「出生場所」も必要です。占いの鑑定に必要な出生に関する時間は、「生まれた場所の時間」が重要だからです。
現在の社会では、お昼の12:00といえば、日本全国、北海道から九州まで、12:00ですよね。
NHKのお昼のニュースが、北海道と九州で時間をズラして放送開始していませんね。
しかし、人が生まれるのは、宇宙的規模のエネルギー影響下で、この世に誕生するのです。
つまり、地球上の様々な万物は、天体、地球の位置などの影響を常に受けている訳です。
特に、影響力が大きいのは、地球の一番近くにある「月」です。
その次が、地球の位置、太陽に向かって、どのような位置にあるかです。
汐の満引きは月の影響を強く受けています。珊瑚の産卵は「満月の夜」と生物学的に判っています。女性の「月経」は月の周期に酷似しています。その他、あげると限がありません。
と、言うことで生まれた瞬間、地球の位置、月の位置、その他の天体の位置関係は重要な要素になります。
様々な、宇宙のエネルギーはそれぞれの周期の波動ですから、バイオリズムと同じように複雑な周期の波の合成体で、生まれた瞬間の複雑な波形の、どの位置で生まれたかによって、その後の人生が、そのエネルギーの波動によって左右されて行くという考えが、生年月日、時刻で占う占術の基本的原理です。そういう占術を「命術」といいます。
そいういう占術には、紫微斗数の他に、西洋占星術、宿曜経、四柱推命、算命術などさまざまなものがあります。
一方、生年月日には関係なく、相談者が鑑定に訪れた瞬間の、「年月日、時刻」で占う占術があります。これは、あまり先の未来予測には不向きですが、差し迫った物事の判断には鋭い結果が得られます。これを、「卜占」といい、有名な心理学者のフロイトの共同研究者でもあった、ユングが提唱した「シンクロニシティー」を利用した占いです。
シンクロニシティーとは、「偶然に起こったことは、必然性があって起こった」という研究結果から提唱された言葉です。
卜占には、有名な、タロット、易などがそれに当たります。
また、卜占の分類に入るけれど、鑑定する時の、年月日、時刻を使うものに、九星日盤鑑定、奇門遁甲などもあります。
今日は、紫微斗数が属する占術は、いったい何なのかを簡単に記述してみました。
ホームページ:http://miya.on.omisenomikata.jp/
紫微斗数は元々、的中率の高い命術です。しかし、的中率に云々し、それに終始してしまうのでは巷の占いと何ら変わらないものになってしまいます。 本当にご相談者様の立場になって考えるのなら。 悪いことを的中させない為には、どうするのか? 悪いことが起こる原因を命盤から探り、その原因を除去したり、対策を講ずることをご提案できる占い師を目指します。 問題の本質を探るためには最新の紫微斗数である【欽天四化】を駆使し、高度な飛星の技術を駆使してみなさまの幸せへの道をご案内します。 そのために分単位の鑑定を廃止しじっくりとご相談に載ります。 詳しくはホームページ内をご覧ください。 アメーバBlog:http://ameblo.jp/miya-ritumei/ ホームページ:http://miya-rithumei.com/
2014年6月15日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
宮立命ブログは引っ越しをします。
Goo blog をご覧の皆様いつもご訪問ありがとうございます。 宮立命のblogはAmeba(アメーバ)blogで情報展開中です。 どうぞ、ご訪問をお待ちしています。 こちらのGoo blogは今回で更新を終了します。 宮立命アメーバブログは以下のAmeb...

-
「来因宮」の意味は「前世未了の因縁を表す宮」である。 例えば、生まれつき(幼少期)から、特別な才能(芸術など)に優れていて、大人になる頃には社会で活躍し名声を博すなどしてる人が居る、その人は前世において、その優秀な才能を有し活躍をしたが、志半ばで夭折してしまった場合と云われている...
-
M子さんは、小さい頃から苦労が多く、自分の人生はいったいどうなってるのだろう…。と、悩み続け、最近は生きることへの自信を無くし鬱状態であったそうです。 M子さんの人生に何が起きているんでしょう。 どんな、苦労があるのでしょう。 M子さんの命盤を鑑定して、これから、どんなふ...
-
兄弟宮 --- 奴僕宮・疾疫宮 --- 父母宮・子女宮 --- 田宅宮、この 3 つのラインの宮 上記の宮をつなぐラインを、それぞれ「兄友線」・「疾父線」・「子田線」と呼びますが、これらに関係する宮に、「文昌」あるいは「文曲」が入っている命盤は、短命の方に比較的多く見...
0 件のコメント:
コメントを投稿