2015年11月29日日曜日

巡る運勢の波を利用する

巡る運勢の波を利用する
先日、居酒屋さんで一杯呑みながら、居合わせたお客さんと話しました。

還暦も過ぎた知らない男同士が一杯呑みながら話せば、取り留めもない話題から、やがて人生の話題になります。
勢いの良かった若い時代の手柄話から始まり、やがて波乱万丈の人生体験の話になっていきます。お客さんも、私も波乱では似た者同士のようでした。

違うのは、波乱に対しての受け止め方でした。

私は、どちらかと言うと小さい頃からマイナス思考でした。
物心付いた時から両親は毎日喧嘩、両親が取っ組み合いの喧嘩、プロレスや柔道では無いのだから34歳の私にとっては、何と表現してよいのか大変に複雑な気持ちで有り、悲しいことでした。その取っ組み合いの喧嘩にお爺さんが止めに入って、最終的には三人三つ巴で家の中を所狭しと跳びまわるのですから、自分で言うのも何ですが、大変に心は傷つきました。それが年中ですから、親父さんは怖い他所のおじさんの何者でもなかったのです。

それが原因だったかどうかは分かりませんが、小さい頃から私はマイナス思考でした。
さらに小学校に入学して、担任の先生を困らせた「多動、集中力の欠如」でした。
今で言えば「アスペルガー或いはADHD」ではないかと思えるような傾向を持っていました。
そんな傾向を持って大人に成長していった私は、社会に出ても苦労することも多かった訳です。人生の大半の20歳~50歳半ばまでやりこと成すこと裏目に出ることが多かった訳です。
そんな話を、酒の肴に話していたら、相方のお客さんも「いや~、俺も同じだやあ~」と、何が同じかって?
若くして独立自営して、30代、40代で一番勢いが良かったんだよな~。と、だけど、その後離婚して、儲けた財産貯金も家も土地も、みんな嫁さんにくれて来たんだあ。と、しかし、いたって暗くない。
私は、「そりゃあ大変だったでしょうに?」
そこで、私は占いの話を始めた。
お客さん曰く、「占いは、俺は信じないから」
私「でも、折角、頂点までも登りつめたのに、結局はみんな失ってしまった訳ですよね」
お客さん「別に失ってなんかいないさあ」
私「え~、でも稼いだ物は、くれてきてしまったんですよね?」
お客さん「みんな、くれて来たよ。でも、別れた嫁が商売繁盛で今も、どんどん稼いでいるよ」
私「別れた嫁さんは今も稼いでいても、お客さんには1円も入らないんでしょ?」
お客さん「そりゃそうさ、俺には入らない」
私「それじゃあ、お客さん何か仕事をして稼がなきゃあならないですねえ?」
お客さん「そうだなあ、何かしなきゃあ」
私「そういう時に、占いで、今、何が出来るのか観ればいいんだよ」
お客さん「そんなもの当てにしなくたって、俺は何か出来るよ」

そうかあ~。こういう考えの人も居るんだなあ。
困窮していたって、何とかなると考えられる人。
私は、羨ましいと感じました。こういう人に占いは必要ないようです。
ちなみに、生年月日、出生時刻などお聞きしたら「命宮は天機・天梁」でした。
密かに命盤をスマホで出しました。命盤に「生年四化」以外はほとんど無しでした。
まあ、一見、良い命盤でした。この先も一旗上げそうです。

いいなあ、私の命盤は、自化も流出も沢山有ります。賑やかな命盤です。
さらに「AA」や「BB」も有りますしね。至り尽くせりとは、こういうことですね。


やはり、宿命は、人の考え方も変えるんですね。

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2015年11月25日水曜日

こんな相性を知っていますか?

こんな相性を知っていますか?

芸能界の結婚に関して、下積み時代に苦労を共にし合った仲良しの夫婦が、いよいよスポットライトを浴び、売れなかったのにヒットし、一躍スターとなり困窮の時代に別れをつげ、夫婦の生活は一気に楽に成ります。
ネズミも走り回る安アパートから、高級マンションへ住まいも変わる。

ところが、そんな頃になると、夫婦には離婚のスクープ。

あれほど、下積み時代に助け合い苦労を共にしたのに、何故?
今から、二人で豊かな生活を共有でき、困窮から開放された至福を謳歌できるのに
二人の関係は、どうなってしまったんでしょう。

結果的に二人は離婚、そしてスターとなって別の異性と華々しく結婚披露。
こんな話題を時々耳にします。

この関係の相性ってどんな関係でしょう。

ハイ、そうなんです。こういう相性の関係って有るんです。
そもそもの、この関係の出会いは、「片方が必ず運の悪い最悪の時」に出会っています。
片方が困窮していたり、人生のどん底で苦しんで居る時に、もう片方が助ける形で出会いが起こり、そして関係が良好に推移します。しかし、やがて困窮していた方の運が向上し始め、安定が訪れるのです。この関係の出会いは必ずそう成る筈です。

しかし、この関係の問題は、これから始まるのです。
出会ってしばらくしてから、スーッと悪い部分が消えて安定が訪れるのです。しかし、この安定は思わぬ方向へ人生の方向舵を切るようになって行ってしまうのです。

安定が訪れた後、一緒に居ると運の伸びが止まってしまうのです。
そればかりか、困窮時代に助けられた側が、社会から脚光を浴びたり、収入が向上したり、活躍出来るようになり、助けた側が従う関係に成ると一気に様々なトラブルや関係性の破綻が訪れ始めるのです。
つまり、ある「主従関係」の上に良好の出会いが合ったのですが、この関係が崩れてしまうと、関係は悪化していってしまいます。
とても、厄介な関係です。もし、関係が長続きするなら、いつまでも困窮している側は困窮していなければ成りません。しかし、助ける側も、いつまでも助力は労力的にも精神的にも続けられません。必ず別れが訪れる関係なのです。とても皮肉な関係なんですね。


唯一の回避策は、助力に成る側が困窮している側の成功と安定を心の底から喜べる寛大な心が必要です。そのためには「神信心」を通して本当の「神理」を学べる機会に出会えると幸せです。

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2015年11月24日火曜日

助けてと言えなくて~女性たちに何が~

助けてと言えなくて~女性たちに何が~


NHK クローズアップ現代」へのリンク

救急医療の最前線に今、異変が起きている。「貧困」や「孤立」といった社会的問題を抱えた女性たちが運び込まれるケースが急増しているのだ。非正規雇用や離婚などによる経済的困窮、今年、過去最多の5万9千件を記録したDV。社会で孤立し、SOSを発することもできず、命さえ危ぶまれる段階になってようやく医療とつながる女性たちの姿がそこにはある。番組では、年間およそ1万5千人の救急患者が受診する杏林大学医学部付属病院高度救命救急センターに密着。現状をルポするとともに、様々なセーフティネットからこぼれ落ちた女性たちをどう支えればいいのか。(NHK番組HPより)

「自死」経験者でなければ判らない心の内側。
最悪の時でも「一言」ご相談お待ちしています。

「ゲートキーパー」とは自殺しようとする人に耳を傾け救いの手を差し伸べることです。



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2015年11月20日金曜日

紫微斗数で診る一生涯の運勢

人は生まれてから死ぬまでの間に、成長し、様々な出来事に遭遇します。
その出来事には、嬉しいこと、悲しいことが有ります。

紫微斗数占星術では、人の寿命は幾ら頑張っても、125歳ぐらいが限度とされています。他の占いでも寿命は、125歳ぐらいとされています。

現代の医学でも、125歳ぐらいと言われています。

しかし、実際に125歳まで生きられる人は稀です。
人の寿命というのは、人それぞれです。そして、普通は誰にも寿命は知ることが出来ません。唯一、占いによって推測することが出来ますが、滅多なことでは寿命を教えることは致しません。

ただ、巡る年月の運勢の中で、命に関わるような災難や病気に罹り、非常に危険であるという時期を予防という意味で、お伝えすることは有ります。

未来の事が判るというのは、とても不思議な事であり、科学でも解明されていない事です。しかし、多くの先達の老師たちによって、研究され検証され、多くの鑑定データの蓄積により、理論の裏付けがされ、確率的にも立証され、未来の出来事の現象と時期までもが予測出来るようなったのです。

なぜ、科学でも解明出来ない、そのような理論が数千年も前に出来たのかは、不思議な事としか言いようがありません。

「神様の公式」とも言える、占いの理論を人間は、ずっと解読してきました。元々、人間が考案した物ならば、もっと解りやすく解説されて、伝承されていい筈ですが、現実には、そうでは有りません。多くの研究者によって理論の解読が続けられて来たのです。私論ですが、もしかしたら占いの理論は、人間が考案した物では無いのかも知れません。

続きは ↓

http://miya-rithumei.com/ryunen.html

2015年11月13日金曜日

Skype は便利でした。

Skype は便利でした。



Window には、スカイプというソフトが標準でインストール出来るようになっていました。
Windowのアップデートでの「更新プログラム」の中に含まれていて、いつでも無料でインストールが出来るようになっています。
私は、そのようなソフトが有ることは知っていましたが、あまり必要性を感じなく、スマホのLINEをパソコンでも使えるようにして、鑑定された方のアフターフォローに使用していました。

しかし、つい最近、友人からスカイプを薦められ、インストールしてUSBカメラも接続して、その便利さに驚きました。
費用も格安で設備出来ました。
USBカメラは少し性能の良い物にしましたので、¥13000、マイク付きヘッドホンは¥1000ほど、合計14000で完了でした。アマゾンで夜に購入しましたけど、翌日には配達されました。




使ってみて、音声も明瞭ですし、相手の声も普通に話して良く聴こえます。
カメラ動画も机上の書類の文字が、通話相手に読み取れるんですね。
カメラは必要に応じてハンドカメラにも成りますし、スタンドで固定するのもワンタッチ。
さらに、シャッターボタンが有るので、動画中継以外にもスチール写真も撮影しパソコン内へ保存されます。
もちろん動画として録画も出来ます。
スカイプは通話をしながら、必要に応じてワードやエクセルなど、また画像のファイルも送信出来るとは驚きました。



紫微斗数の命盤作成ソフトの設定方法をカメラで、パソコンモニターを映しながら、マウスの動きを相手に見せながら操作方法を音声と同時に説明アドバイス出来るのは、非常に便利と感じました。

スカイプを使えば、講義も簡単ですね。マンツーマンの講義Lessonが可能です。


占い師もIT技術に詳しくなければ、置いてきぼりになってしまうと感じました。

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2015年11月11日水曜日

紫微斗数の命盤を精査して行くと・・・

紫微斗数の命盤を精査して行くと・・・

私がまだ5歳頃の話です。
私は、45歳の頃の記憶がハッキリ映像となって覚えて居るのです。
当時の母親の若かった顔や一緒に風呂に入った時の母親の姿も生々しく記憶に残って居るのです。一緒に連れて行って貰った遠い親戚の場所や風景も絵画に描けるほど記憶に鮮明に覚えて居ます。有りとあらゆる当時の映像が動画として頭の中に有るのには、自分自身でも驚きます。人の話では、そんな小さな頃の事は、まったく思い出せないという人も少なく有りません。

そんな記憶(動画・音声有り)の一つにお爺さんが街の時計屋さんから、当時は高価であった目覚まし時計を家族それぞれに3台買ってきてくれました。

親父に一つ、お爺さん用に一つ、家族全員用にコタツ間に一つ。

まだ4歳程度であったのに神秘的な物には異常に興味の有った私は、その不思議な装置が気になって仕方有りませんでした。
毎日、両手で持って「カチカチ」という秒針の音を聴き、細い針が音とともに移動してゆく様は不思議でした。そして決めた時間になると「♪リリリーン」とけたたましく鳴るベルの音。

日に日に興味は渦巻き、ついに幼心に決心をしてしまいました。
家は農家でしたから、朝ご飯が済み、一段落すると一家全員畑や田んぼに出かけて行きお昼までは誰も帰って来ません。
神秘的な欲求への誘惑に負けた私は、親父の寝室に置いてある目覚まし時計を、そっと持ちだすと、家の裏に行って分解をしようとしたのです。
分解は簡単には出来ません。何処から分解し始めて良いのかも解りません。
それでも、いろいろひっくり返しながら眺めていると、ネジが有ることに気づいたのです。そして、それに合うネジ回しなどの工具の有る場所を知っていましたから、工具を取りにお蔵の中に入りました。親父は農業の傍ら大工でも有りましたから、ネジ回しなどの工具も大工道具と一緒にお蔵に仕舞ってあります。
普段、親父は絶対に大工道具に私を近づけさせません。ちょっとでも手を触れようとすれば大声で怒鳴ります。父親は怖い、同居してる伯父さんでした。(当時はそう思っていた)
そんな禁断の工具を持ちだして来るのですから、見つかったら殺されると、子供心に思いましたが、神秘の誘惑の方が勝ちました。殺されても時計の中が見たかったのです。

まだ4歳程度ですから、工具が有っても簡単には分解は出来ません。全部バラバラにするのに三日間ぐらい掛かりました。分解途中の時計は紙にくるんで裏の畑の土の中に埋めて置きます。翌日にまた家族が留守になったら掘り起こし続きを分解するのです。
分解しながら、まだ動き続けてる時計は神秘そのものでした。小さな歯車や大きな歯車がコチコチという音と一緒に動いています。無数の歯車が噛み合って連動している様は、大変な事をしてしまった事など、すっかり頭から飛んで消えさせていました。

分解しながらも、どんな仕組みになっているのか観察していたのですね。
分解が進んで行くと、やがて時計は動きを止めてしまい、音もしなく成りました。
まるで、人が死んだみたいに。
死んでしまった時計の分解は、まだまだ進みます。
やがて、丸い目覚まし時計は、金色に輝く無数の歯車とブリキの丸い胴体、皿のようなガラスと、夜光塗料の付いた不思議が光を放つ長針と短針、秒針になりました。
無数の歯車の中でも、一際大きい歯車をポケットに一つ忍ばせ、残りは紙にくるんで、また畑の土の中に埋めました。

さあ、親父の時計が行方不明になってから家族は、何処かに置き忘れたのではないかと、家の中を探し回っていたようですが、幼子の私には関係が無いと思ってか、何も聴かれませんでした。

最初に親父の時計を分解し、あの怖い伯父さんの時計ですから命がけなのに、恐怖心は何処かに飛んでいっていました。

それから、一週間も過ぎたでしょうか、またもや分解したいという誘惑がモヤモヤと湧いてきて、抑えることが出来なく成りました。そして遂に敢行、次のターゲットはお爺さんの時計。

今度は要領が判ってきたので簡単に分解が出来ました。また大きな歯車を一つポケットに入れて、残りは畑に埋めました。

さあ、家族は大騒ぎ、今度はお爺さんの時計が消えた。変だなぁと、みんなで家中を探しますが見つかりません。留守中に泥棒が入ったのか? と皆なで様々な意見が出ていました。
私は、何も知らない顔をしていました。

そして、今度はコタツ間の時計が消えました。

さあ、家族は、これはタダ事でないと一大事の事件となりました。
でも、時計は何日探しても、何処からも見つかりませんでした。

その筈です。三体とも畑の土の中で眠っていますから。


それから数日、親父が庭で新築の家の木材を刻んでいました。その近くで何気なく遊んでいた私が、小さな金色のコマを回して遊んでいました。

親父はふと見たそのコマは不思議な形をしていたのです。よく見れば小さな歯車です。

親父の脳裏には、ピ~~~ンと来たのでしょう。
「時計だ!」
さあ大変です。火の着いたように烈火の如く怒り狂って迫って来たのを覚えています。
まあ、その後は大変なことに成りました。ご想像にお任せします。

ここからが本題です。
時計の構造を知った私は、大小すべての歯車は、すべて重要な役割を持っており、すべての歯車は何処かで必ず、すべての歯車に繋がって連動して動いているということです。
しかも、それらの無数の歯車の動きは、それぞれに個別の速さで動いていますが、決して勝手な動きをする歯車は皆無という事です。

この構造仕組みと「紫微斗数」の命盤は同じ構造仕組みに非常に似ているということに気付きました。
命宮を中心とし、12の宮が有り、それぞれの宮には様々な星が入り、四化という理論で飛星という事も起こります。それらは勝手に偶然に関連し合っているのでは無いということです。時計が設計図から組み立てられ完璧な動きをするように、人の「紫微斗数」の命盤も産まれた時刻に設計図に基づき完璧に組み立てられている、と言うことです。


命盤を精査していると、その無数の星、12の宮が連動していることに気付くようになりました。本当に不思議な事です。神様の成せる技と感銘する次第です。

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2015年11月4日水曜日

女性は離婚後に、すぐに再婚出来ない法律。

女性は離婚後に、すぐに再婚出来ない法律。

今朝のNHKニュースで、「女性は離婚後にすぐに再婚出来ない」という法律が有るが、この法律、いま検討され始めていると言う。
そもそも、この法律の根拠は、女性が離婚後に直ぐに再婚して、10ヶ月以内に出産した場合に、産まれた子供は、離婚した夫の子供か、再婚後の子供か、の区別がつかない時代の遺物ということですね。
今は医療科学が進歩して「DNA分析」は100%近い確率を得ることが出来るようになりました。親子の可否の判断は的確に出来ます。したがって、この法律はナンセンスになってしまったのです。

このような「DNA分析」が出来るように成ったのは、つい最近のことです。

しかし、不思議や不思議。「紫微斗数」という命術では、親子の可能性の可否を「命盤」という鑑定用のホロスコープに診ることが出来るのです。紫微斗数は何千年も前に出来た占いなのに、本当に不思議や不思議です。
両親と、その子供の命盤には特別な共通性が多く観られます。

鑑定時に応用するのが、親の出生時刻が不明な場合、子供の命盤と親の配偶者の命盤を精査して共通性を観て、片方の親の「命盤」を特定することがよく有ります。
また、この逆も有りです。

私自身も三人の男兄弟の末っ子ですが、何故か他の二人の兄たちとは何処か違うものを感じていました。もちろん戸籍上には何の違和感も有りません。しかし、物心付いた頃から父親は毎日身近に居たのに、親子の感情も無かったし、実際にスキンシップも皆無でした。
二人の兄たちは、そうでも無かったようですが。

紫微斗数の命盤で観ると二人の兄は父親と共通性が有ります。私には全く有りません。
母親と三人の兄弟は共通性が有ります。ですから母親は共通ですが、父親は私とは異なる可能性が有りました。

それが明らかにされることが起こりました。
母親が90歳近くになり介護施設に世話に成るようになって、私は頻繁に面会に行っていました。父親は私が最後まで看取りましたが、母親は長寿でした。

後に残った母親は認知症も起こさず、面会時には母親の昔話を、私からせがんで聴かせて貰うのが習慣のようになっていました。
母親が始めて嫁いだ先の事から始まり、その後、様々な出来事が有り、離婚し、再び再婚して、現在の私が産まれるまでの、永い永い物語です。若い頃の記憶を辿るというのは、介護で言う「回顧法」でも有りました。その回顧録のクライマックスで私の出生の秘密も明らかになりました。母親は私以外には誰にも話していない事です。母親は最後まで自分の心の中に閉まってあの世に逝くつもりでいました。もちろん私の兄たちも知らない話です。

私はその話を聞いた時にはショックは有りませんでした。むしろ逆に「やっぱり、そうだったのか」と納得して、ある意味ホッとしました。

そして、物心付いた時には、すでに冷ややかになっていた父親とは逆に、私を自分の子供のように可愛がってくれた祖父のことが、よりいっそう愛おしくなりました。

母親がそのような事情に至るには、私自身も同情する大きな事情が、家庭内に有ったのです。
父母は、私が物心付いた時には大変に仲が悪く、劣悪の家庭環境で育ちました。

祖父亡き後に、私が中学生の頃、私は母親に離婚を薦めました。
中学生の息子が母親に離婚を薦めるのですから、幸せなご家庭の人々には、その断末場を想像出来ないでしょう。
しかし、幾ら離婚を薦めても、生活ということを考えれば耐える方を母親は選択したのでしょう。

私は三男でしたが、紫微斗数で観るとたとえ末っ子で有っても「長男の役目を果たす」宿命でした。実際に両親を看取りましたし、私に冷ややかな父親では有りましたが、最後まで看取り喪主もやりました。兄たちと葬儀の日には一悶着有りましたが。

しかし、今となってみれば、それで良かったとつくづく神様に感謝して居ります。
仏壇の位牌となった父親に、今では「さぞ辛い人生であったのだろう」と慰めの言葉を掛ける日々です。

紫微斗数の命盤で観る父母の人生は波乱万丈、苦労するために産まれて来たんだと感じます。二人の父母の人生を検証すれば、最初から人に優しく、腹を立てず、自分の我ばかり通さず、相互理解があれば辛苦の人生には成らなかったと感じます。
まさに「神理」の行いから外れた生き方をしていました。

命盤のストーリーがそうで有るように、不幸は自ら招いていたと感じます。
父親には5人程の妹たちが居ましたが、それぞれ苦労して、長男である父親を頼ってよく実家に来ていました。その妹達の面倒は父親はよく看ていました。
それほど妹達の面倒を看たのだから、何か徳積みが有ってもよかったのに。しかし、その一方で人を虐めたりしていては、折角の徳積みも帳消しに成るんでしょうね。
やはり、紫微斗数の命盤は「台本」なんだなあって、改めて感じます。

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宮立命ブログは引っ越しをします。

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