巡る運勢の波を利用する
先日、居酒屋さんで一杯呑みながら、居合わせたお客さんと話しました。
還暦も過ぎた知らない男同士が一杯呑みながら話せば、取り留めもない話題から、やがて人生の話題になります。
勢いの良かった若い時代の手柄話から始まり、やがて波乱万丈の人生体験の話になっていきます。お客さんも、私も波乱では似た者同士のようでした。
違うのは、波乱に対しての受け止め方でした。
私は、どちらかと言うと小さい頃からマイナス思考でした。
物心付いた時から両親は毎日喧嘩、両親が取っ組み合いの喧嘩、プロレスや柔道では無いのだから3~4歳の私にとっては、何と表現してよいのか大変に複雑な気持ちで有り、悲しいことでした。その取っ組み合いの喧嘩にお爺さんが止めに入って、最終的には三人三つ巴で家の中を所狭しと跳びまわるのですから、自分で言うのも何ですが、大変に心は傷つきました。それが年中ですから、親父さんは怖い他所のおじさんの何者でもなかったのです。
それが原因だったかどうかは分かりませんが、小さい頃から私はマイナス思考でした。
さらに小学校に入学して、担任の先生を困らせた「多動、集中力の欠如」でした。
今で言えば「アスペルガー或いはADHD」ではないかと思えるような傾向を持っていました。
そんな傾向を持って大人に成長していった私は、社会に出ても苦労することも多かった訳です。人生の大半の20歳~50歳半ばまでやりこと成すこと裏目に出ることが多かった訳です。
そんな話を、酒の肴に話していたら、相方のお客さんも「いや~、俺も同じだやあ~」と、何が同じかって?
若くして独立自営して、30代、40代で一番勢いが良かったんだよな~。と、だけど、その後離婚して、儲けた財産貯金も家も土地も、みんな嫁さんにくれて来たんだあ。と、しかし、いたって暗くない。
私は、「そりゃあ大変だったでしょうに?」
そこで、私は占いの話を始めた。
お客さん曰く、「占いは、俺は信じないから」
私「でも、折角、頂点までも登りつめたのに、結局はみんな失ってしまった訳ですよね」
お客さん「別に失ってなんかいないさあ」
私「え~、でも稼いだ物は、くれてきてしまったんですよね?」
お客さん「みんな、くれて来たよ。でも、別れた嫁が商売繁盛で今も、どんどん稼いでいるよ」
私「別れた嫁さんは今も稼いでいても、お客さんには1円も入らないんでしょ?」
お客さん「そりゃそうさ、俺には入らない」
私「それじゃあ、お客さん何か仕事をして稼がなきゃあならないですねえ?」
お客さん「そうだなあ、何かしなきゃあ」
私「そういう時に、占いで、今、何が出来るのか観ればいいんだよ」
お客さん「そんなもの当てにしなくたって、俺は何か出来るよ」
そうかあ~。こういう考えの人も居るんだなあ。
困窮していたって、何とかなると考えられる人。
私は、羨ましいと感じました。こういう人に占いは必要ないようです。
ちなみに、生年月日、出生時刻などお聞きしたら「命宮は天機・天梁」でした。
密かに命盤をスマホで出しました。命盤に「生年四化」以外はほとんど無しでした。
まあ、一見、良い命盤でした。この先も一旗上げそうです。
いいなあ、私の命盤は、自化も流出も沢山有ります。賑やかな命盤です。
さらに「A-A」や「B-B」も有りますしね。至り尽くせりとは、こういうことですね。
やはり、宿命は、人の考え方も変えるんですね。
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