ご質問から(数人で乗り合わせた車の大事故など全員の運命は同じですか?)
鑑定中に次のようなご質問を時々受けます。
■ご質問
時々ニュースなどで車の事故の報道を見ますが、加害者と被害者、あるいは高速道路などで走行中の車が大事故を起こし全員が亡くなるような場合、乗り合わせた人たちの運命は同時期に亡くなるようなシナリオが紫微斗数の命盤に現れているんですか?
もし、全員に現れているのなら、生まれた時にすでに、加害者も被害者も、乗り合わせた人たちの運命も決まっているということですか?
■回答
はい、そういう可能性が有ると個人的には感じています。
まだ私は、墜落した飛行機や、バスの大事故などに乗り合わせた人たちを鑑定した経験は有りませんが、家族の災難や事故という場面では幾例も「運命共同体」をいう現象を鑑定し体験しています。
家族でドライブ中に事故に遭った場合など、乗り合わせた家族を鑑定して、同じ時期に事故や災難の象意が有りました。家に残っていて事故に遭わなかった家族には、本人の身体的災難は現れていなくて、家族、父母、兄弟姉妹の凶意として現れていました。
事故の当事者には身体的凶意、寿命に関わる「福徳宮」や「六線法(災難、生死などを診る方法)」で命盤に現れていました。
注)六線法=宮位之陰陽而産生六線法の事
また、夫婦間では、例えばご主人に重大な問題(死亡)などの発生がある場合にも、当然ご本人の命盤には、病気、事故など落命するような場合には、その象意が強く現れています。
また、その影響を大きく受ける妻(配偶者)の命盤にも、ご主人が亡くなる事による様々な影響が、同時期に妻の命盤に現れています。
具体的に、どのような現象が妻の命盤に現れているのか例をあげますと、ご主人が亡くなることによって、夫婦間の絆が絶たれる意味で、「流年夫妻宮」が大凶。他方、亡くなってしまうご主人の夫妻宮は「吉凶無し」。
ご夫婦揃って「流年夫妻宮」が大凶の場合は、離婚(双方が不快な思いで別れるから?)が多いです。余談ですが次のような例も有ります。
ご主人が病や怪我などで倒れ治療や介護される場合は、ご主人の「流年夫妻宮」が吉、妻の「流年夫妻宮」は凶、ということも多いです。
これって、ご主人にとっては面倒を看てくれる奥さんに感謝の気持ちが出るということと解釈しています。妻の方の「流年夫妻宮」が凶なのは、ご主人の面倒を診ることが辛い状況などの場合と感じます。
ただし、夫婦関係が日頃から宜しく無い場合には、この限りでは有りません。
このように、紫微斗数には「感情」も現れると云えます。
その「感情、心理状態、精神状態」を診る宮が「福徳宮」ですから、元々「紫微斗数」では感情面も判断出来る命術であると云えます。
話を元に戻しますが、ご主人が亡くなって、その影響が妻に及ぶ象意として、生命保険の受取ということも妻の命盤に現れて居ますから驚きです。専業主婦で収入の無い妻が、「流年財帛宮」が大吉という場合も非常に多いのです。中には逆に凶になっている場合が有り、その場合には、ご主人が生命保険に入っていなくて、加害者の居ない自分の過失の死亡だったりします。
当然、死亡するご主人の命盤では、仕事上の苦労で病に倒れたり、病で仕事が出来なくなったりする場合には、「流年官禄」も大凶だったりします。もちろん「流年疾疫」や「流年福徳」が大凶の例が多いです。「六線法」も該当しています。
このような、状況をご夫婦の命盤から発見し、その到来時期がまだ先でしたら、当然、その時期には行動に注意を要すること、生命保険に加入する事、健康診断(時には人間ドッグ)の受診を強くお薦めします。
このような状況が「欽天派の絶対論の必定」である場合には、避けるためには、何か代償を負わなければ成らない場合も多いです。
その代償も簡単には出来ないような場合が多いです。余程の強い意思と覚悟が必要な場合が多いです。
例えば、相当な地位有る部署に就いている職を諦めるとか、世間体や強いプライドを捨て、恥を晒すとか。家族離散するとか、骨身を削って貯めた大金を放出するとか、人間の強い欲望と引き換えという事も多く、そのように死んでも諦められないようなことを放棄してこそ、災難を避けることが可能と、これまでの鑑定経験で思い知らされることが多かったです。
それでも、プライドも捨て、欲望も捨て、一からやり直しと決意を決められた方は、必定災難を避けれた方も何人もいらっしゃいます。
もっとも。人生やり直しということは、「落命の必定」を別の形の「必定」に変えたとも云えます。
このような事って、まさに「神理」の原理に基づくものと実感する次第です。
今一度、話を戻しますが、家族という範囲で「運命共同体」を見て来ましたが、他に私の経験では、小規模の会社組織での運命共同体を鑑定した事があります。過去にBlogの記事として投稿した記憶がありますが。
これはある従業員30人ほどの会社での体験です。
この会社で働いている人達の80%ほどを「紫微斗数」で鑑定するチャンスに恵まれたことがありました。
鑑定した中に、社長や専務などの役職も含まれていました。
鑑定結果は、働いている従業員を、鑑定した方々の80%程が、今現在の「仕事運」が凶でした。実際に皆さん事業推進に苦労されていました。職場では様々なミスも頻発していました。
会社の代表者の鑑定では、創業時は「官禄も財帛宮」も大吉でしたが、鑑定後の3年後ぐらいは「大凶」に転じていました。
さらに役職の人たちの「官禄」も数年後には「凶」となっていました。
大概は「太限(10年運)」が凶でしたから、その時だけの凶ではなかったのです。
そして、代表者の官禄が「凶」となる時期が到来した時に、会社は運営が行き詰まるような状態に陥り、最終的に役員、代表者は総辞職、別の会社が経営を引き継ぎました。
この時、多くの従業員(約70%)が辞めてしまいました。
新規の会社が経営を引き継ぎ、新採用した従業員がその後の事業を推進しています。
このような状態も「運命共同体」と感じます。
これが、会社でなく飛行機や自動車でも、同じことが起こるのではと推測出来ます。しかも、これは生まれた時には、すでに定まっていると。
信じられない方もいらっしゃるでしょうけど、紫微斗数の命盤は生まれた時点の「生年月日・時刻」で命盤は作成出来るのですから、生まれた時には、一生のシナリオ、出来事。起こる年月の時期までも定まっているとしか言いようが有りません。
非科学的と思われるかも知れませんが、科学とは、この大宇宙の中では、蟻の糞みたいに小さい存在です。
科学で証明出来ないものは「嘘」と決めつけるほど愚かな事は他に無いでしょう。大宇宙の「ダークマターや暗黒物質など」も科学では何一つ証明出来ていません。科学万能主義ほど愚かな思想は有りません。
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