先日のNHKニュースで、2018年は占いの需要が増えるらしいと、そして東南アジアなどでは、その需要に応えるように各地で占い教室が盛況で予約がいっぱいだそうです。
教室で学ぶ人の中には会社の経営戦略に活かそうという経営者も多いと伝えられていました。
日本でも、これから占いの需要は増えるのではと感じています。
やはり世界規模での政情不安、災害の増加、こうした時代背景が有ると思います。
医学も科学もまだまだ未解明の事が多い故に、理由は不明でも占い(特に命術)は科学・医学で未解明な事象もよく的中させています。
しかし、これまでの占いは、本当の意味では相談者さんの要望に答えきれていないと感じます。
よく相談者さんから耳にするのは、「吉凶は言い当てても、その凶意を無くしたり減らしたりする方法に付いてはイマイチ」というのです。
つまり、起こりそうな悪い出来事に関してズバリ言い切ることは有っても、それを避ける方法のアドバイスには欠けるというのです。
確かに、これまでの占いは悪い出来事(良いことも)に関して、自信の有る占い師さんはズバリ言い切りました。
私も20歳代に脱サラした当時、占い師さんにズバリ言い切られました。
「あなたは一生、何しても成功することは無いでしょう」、非常に厳しい鑑定にガッカリしてしまいました。私は「そう成らない為には、どうすればいいですか? 何が原因で成功出来ないですか?」すがる思いで占い師さんに尋ねました。
しかし、占い師さんの口からは、そうなる原因については聴くことは出来ませんでした。
その当時、何故、悪いことが起こることは判っても理由は判らないのだろうと思いました。
当時、私は脱サラをしたけれど厳しい現実に戸惑っていた最中でしたから、その鑑定には非常に落胆しました。
その理由は今に成ればある程度理解出来ます。
霊感占いならば、相談者さんの身の上に悪いことが起こっているイメージが観えるからでしょう。でも、すごい霊能者なら、その悪い出来事が起こる前のイメージも観えているのではと思うのです。残念ながら私は霊能者ではないので詳しいことは判りません。
一方で命術は一定の理論・法則に沿って分析する占いですから、霊感の有無に関係なく予測が可能です。更には、その理由に付いても「紫微斗数」は判るので、その理由も詳しくお伝え出来れば相談者さんの不安も軽くなりますし、努力によって避けることも可能な場合も少なくありません。
しかし、これまでの占いは、それに応えることは少なかったようです。
その理由とは何だったのでしょう?
鑑定時間が限られているから?
上から目線で、そこまでする必要性を感じなかった?
原因まで分析する能力に欠けていたから?
低料金だから?
単なる不親切?
理由は様々かも知れませんが、相談者さんの求めて居るのは、「悪いことが起こる」ことを知りたいだけではありません。
それは避けようの無いものならば「知りたくない」という人も少なくないのです。
原因が判って避ける方法も有るのならば、それを早く知って対処する方が得策です。
幸いなことに「紫微斗数」では、その原因も命盤に現れています。
ただ、その原因に成っていることを相談者さんが受け入れ、変えようとする努力が出来るかどうか、ということも重要です。
避けさせることは占い師には出来ません。座っていれば「全部やって貰える」なんて甘いものではありません。避けるのには相談者さん自身が行動しなければ成りません。
どのような行動をすれば良いのかということを占い師がアドバイスすれば良いと思います。
原因によっては、相談者自身が受け入れられない事もあります。
あるいは相談者さんが原因に成っていることをお伝えしても理解出来ない場合もあります。
こんな時には、カウンセリングの技術も必要と思います。
これまでの多くの占いは、鑑定結果を伝えるだけのものが多かったのではと思います。
医者なら診断だけして、「後は自分で治すか、何処かで治して貰いなさい」と言っているようなものです。
しかし、それでは不親切です。原因も分析出来ているのなら、解決方法もアドバイスして欲しいものです。不安なことだけ言い放って後は知らない。というのでは、私が20代に体験した不親切極まりない占い師と一緒です。
このような占い師は、これからの時代には淘汰されていってしまうのではと感じます。
占いの方法も時代と共に進化するべきです。
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