2017年2月21日火曜日

過去の出来事が重要

過去の出来事が重要

紫微斗数という命術が最近にわかに脚光を浴びてきたと実感出来るようになってきました。それは、紫微斗数を中心に鑑定している私の所にご相談に来られる方の7割ぐらいの方が紫微斗数の基本的なことをご存知で驚きます。
「紫微斗数」という名前ぐらいは聴いたことが有ると話される方は23割ですが、残りの5割ぐらいの方は、「欽天派の必定」をご存知なのには驚かされます。やはり「田中宏明先生」の活動が確実に浸透広まっていると思います。また、その田中先生の門下生の方々がプロに成られ「欽天派」を広めている成果でも有ると実感しています。

私の紫微斗数の鑑定中でも、ご相談者さんから「ここのD-Dは大凶になるんですよね?」などと尋ねられるのです。もっと凄いのは「先生、この宮はB-Cがということに成るのでは?」と言われて、「あっ! そうですねえ、見落としていました。その条件が成立しますね」と私の方が教えられてしまう始末です。

でも、嬉しい事です。
紫微斗数鑑定を始めた頃は、「シビトスウって何ですか? 死人数のことですか? 死んだ人の数のことですか?」と、とんでもない質問をされることも有りました。
そういう時には、命盤の12宮の説明などから鑑定が始まりました。
鑑定に来られる方々からお聞きすることは、他の紫微斗数占いの占い師さんからは命盤も見せられたことが無いし、鑑定後に命盤を欲しいと言っても戴くことが出来なかった」というお話も、今でもお聴きします。
何故、命盤を相談者さんに見せないのか、何故差し上げないのかの理由は判りませんが、私は命盤の12宮の表す意味をお伝えし、ご本人の命盤をお持ち帰り戴きます。命盤をお持ち帰り戴くことは、命盤という不思議な物に興味を持って戴けるし、その命盤が「一生涯の運勢」を表していると事を知ることによって、人生の運命の不思議さに興味を持って戴けるし、「紫微斗数」という不思議な命術にも興味と理解が得られると考えています。

紫微斗数の最大の特徴は「生まれた時刻」で鑑定する事であります。世の中の「命術」には「生年月日のみ」で鑑定するものも多いです。四柱推命も時刻抜きの「三柱推命」で鑑定する事も多いと聴きます。
紫微斗数は「時刻不明」では「三柱推命」のような器用な事が出来ません。

そこで、「生まれ時刻不明」が一番困ります。しかし、紫微斗数鑑定に来られる方の3割ぐらいは「出生時刻不明」です。
出生時刻不明の場合は鑑定をお断りする占い師さんも多いと聴きます。
しかし、この「出生時刻」も鑑定経験を積んでくると不思議と命盤の「命宮と遷移宮」の星曜によって人相に傾向が有ることに気付くものです。人相などから鑑定する「観相術」というものも有りますが、観相術を知らなくても「常に研究心・探究心」を持って鑑定に臨んでいれば必ず、命盤に現れているものが人相にも反映していると気付く筈です。私の場合は「観相術」を学んだお陰で、この傾向に早く気付くことが出来ましたが、紫微斗数を学んだだけでも常に探究心を持って臨めば人相と命盤の関係が判ってくる筈です。

さらに命盤の「出生時刻」を特定するのに欠かせないのが、人相以上に「過去の出来事と年月の時期」です。正しい命盤は過去の大きな出来事と年月の時期が、「10年運・1年運・1ヶ月の運」に現れているという事実です。
紫微斗数は、それほど巡る年月の時期が正しく鑑定できる命術だからこそ、出来る凄技なのです。
つまり、この凄技を利用することによって、過去の出来事から「生まれた時刻」が見付けられるのです。

それ故に、母子手帳の出生時刻が絶対に正しいと確信が有っても、その時刻に出生地の時差を考慮しても、出来た命盤が正しくないということも、有る事を知っていた方が良いです。

出来た命盤が正しいかどうかは、過去の出来事を命盤で確認すれば簡単に判ります。もし、時期が大きくズレるとか、出来事が命盤に現れていないなどしていたら、時刻を一刻ほど変えて命盤を出してみる必要も有ります。

命盤に現れている出来事が合っているのかどうかは相談者さんのご協力が不可欠です。占い師には、其の方の過去などは知る由もないからです。あくまでも命盤を観て過去を知るのですから。
この時、ご相談者さんが素直に過去の出来事を話してくれると命盤の正否を素早く確認することが出来ます。ところが、正しいことでも素直に言ってくれない方が時々、稀ではありますが居らっしゃいます、そのような方がどんな人かは命宮を観れば判ります。「素直でない人・へそ曲がり・変わり者」と言われる人は命宮にある星が入って居ます。この変わり者の星がどんな星かは言えません。
だって、ご自分の命盤を観て不快に成られる方もいらっしゃるからです。
でも、この「変わり者の星」は上手に活かせば、人が考えないような事が考えられるので新発見、新アイデアにも繋がるのですから、毒も使いようで薬に成る訳です。
そのような命宮をお持ちの方は鑑定する側が、それを見越してお話を伺えば問題は無いのです。


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2017年2月18日土曜日

ご無沙汰の昔の友はどうしてる?

ご無沙汰の昔の友はどうしてる?

216日より確定申告が始まりました。
私も早々に昨年度の所得申告を済ましてまいりました。私は昨年の4月まで給与所得との二足の草鞋でした。占いの収入は「超低料金」なので小遣い程度でしたので、申告に行っても「この収入でしたら申告に来られなくて大丈夫です」と勤務先の源泉徴収で済まされていました。しかし、昨年4月で勤務は辞めて占い専業に成ったためでしょう、今年に入って「確定申告用紙」が送付されてきました。
そこで、国税庁のホームページの「確定申告書等作成コーナー」で入力し申告書を作成しました。やはり収入は増えていまして「納税」が発生していました。
占いは「水商売」と一緒ですから、決まった収入が得られるとは限りません。そのため今年は納税が発生しても来年度は分かりません。
しかし、占いを生業にしているのですから、来年の収入が如何かは予測が出来て当たり前です。「やってみなければ判らない」という訳には参りません。収入減少する運勢ならば原因も知ることが出来るのですから対策をし、少しでも平坦に成るように務めることになります。
仕事運は? 収入は? 原因は? 未来予測することによって、今年はどのような活動計画にすれば良いのか考えることが出来ます。
よく、他の占い師さんの生年月日などから同業の方々の今後の人生も観させて戴いていますが、占い師さんと言えども同じ人間ですから、巡る運勢の波を無視する訳には行かないと思います。皆さんそれぞれに予測して計画を立てられてると思います。

さて、私も今から5年ほど前までは専業会社員でしたので、一緒に働いていた同僚が居ます。しかし、最近すっかりご無沙汰の同僚もいます。
会社員時代に練習を兼ねて無料で鑑定してあげて、その時この先の健康運がヤバイ、という同僚に先日45年ぶりに連絡を取りましたら返信が有りました。「健康状態は如何ですか?」と聴いてみましたら、「宮さんに、あの時、鑑定して貰った時、正直ドキッとしました。大変に恐ろしくなりました」と返事が返って来ました。
それはどうしたのか? と聴いてみますと、鑑定してくれた時には会社も業績悪化で殺人的に忙しく、体調が良くなく心配になり、鑑定後に病院へ行ってみたところ、癌が出来ていて、すでに「ステージ4」であったとの事でした。
「宮さんが会社を辞めた後、私も会社を辞めて癌の摘出手術を受けたけど、転移が心配で現在も経過観察」だそうです。
普通「ステージ4」ということは末期に近い状態です。
彼女の命盤では健康運は45年前が最悪で太限も年運も「大凶」でした。
まだ予断を許さない時期です。お見舞いがてらに自宅を訪れ懐かしい想い出話をしながら、今後の傾向をお伝えし検診は怠らないようにアドバイスさせて戴きました。あの時の命盤の状態は「田宅・夫妻・官禄・福徳」などが大凶で、健康だけが最悪ではなく家庭も大変な状態であったそうです。今は全てリセットされ療養をしながら日々過ごして居られました。

その時、一緒に働いていた会社は、事実上は倒産で経営が別会社に引き継がれていました。
他にも一緒に働いていた同僚が何人か居ました。皆さんとはご無沙汰です。みんなどうしているのか気に成りました。当時鑑定した気になる同僚たちの命盤を引っ張り出し、今の運勢を調べてみました。其の中に宜しくない運勢の方が数人いました。
一緒に働いて居た時には、未来を約束されたような運気で会社内でも地位有る部署で働いていましたが、その後は転職し、転職先でも散々の事になり、今は連絡も取れないと、その人を知る友人の話です。命盤では精神を病んでいると思われます。試しにLINEしてみますが返信は来ることは無いし、「既読」にも成りません。やはりヤバイ事に成っていると気に成ります。

経営者の女性は美人の方でした。命宮は「天同・巨門」それに「紅鸞」も同宮し、桃花の強い命盤です。会社を創業した時の「夫妻・官禄・財帛・田宅」は飛ぶ鳥も落とす勢いの「大吉」でした。しかし、創業から10年後は太限も代わり、「大凶」に変わっていました。風の噂では会社社長から転落し、一兵卒の社員として働いているとのこと。人の運勢とは思わぬ変化をしていくものです。もっとも命盤に現れているということは、すでに定まっていたシナリオ通りになってしまったという訳ですが。
残念ながら、この女性経営者にアドバイス出来るような関係では無かったので、ただただ、お気の毒と同情するばかりです。

過去に多くの方々と関わって来ましたが、今はご無沙汰になってしまった方々、幸せに出来ている方は良いのですが、その後「まさかの人生」に成ってしまっている方には、お目に掛かれたらお会いしてお話が出来たらと思うばかりです。


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2017年2月6日月曜日

生まれ変わったら?

先日、有名な俳優さんが亡くなりました。
命盤を作成してみました。命盤鑑定はあえてやりませんが、どのような人生だったのかは誰もがご存知と思いますし、ネットで経歴が詳しく閲覧できます。
ちなみに、お亡くなりに成られた、太限、年、月、日までピタリでした。
人は、生まれて来る時に定まった日時に、あちらに帰るのでしょうか・・・。





今回は少し変わった事を試みてみました。数え歳76歳で「あちらの世界」に旅立たれました。今世で成すべきことは「業報因果」で観ることが出来ます。
■業=(カルマ)逃れることの出来ない辛いことは「家庭」の事のようでした。
■因=(前世からの持ち越しの縁)夫婦の事、結婚に関しての事のようです。
■報=(今世で行わなければ成らないこと)「因」が結婚で「業」が家庭で、「報」が徳積みということは、夫婦仲良く幸せな家庭を気付くための徳を積むことのようでした。
■果(得られる結果)子供に恵まれるということでしょうか。

この「業報因果」が果たせれれば、今世での成すべきことは完了ということになる訳ですし、業報因果に沿った生き方をされれば幸せに、精神的にも満たされた人生に成ると言われています。

では、ここで「あちらの世界」へ生まれ変わった場合の命盤を試しに作成してみました。亡くなった時刻が判りましたので、それで命盤を作成しました。




仮に「あちらの世界」が有るとして、次回転生したならば、どんな人に成るのでしょう。このような試みは教科書にも有りませんし、本当のところは判りませんので私の我流ですので本気にしないでください。
私なりの解釈ですが、もしかして「女性」として生まれてくるのではと思ったりしています。
そして命盤を詳しく観ますと、何か世の中のトラブルを扱うようなお仕事をされるのかも知れません。
夫妻宮を観ると、配偶者に尽くす人のようです。離婚の象意が有るのが気になります。子供はまた必ず授かるようです。健康面の問題も持ち越しなのかも知れません。
家庭という問題も持ち越しかなと思います。
「業報因果」を観ますと。
■業=子供のことで辛いようです。
■因=仕事との縁は強く仕事人間に成りそうですが。
■報=結婚後の生活に尽くさなければ成らないようです。
■果=業報因果を果たせば、幸せな家庭が築けそうです。

今世のことは来世に持ち越しなのかも知れません。再挑戦という課題を戴くのかも知れません。

ご冥福をお祈り致します。

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2017年2月1日水曜日

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