2018年4月28日土曜日

運命のシナリオを変えるのは他人から見れば容易い?




紫微斗数では廻ってくる運命のシナリオを観ることができる。

問題の有るシナリオが廻って来るならば変えなければ!
これは、誰しも思うこと。

廻ってくるシナリオは容易に変えられるものも有れば、そう簡単に行かないものもだって有るのだ。
他人から見れば簡単に変えられるだろうと思えるものも有る。


今回は「他人から見れば簡単に変えられるだろう」ということに的を絞って考えてみたい。

例えば、こんな例は如何だろう。
相談者Aさんの悩み「最近、会社での自分の仕事が変えられて、給与に見合わない辛い状況、このまま勤務していて良いのだろうか?」というものだった。

鑑定結果は、「この先、会社の経営が悪化し、早い目に退職、転職すれば退職金も満額に貰える筈、しかし会社の経営が悪化してからでは退職金どころか、支給されるはずの給与さえも貰えない、そして倒産」そんなアドバイスをしてあげたが、数日後。

Aさんは、悩み抜いたあげくに「早い目には会社は辞められない」というのだ。

何故か? と質問してみたら、Aさんは「仲良しの同僚が、倒産なんて無いだろう、そんな話し信じられない、僕はずっと勤務するよ」というから、自分だけ転職は出来ないというのだ。
(奴僕宮に生年化忌星)

私は「転職しないと会社と心中状態に成るけど構わないの?」
Aさん「彼に何度も説得したけれど、彼は辞めないで欲しいって言うから、どうしよう? このままじゃ僕は今の仕事が辛くて耐えられない、死んでしまいたい」

そんなに深刻なら辞めれば良いのに、この先しばらくは、仕事運は低迷だけど、今の会社では本当に厳しい、少しでも良い条件の仕事に就けば、やがて運気好転になり最悪の事態は抜けられるのに、と伝えたけれど、Aさんは暗い顔をして「ありがとうございました」と言って帰っていった・・・。

確かに友情は大切だけれど、Aさんの現在の職場の待遇は劣悪、同僚はそれを少しも分かってくれない、Aさんの転職に理解してくれない、単純に同僚はAさんが居なく成ると寂しいからというだけの理由だというのだ。そんな同僚に気遣いしているAさんは、とても優しい人だ。
(奴僕宮に地劫・天空)
その優しさが、今回はAさんを苦しめ、この先の辛いシナリオを受け入れることになってしまう。


Aさんは、すでに精神的にも肉体的にも疲労困憊して「自死」さえ心配される命盤のシナリオに成っている。なのにも、同僚の想いに囚われて最悪のシナリオ通りに歩もうとしている。
(福徳宮が来因宮で破格)

他人から見れば、どってことない事だが、人生のシナリオを変えられない人に観られる、一つの現象なのだ。


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2018年4月26日木曜日

ちょっと気になる、この先のこと




ここ数年の紫微斗数の鑑定を通して気になることが有る。

私は、鑑定に来られる方々のご相談に、紫微斗数を使って応じていますが、その際に、ご相談内容が夫婦問題であっても、命盤に気になることが有れば一応、注意喚起のつもりで注意すべきことをお伝えしています。

そのため、仕事運、財運、住居家庭運、身体(健康)運など観ています。

そこで、ここ34年に於いて気になることがある。
それ以前は、そんなことは気にせず鑑定した。しかし、最近になって気付いたことがある。

それは、2020年辺りから、2023年ぐらいまでの、「仕事運、財運、住居家庭運、身体(健康)運」に大きな変動(吉凶)が多くの方に見受けられることだ。
それは私も含めて、そうなっている。

私自身の命盤にも、そういうことが認められるので、いったい何が起こるのだろうと常に気になってきた。その変動は、これまで鑑定してきた傾向と違うから、具体的な事象を想像できないで悩んでいる。
普通は、規則正しい傾向が当たり前なのである。
例えば、仕事運が悪くなれば、当然のように財運も落ちる。あるいは健康運が落ちれば仕事も財運も落ちて当たり前である。
このような鑑定結果を通常は得ているので、数多くの鑑定結果から「統計的」に事象を観る癖もついていた。

これらの仕事・財運・健康はセットで変化することが多い。
ところが、20202023年の期間には「田宅」つまり、住居家庭という意味合いがプラスされているのが気になる。

想定なので、あまり詳細なことを記述は出来ないが、ネットで観る他の情報と合わせて観ると、やはり気になる。

気になる方は以下のキーワードで検索すると様々な情報が得られる。
これらの情報の真偽は確かめていないが、一応気に留めている。

「太陽黒点数と戦争」
「太陽と社会活動の関係」
「地震前兆」
「最近の地震」

などなど
〈観察者効果〉というものを信じて皆んなで備えれば避けれるかも。


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2018年4月23日月曜日

相談者さんに婦人科系・難病が多いのは?


相談者さんに婦人科系・難病が多いのは?

私の所に訪れる相談者さんは女性が95%ほど。相談内容は様々だけれど、その相談者さんのおよそ5060%の女性に共通な不思議な傾向が有ることに気付きました。

どんな共通点かと云いますと健康問題です。
代表的なのが以下のような症状を訴える方が多いのに驚いています。

一番多いのは婦人科系です。子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣腫瘍・子宮癌・乳癌・乳腺症・PMS(生理前症候群)・異常出血・生理不順・激しい生理痛・不妊・異常妊娠(分娩)・流産・早産・死産など。
全身的なことでは、倦怠感・イライラ・鬱・偏頭痛・手足の冷え・更年期のような症状(若いのに)・副腎機能低下に依る疾患、あるいは副腎の疾患・筋肉の脆弱・朝起きるのが辛い。低血圧・甲状腺疾患(甲状腺機能異常に依る様々な疾患)・バセドウ病・新陳代謝異常の疾患(頻脈・異常な発汗・体温の異常な上下動・肥満あるいは痩せる)・様々なアレルギー・喘息・自己免疫機能の異常による様々な疾患(難病)、まだまだ例をあげれば限が無い。

こんなに例をあげると、私は婦人科系の医師みたいに思われてしまうが、「紫微斗数」を専門とする占い師であり、医療関係者ではないのでお断りしておく。
ただ、ご相談者さんのほとんどが女性であるという事で、いつのまにかこのような知識が身に付いたという訳だ。

凄いのは、これらの疾患、症状で医師の診断を受けても、ほとんどが原因は不明と診断されるから驚きだ。何故このような疾患を起こすようになったのかは判らないが、対処療法ということで症状を緩和する治療は行われるが、疾患の原因が何も究明されていないので、治療の効果が上がらないのも事実だ。私の所に相談に来られた女性の多くに、このような疾患、症状を訴え長い間同じ治療を続けて居る方も少なくない。

実は、これらの症状を訴えている方々の命盤には特徴がある。
まず命盤の元の傾向として、福徳宮(心理、精神を観る宮)が悪い場合が多い。
次に父母宮(両親・目上・上司などを観る宮)、兄弟宮も悪い場合が続く。
命盤全体の傾向として家族、親族の関係で問題が観られる。対人関係が悪い場合も多い。
当然「疾厄宮」(健康を観る宮)が悪いことは必須、さらには「子女宮」(婦人科系を観ることが出来る宮)も悪いことが多いのだ。
これらの元の宮が悪いということは、生まれ持った環境(運命的)が、このような疾患に罹りやすい傾向を持っているということだ。それが命盤に現れているという事になる。

また、これらの症状が出現する期間の行運(巡る年月の運勢)は、福徳宮、疾厄宮が凶運に成っているのだ、ご相談者さんからお聞きする時期と一致しているのは当然だが、疾厄宮は健康問題ということでうなずけるが、福徳宮が必ず一緒に凶運に成っているということは、強いストレス状態に曝されていることである。
では、そのストレスは何処から来るのかを命盤から分析すれば、殆どが幼少期の「父母宮」の凶運である。「父母宮」以外には「田宅宮」「兄弟宮」などが多い傾向もある。
ここまで鑑定すれば、幼少期の両親を含む家庭環境が劣悪だったことが分かる。
実際、ご相談者さんから、このような悩みを申し出られることは多いのだ。

このような幼少期からの強いストレスが、成人後も続いている場合も少なくないことも多く、それは命盤の「行運」を鑑定すれば分かる。


結論を言えばこうだ。
冒頭に挙げた多くの婦人科系の疾患は、幼少期からの強いストレスに曝されて育った女性に、多いということがハッキリ云える。
このような疾患は女性が、生理が始まる年代から、発病するということも判ってきた。
ですから、「紫微斗数」の鑑定に訪れる頃には疾患は治療中のことも多いのだ、あるいは診断はしていないが、身体に異常を訴えて居られる場合も少なくない。

これらが発病していても、ご相談に訪れる内容は健康問題よりも、家族問題、対人関係、精神的な悩みの相談が主題となっている。そのような方々に私の方から健康問題をお聞きすれば、多くの方々が冒頭に挙げた様々な疾患をお持ちで、すでに治療を始めて居られる方もいれば、まだ診断に行っていないが体調不良で悩んで居られる方も多いのだ。いずれも医師の診断では原因は不明である。それ故に長いこと治療されている方も少なくないのだ。

そこで、私は具体的なストレスの改善策を数人の方々に数ヶ月、あるいは数年に渡って試みてみた。
その結果は、甲状腺の疾患の数値などに改善が観られた。つまり投薬は、ずっと同じように続けて来たが数値は悪化する一方だったが、ストレス改善策を講じてみた場合には改善が観られたということになる。


もし、長期間に渡って、冒頭のような疾患で悩まされている女性がいらっしゃいましたら、家族関係の強いストレス、対人関係の強いストレス、様々な解決出来ない深刻な悩みが無いか、考えてみてください。そのような強いストレスに長期間曝されていると、女性はホルモン異常を起こして、それが原因に成り婦人科系などの疾患に成るということが「紫微斗数」の鑑定をしていて気付きました。


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2018年4月13日金曜日

財運が大凶の時期って、どんなになるの?



紫微斗数は巡る運勢がよく判る命術ですが、吉凶で具体的にはどんな事が起こるのか日々、私自身の運勢で検証しています。

今回は、財運の吉凶で体験談をお話してみます。
私の現在の大限(10年運)財運は、「大吉+中吉+必定(AADA)」、つまり大吉に中吉まで加算で相当に恵まれる訳ですが、「必定」が巡るので、この大限の期間で晴天の霹靂の如く想定外の高額の出費が予想されます。それはいつなのかは、この大限期間の10年分の年運の財運を調べれば予測が出来ます。

すでに「大凶+中吉」レベルは数回廻っています。更には月の運勢での財運も調べる必要は有ります。

ちなみに、今年の財運は、「平運」です。でも月の運勢で大凶が廻ります。それは、今です。
すでに、どんな事が起こっているのかというと、今まで関わりの無かった出来事に関わるようになってきました。それを詳しく述べることは出来ません。プライベートなことなので、この関わりは投資の意味合いは皆無で、費やすのみです。しかし、誰かの役には立っている筈です。「人の為」と言い切れるようなことです。そんな出来事が非常に増えました。それだけでは良いのですが、こういう時期に集中して他の出費するような出来事も起こるのです。例えば洗濯機が壊れる、冷蔵庫も申し合わせたように壊れる。さらにオマケのように、まだ据え付け4年しか経過していない温水洗浄トイレも壊れて交換工事が必要。

不思議ですねえ。出来事が起こってみないと分からないですけど、耐用年数が来ていない高額電気製品が相次いで壊れたり、想定外の請求が来てみたりするものです。

こんなこと、誰でも心当たりは有りませんか?
「泣きっ面に蜂」、「泥棒に追い銭」「踏んだり蹴ったり」上手い言葉が有るものですねえ。
悪いことが起こると、次々に想定していない悪い出来事が連続することがあります。こういう時は「大凶」というような運勢が廻っているものです。
しかし、事前にこの「大凶」が巡ると判っていれば、少なくともお金の管理や、日頃の行動や放ったらかしの事を注意することが出来ます。良くないことが起こるのは、大概は気にしていない事に対してなのです。

高額出費が生じる場合は、関連して他の出来事の「凶」が有る筈です。例えば、「田宅」の凶ならば、家屋、不動産、家庭的な事情も想定できます。
「奴僕」などに「凶」が廻っていたら、誰かに関わって大きな損失を受ける可能性も有ります。
「夫妻宮」が「凶」ならば、配偶者のこと、あるいは自分が異性的なことで巻き込まれる損失かも知れません。「父母宮」が「凶」ならば、親のこと、あるいは先輩、上司のことかも知れません。

「疾厄宮」ならば「健康問題」での出費かも知れません。
このように複数の宮を検証すれば「大きな出費」が何に出るのかが推測できます。


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2018年4月4日水曜日

吉凶が同時に巡る時は如何様に判断するか



紫微斗数の最新の飛星法で観る行運(大限・年・月)は精度が優れているのが特徴ですが、厄介なのは「吉凶が同時」に巡る場合です。

単なる理論のみで、この状態を判断すると意味不明になる場合も有ります。
こんな時は迷わず相談者さんに状況を聴くことです。
何事も「凶」と言っても具体的にどのような凶現象が起きているのか?
その内容によって、その後の行運の吉凶をどのように解釈すればよいかが判るものです。

例えば、太歳の夫妻宮が大凶だったとします。
夫妻宮の大凶には様々な事があり得ます。一番多いのは「不仲・決別・離婚」でしょう。しかし、実際には配偶者に困ったことが起こっている場合も少なくありません。
それは、健康問題、様々な災難(事故、怪我、死亡など)、失業、倒産、詐欺被害、社会的失墜、投獄など、例をあげれば限がありませんけど。
特に夫妻宮の問題は、配偶者に問題が起こった時に自分に大きな影響がある場合に「凶」という状態で行運に現れています。
例外的には配偶者にとって不利益なことが、自分に取っては有り難い時には「吉」として現れています。
例えば、長年に渡って配偶者からDV(暴力)を受けて来ていて、何とか離婚を望んでいたにも関わらず、離婚できなかった人は、やっとの思いで離婚成立した時などには「吉」として現れているのです。

命盤に現れる象意というものは、命盤本人にとって有り難い時は「吉」、困った時には「凶」と感じます。

では、「吉凶同時」では、どのようなことでしょう。
財運で「吉凶同時」なら、収入に恵まれるが、同時にそれ相当の出費も発生する場合もあります。
あるいは、大きな損財が発生したが、思わぬ好機に恵まれ最終的に損失が最小限に抑えられたということもあります。
単一の宮の吉凶だけでは何が起こるのかがハッキリしない場合もあります。命盤全体も観なければ成らない場合も多いです。

では、夫妻運の「吉凶同時」は如何なようなことが起こるのでしょうか?
この場合は難しいですね。普段の夫婦の関係が判らないと判断は難しいでしょう。
大きな問題も起こらずに過ぎるかも知れません。それとも新たな出会いが起こり、夫婦仲が悪く成るのかも知れません。それとも夫婦仲が決別するような出来事が起こるけれど、不幸中の幸いのような事が起こり、最終的に決別は避けられるのかも知れません。
いずれにしても、相談者さんの実際の状況を知ることで、より精度の高い鑑定が出来るでしょう。

なに事も吉凶同時は、具体的にどのような事が起こるのかの判断は難しいです。


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宮立命ブログは引っ越しをします。

Goo blog をご覧の皆様いつもご訪問ありがとうございます。 宮立命のblogはAmeba(アメーバ)blogで情報展開中です。 どうぞ、ご訪問をお待ちしています。 こちらのGoo blogは今回で更新を終了します。 宮立命アメーバブログは以下のAmeb...