女性は離婚後に、すぐに再婚出来ない法律。
今朝のNHKニュースで、「女性は離婚後にすぐに再婚出来ない」という法律が有るが、この法律、いま検討され始めていると言う。
そもそも、この法律の根拠は、女性が離婚後に直ぐに再婚して、10ヶ月以内に出産した場合に、産まれた子供は、離婚した夫の子供か、再婚後の子供か、の区別がつかない時代の遺物ということですね。
今は医療科学が進歩して「DNA分析」は100%近い確率を得ることが出来るようになりました。親子の可否の判断は的確に出来ます。したがって、この法律はナンセンスになってしまったのです。
このような「DNA分析」が出来るように成ったのは、つい最近のことです。
しかし、不思議や不思議。「紫微斗数」という命術では、親子の可能性の可否を「命盤」という鑑定用のホロスコープに診ることが出来るのです。紫微斗数は何千年も前に出来た占いなのに、本当に不思議や不思議です。
両親と、その子供の命盤には特別な共通性が多く観られます。
鑑定時に応用するのが、親の出生時刻が不明な場合、子供の命盤と親の配偶者の命盤を精査して共通性を観て、片方の親の「命盤」を特定することがよく有ります。
また、この逆も有りです。
私自身も三人の男兄弟の末っ子ですが、何故か他の二人の兄たちとは何処か違うものを感じていました。もちろん戸籍上には何の違和感も有りません。しかし、物心付いた頃から父親は毎日身近に居たのに、親子の感情も無かったし、実際にスキンシップも皆無でした。
二人の兄たちは、そうでも無かったようですが。
紫微斗数の命盤で観ると二人の兄は父親と共通性が有ります。私には全く有りません。
母親と三人の兄弟は共通性が有ります。ですから母親は共通ですが、父親は私とは異なる可能性が有りました。
それが明らかにされることが起こりました。
母親が90歳近くになり介護施設に世話に成るようになって、私は頻繁に面会に行っていました。父親は私が最後まで看取りましたが、母親は長寿でした。
後に残った母親は認知症も起こさず、面会時には母親の昔話を、私からせがんで聴かせて貰うのが習慣のようになっていました。
母親が始めて嫁いだ先の事から始まり、その後、様々な出来事が有り、離婚し、再び再婚して、現在の私が産まれるまでの、永い永い物語です。若い頃の記憶を辿るというのは、介護で言う「回顧法」でも有りました。その回顧録のクライマックスで私の出生の秘密も明らかになりました。母親は私以外には誰にも話していない事です。母親は最後まで自分の心の中に閉まってあの世に逝くつもりでいました。もちろん私の兄たちも知らない話です。
私はその話を聞いた時にはショックは有りませんでした。むしろ逆に「やっぱり、そうだったのか」と納得して、ある意味ホッとしました。
そして、物心付いた時には、すでに冷ややかになっていた父親とは逆に、私を自分の子供のように可愛がってくれた祖父のことが、よりいっそう愛おしくなりました。
母親がそのような事情に至るには、私自身も同情する大きな事情が、家庭内に有ったのです。
父母は、私が物心付いた時には大変に仲が悪く、劣悪の家庭環境で育ちました。
祖父亡き後に、私が中学生の頃、私は母親に離婚を薦めました。
中学生の息子が母親に離婚を薦めるのですから、幸せなご家庭の人々には、その断末場を想像出来ないでしょう。
しかし、幾ら離婚を薦めても、生活ということを考えれば耐える方を母親は選択したのでしょう。
私は三男でしたが、紫微斗数で観るとたとえ末っ子で有っても「長男の役目を果たす」宿命でした。実際に両親を看取りましたし、私に冷ややかな父親では有りましたが、最後まで看取り喪主もやりました。兄たちと葬儀の日には一悶着有りましたが。
しかし、今となってみれば、それで良かったとつくづく神様に感謝して居ります。
仏壇の位牌となった父親に、今では「さぞ辛い人生であったのだろう」と慰めの言葉を掛ける日々です。
紫微斗数の命盤で観る父母の人生は波乱万丈、苦労するために産まれて来たんだと感じます。二人の父母の人生を検証すれば、最初から人に優しく、腹を立てず、自分の我ばかり通さず、相互理解があれば辛苦の人生には成らなかったと感じます。
まさに「神理」の行いから外れた生き方をしていました。
命盤のストーリーがそうで有るように、不幸は自ら招いていたと感じます。
父親には5人程の妹たちが居ましたが、それぞれ苦労して、長男である父親を頼ってよく実家に来ていました。その妹達の面倒は父親はよく看ていました。
それほど妹達の面倒を看たのだから、何か徳積みが有ってもよかったのに。しかし、その一方で人を虐めたりしていては、折角の徳積みも帳消しに成るんでしょうね。
やはり、紫微斗数の命盤は「台本」なんだなあって、改めて感じます。
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