2018年7月16日月曜日

人生を決めているもの


人生を決めているもの 


紫微斗数という運命学を、とことん掘り下げていると気付きがありました。
同じ日、同じ時刻帯に生まれれば紫微斗数の「命盤」は同じものになりますが、人生は同じでは無いんですね。
双子はほぼ同じ時刻帯に生まれ、顔貌も見分けがつかないくらいに同じですが、まったく人生は異なることが多いのが当たり前ですよね。
日々の鑑定を通して、誰もがあまり気にしないことが気になって仕方がない私です。


さて、人生っていったい何で決まるのでしょう?
持って生まれた宿命、運命が鉄道のレールのように、死ぬまでもの何十年にも渡って、すでにずっと敷かれているのでしょうか?

確かに「紫微斗数」の命盤は、赤ちゃんがお母さんの産道を通って、この世に生まれでた瞬間の時刻で作成出来て、しかもその命盤は、その赤ちゃんの一生の運命のシナリオを記しています。
まさかと思われる方もいらっしゃるでしょう。
「運命なんて決まって居る訳がない、バカバカしい」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
でも、キチンと最新の紫微斗数を学んで、実占をしていらっしゃる方なら、すでに嫌という程の実感をされていると思います。

では、もっと分析してみましょう。
どうして、人生のシナリオは生まれた時には、決められているのでしょう。
その、人生のシナリオって、何がそれを決定付けているのでしょう?

多くの人の命盤と人生を照らし合わせて気付いたことが有りました。



運命を決定付けているもの

1,持って生まれた環境
どんな両親の元に生まれるのか
(両親・親という条件)
どんな地域に生まれるのか
(片田舎・都会など)
(極寒の北欧・熱帯)
どんな社会に生まれるのか
(平和な国・戦闘地域)
他の様々な環境

2,持って生まれた健康
健康な身体の人
肉体的障害
精神的障害
知的障害
他の様々な障害

3,持って生まれた性格的なもの
(温厚な人)
(短気な人)
(短慮でせっかちな人)
(衝動的な人)
(自分勝手な人)
(他、様々な性格)


最小限に、これら3つの条件が人生を決定づけるものではないかと思います。

この内、12は、後天的に変えることが難しい条件と云えるでしょう。


1は、幼少期の精神に大きな影響を与える条件と思います。
例を上げれば、優しい両親の元で正しい躾や養育を受ければ最高ですけど、暴言や暴力(いわゆる虐待)を受けながら育てば、どんなに優秀な種子でも異常な生育をするでしょう。

この世に生を受けて初めての人間が親ですから、その初めての人間がヤバイ人間だったら、その赤ちゃんは、以降「全ての人間という物は、自分にとってヤバイ存在」と認識すると思います。つまり「三つ子の魂、百までも」とい諺通りと思います。こうして成人した人は生涯に渡って対人関係で苦労することに成るでしょう。実際に多くの対人関係の悩みを持っているご相談は、幼少期の期間に問題が起こっています。命盤には、このようにどんな両親の元に生まれるのか、生まれた後にどんな対応をされるのか、その結果どんな人生を歩むのかが記されています。ここで赤ちゃんが選択出来ない事は、親と養育の条件です。残っているのは赤ちゃんの心のみです。実は、この赤ちゃんの心は唯一に後天的に変えられる要素と思います。ただし、酷く傷付いてしまうと厄介です。

12とは変えることの出来ない生まれ付きの条件ですけど、でも様々な対応で人生は変化を起こさせることが出来ると、私は信じています。このBlogでは全てを語り尽くすのは無理ですけど、機会が有りましたら記述してみたいと思います。


では、3つ目の条件ですけど、これは本人が自覚すれば変えることが出来る唯一の条件と思っています。
ただし、本人が自覚出来ないと変えられない可能性も高いです。
人生が旨くいかない原因が、自分の性格的なものと理解出来たら希望の光は見えます。
理解出来ても変える努力が出来ない人も、人生を変えることは無理と感じます。

それから、自分の悪い処を自覚出来ない原因として、自分では自分の事が分からないという事も多いです。誰か他人に指摘されれば、「そうかな?」って思うかも知れませんが、気分の良いものでは有りません。時には腹が立つでしょう。

そこで、腹が立たない自分の欠点を知る方法が有ります。それは「紫微斗数の命盤」です。

「紫微斗数の命盤」には、この記事の冒頭でも書きましたように、生まれ持った様々な条件が分かります。言い換えれば、その人の一生涯の「人生の青写真」であります。別の言い方をすれば、その人の「取扱説明書」あるいは、性能諸元を記した「仕様書」でもあります。
どんな処が優れて、どんな処が駄目なのか、足りないのか。
優れた所は、具体的には何なのか。駄目な所は具体的には、どんな処か。


最後に、もう一度云います。
人生に変化を起こさせるなら「3の項目の条件」です。それ以外は中々、変えるのは難しいです。
つまり、自分が変わることです。
人生で様々に起こる出来事で避けるのが難しいのは降って湧いてくるような天災や事故、難病などの災難ですが、それ以外のことなら自分の思考と行動で変化は付けられます。

3の項目の条件」を変えれたならば、「2の条件」での人生の様々な試練も、超えて行けるパワーと勇気を得られるでしょう。そして幸せを得られるでしょう。

もっと云えば、「1の最悪の条件」でも、人生を幸せに変えられると思っています。

  どんな人生でも、「心ひとつで」幸せにも、不幸にも成る、ということです。


★★★★★★★★★★★★★★
新・紫微斗数の鑑定ご相談は
宮立命公式サイトへ
ご訪問は下記アドレスをクリック

★★★★★★★★★★★★★★ 

0 件のコメント:

コメントを投稿

宮立命ブログは引っ越しをします。

Goo blog をご覧の皆様いつもご訪問ありがとうございます。 宮立命のblogはAmeba(アメーバ)blogで情報展開中です。 どうぞ、ご訪問をお待ちしています。 こちらのGoo blogは今回で更新を終了します。 宮立命アメーバブログは以下のAmeb...