2017年7月19日水曜日

福徳宮にご注意!

福徳宮にご注意!

紫微斗数では「福徳宮」は深層心理、あるいは奥深い精神性を診る宮です。その他にも健康面や先祖、非物質な側面を診る宮で重要な宮です。
この福徳宮の状態を数タイプの傾向に分類出来ます。

1)       標準的なタイプは生年四化も無く、主星が12個入り凶星の副星も無く、自化も無く、宮全体で星が24個程度の人。
2)       滅茶苦茶に星の多い人(58個)、生年四化も13個、自化も無く、副星の凶星は無い人。
3)       滅茶苦茶に星が多く、2)のように生年四化も有ったり、副星の凶星も有り、自化も多い人。
4)       主星は無しで、副星も無しか、吉の副星のみで、自化も無し、宮全体で星は04個程度の人。
5)       4)同様だけれど自化も多く、副星の凶星が有る人。

「天巫・陰殺」が同宮したり特定の宮にある場合も霊的感性は特別に成るようです。

以上ざっくり4タイプに分類してみますと、一概には言えませんが、2)、3)と4)と5)のタイプは精神性が強い傾向と云えます。
2)と3)は趣味や好きな事が多いか、シッカリしている傾向があると感じます。ただし、3)は精神面で問題が出やすいです。
4)は霊的感度が強いと感じますが、同時に問題も有ることが多いです。
2)と3)はスピリチュアルなものに興味を惹かれる傾向ですが、ノイズが多いというのでしょうか、そのままでは駄目ですが、精神性を研ぎ澄ませるようになれば感じやすいと思います。
4)と5)は星が無い(少ない)分、静か(ノイズが少ない)で僅かな霊的なものも感じやすい傾向があると気付きました。宗教家や霊的な事に関わっている人に多いようです。
この場合、副星の凶星が無しなら、優れた宗教家とか霊的に研ぎ澄まされている人でしょう。いわゆる悪霊の類には強い耐性が有るようです。
この逆で凶星の多い人は、悪霊が憑依しやすいと思ってもよいでしょう。大概、凶星の多い人は「短気、恨み、妬み、不満、悲観」などを持ちやすいようですので、そのような人は努めて心を前向きにして、マイナスな事に目を向けずに、少しでも良いもの、プラスになる思考を持つようにしたいです。誰かから些細なことを言われても非常に気にかかり、腹が立ったり、恨んだり、憎しんだりしやすいです。悪霊は短気、恨み、妬み、不満、悲観の心を好むそうです。つまり同類を求めているのでしょうね。

福徳宮が「破格」のように成っている人は、普通は鬱病になったり、引き篭もりや、自殺、または攻撃的になったり、時には人格が変わったように振る舞うこともあります。人生も奈落に落ちやすいですが、精神性を強めて悟りの境地に至るようになれば、破格を超越して雲の上の人ようになり、凡人は気付かない様々なものの見方が出来るようになります。こうなればもう悲観的な思考はしなくなり、浮世のゴタゴタの影響は受けなくなります。

鑑定に来られる人の中にも時々、このような方がいらっしゃいます。

実は私も福徳宮が破格で「来因宮」でもあります。人生の2/3は変な感じでして、マイナス思考の塊でした。しかし、この歳になり目が覚めたというか、一皮むけた? あるいは生まれ変わった、そんな心境になり、様々な浮世のことに影響されなく成り、短気、恨み、妬み、不満、悲観などのマイナス的な感情は消え失せてしまい、至福千年の境地に至りました。だからといって富豪になった訳でも有りません。日々清貧な生活ですが常に満足感が有り、不足を感じなくなりました。

是非、福徳宮に問題の有る方は「自力更生」をお薦めします。


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