2017年5月10日水曜日

出生時刻が不明の場合

出生時刻が不明の場合

紫微斗数は「出生時刻」で運命を分析しますから、生まれ時刻が判らないと手も足も出ないという事になっています。
そして、以下のようなご質問をご相談者様から寄せられました。この手のご質問はよく有ることです。出生時刻の解らないご相談者様は、私の所に依頼される方では30%程は生まれ時刻不明です。特に50歳以上の方に多いです。しかし、50歳以上の方は人生経験が豊富ですので逆に生まれ時刻の特定は容易になります。厄介なのは平凡な人生の方の時刻は探し出すのが大変です。波乱の人生で有れば有るほど時刻は容易に探せます。


『宮立命さま  おはようございます。ご質問ですが教えてください。

命盤作成時、生まれた時間がわからない場合は、どうしてますか?
:曖昧に朝方や夜中とわかっている場合

お答え:生まれ時刻が解らない場合は、紫微斗数の特徴として命宮や遷移宮の星曜(主星などの種類や副星の吉凶)で人相の傾向が出ますので、対面ならば顔を観れば参考になります。また話をしながら性格の傾向を推測することも可能です。ただし、これらにはある程度の鑑定経験が必要です。次に「新飛星派の紫微斗数」は流年(巡る運勢)が正確に現れる特徴を活かして、過去の出来事で辛かった事、超嬉しかった事、大変だった事などの年月を思い出して貰って、それらが符合する命盤を探す事でも正確に時刻を推定出来ます。特に、朝方とかお昼頃など、時間帯が特定出来る場合は楽に時刻を探すことが可能です。
そうやって探し出した時刻で命盤を作成し、向心力や自化を書き込んで、性格や物事の傾向を照合したり、今現在の悩みがこの年月に命盤に出ているかも観ることが重要になります。

およその時間帯が全く解らない場合は厄介です。何故ならば生年月日によっては、同一傾向の命盤が同じ生年月日の日に時間帯によって複数現れる場合が有り、これは特定するのが面倒なります。その場合には、例えば三種類の命盤が出来たとすれば、それぞれについて流年の出来事や人生傾向を照合する必要が有るからです。
メール鑑定や電話鑑定では、お顔が見えない、或いはご相談者さんの雰囲気が観えないなど、時刻の推定は面倒になります。それでも数多くの過去の出来事と時期を教えて貰えれば手間は掛かりますが時刻は推定可能です。



生まれた場所が他市や他県の場合の時差を細かくみる場合はどうしたらよいですか?
:沼津市

お答え:生活している場所と生まれた場所が違う場合は、すべて生まれた場所の時差を用います。つまり今住んでいる場所は命盤には関係ないということです。
生まれた場所の時差で命盤を作成します。
これはインターネットに簡単に日本中の時差を検索できるサイトが有ります。
URL
は下記の通りです。
http://www.gero3p.sakura.ne.jp/files/jisa/maesetu.html

重要なのは時差を考慮した場合に「刻限の変わり目」に成る場合は、刻限の前後で二種類の命盤を作成し、実際に対面しながら性格や容姿、これまでの出来事などの話を聴きながら、正しい命盤を特定することが重要です。

同じ生年月日の場合、人生傾向は似てきますので注意が必要です。
プロの占い師でも案外にこれを気にしない占い師が多いですが、出来事の的中率は低くなります。』



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