3歳児神話?
イギリスの小児科医ボウルビィは、彼は第二次世界大戦による戦争孤児に精神発達の遅れが有ることに気付き、「愛着理論」を発表しました。
「愛着理論」とは、母親から引き離された家庭環境で育ったことが大きな要因としました。
これと似た現象が最近も増えています。母子家庭の増加、子育てをしながら就労し、子どもとの関わりが少なくなっています。
そうした母親は仕事と育児のストレスを抱え、子供への虐待も増えています。
虐待には、暴力や言動の他に、何もしない放置「育児放棄」などがあります。
大人になってからの虐待で職場などでは逃げ出すことも可能ですが、幼児期に親子関係で、このような事が起こっても、子供は逃げ出す事は不可能です。
虐待を受けても子供はジッと耐えながらも、親の愛情を求め続けます。
このような事が幼児期に起こると、子供は成人しても心の根幹に大きな傷として障害を残します。
先に述べた「愛着理論」は3歳児頃までに築かれるし、日本の諺にも「三つ子の魂百までも」とも言われています。
脳科学の研究でも、脳神経細胞は2~3歳頃に発達のピークを迎え、成人レベルではピークの2/3までも下がってしまうようです。
如何に3歳児の環境が人間の一生に大きな影響力を残すかという科学的証明にもなっています。
実は、「紫微斗数」の命盤も「命宮」は太限の第一運を表し、幼少期の事象を読み取ることが出来ます。
命盤は、その人の一生に起こりえる事件事象を表し、幼少期の環境も読み取ることが出来る訳です。
生まれた瞬間に生成される「命盤」のストーリーと一生付き合って行かなければなりません。
鑑定して思うことは、恵まれる人は命盤が良いのです。苦労、波乱の多い人は命盤が悪いのです。これは生まれた時に定まって居ることです。
世の中、安易に「大開運」などと称して、人生が別人のように変えられる宣伝文句を目にする事が有りますが、紫微斗数を深く研究すれば、有り得ないことが判ります。
有り得ないことを、可能なように軽く言うのは、よく知らないからです。
紫微斗数とは、それほどにも怖いほど人生のストーリーを観ることの出来る命術です。
もっとも未だ日本には初期の紫微斗数が大手を振って歩いてい居ますから、深いことまでは判らないと思いますが、四化飛星の奥義を知れば、鑑定では真剣に成らざるを得ません。
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