欽天四化「業報因果」
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最近、田中先生より享受頂いた、「媒介論」と「業報因果」の理論を「新・飛星派」の鑑定に併用しています。飛星派では「媒介論や業報因果」の結果を診るのは結構厄介でした。
簡単には判らないものでした。
所が、今は鑑定される方には「無料サービス」で、この「媒介論と業報因果」を鑑定して上げています。皆さん一様に驚かれるやら、ハッと気付かされたり、中には「即刻転職」を決められる方まで現れる始末です。
欽天のこれらの法則に沿わない生き方をされて来た方は、例え成果が出ても、何か満足感が得られていなかったり、何しても旨く行かず悩んで来られました。
所が、欽天のこれらの法則に添った生き方をされて居る方は「必要な人が集まり、必要で無い人が去って行く。また、まごころが意図せぬ果報を導く」といった事に恵まれることが多いと感じました。
私も自分の命盤を「媒介論」でタイプを調べたら「B・D-C」タイプでした。
このタイプの適職は、「専門技術・トラブルを扱う事(医者・弁護士・警察官・検察官・検事・自衛隊員や消防もOKかな・法律相談・果ては占い師など)・これらの仕事をする会社員でも可。(若い頃、消防や自衛隊員に憧れました)
私は50年間、これらとは無縁の仕事にずっと就いて来ましたが、なかなか安定せず苦労の連続でした。しかし、現在の紫微斗数鑑定の仕事に就いてからは、チャンスに恵まれ、良き人縁にも恵まれるようになり、何よりも満足感が得られるようになりました。まさに「天職」と思えるのです。この仕事に関しては寝食を忘れるほどです。それでも辛いなどと思うことは無いから凄いです。
さらに「業報因果」を調べたら、以前にBlogに記事にしましたが、改めて記述し直しますが、私の「業報因果」は以下の通りです。
■業(カルマ・辛い事・試練・天から試されるような事)
「官禄宮」になります。「生年D」が有ります。他に「四化」は有りません。
他に「天梁・文昌・天姚」です。
したがって、仕事は特殊な事であると云えます。普通の人は嫌がる仕事でしょう。人の悩みを聴く仕事ですから。毎日人の悩みを朝から夜まで聴いていたら鬱になる人も居るかも知れません。こういうのを「ミイラ取りがミイラになる」と云います。紫微斗数の仕事に就くまでは多くの職歴が有り、どの仕事も旨く行かず長続きしませんでした。しかし、紫微斗数の仕事に就いてからは、慢心総意です。仕事も安定し生活も安定しました。
■因(前世より持ち越しのもの、持って生まれた才能や因縁)
「奴僕宮」になります。奴僕宮の星曜は「七殺・右弼・天空・天魁・陰殺」です。
奴僕宮の解釈は、「七殺は人間関係では穏やかでは無いと感じます。右弼は女性の星です。天空は悩みの星です。天魁は昼貴人とも云われますが、人からの助力や人脈を意味します。陰殺は小人からの邪魔を意味します」、これらのことを解りやすく解釈すれば、人生は変化変動多く、そのために悩み苦労されている女性たち、と解釈できます。このような方たちとの縁を戴いて今世に私は生まれて来たと感じます。実際に命盤は「桃花性」の強いものです。
紫微斗数の仕事に就くまでの50年間の職歴を振り返っても、如何に女性の多い職場に縁が有ったのか驚いています。いわゆる「女性の職場」で働くことが多い人生でした。そして、その女性たちに多くの助力を戴いて人生を乗り越えてきた思いです。
これからは、その女性の方々にお返しをする人生と思っています。
■報(今世で果たすべき事、尽くさなければ成らないこと)
「疾厄宮」です。欽天では「疾厄宮」は、単に健康を診るだけの宮では有りません。もちろん「トラブルや災難」も観ますが、官禄宮の「田宅」でも有ります。他にも「事業」など、いろいろな意味合いが有ります。ざっくり判断でも、「業因」に対しての「報」ですから、「トラブル・災難」に尽くす、つまり解決へ報いる行動が課せられている訳です。
そのような「事業」を立ち上げ「世のため人のために」成りなさい。という課題を戴いて今世に送り出されて来たのだと感じます。そのために、50年間の苦労は必須の学びの場であったと云えます。物心付いた時には、両親は毎日大喧嘩していましたし、家庭内は修羅場で兄たちは就学終了と同時に家を出て行ってしまい、実家に寄り付くことは有りませんでした。結局は最後に残された私が、両親を看取る運命になっていました。年齢も若く早婚で経済力の乏しい私が二人の年老いた両親を介護するのは試練また試練の連続でした。
結局は実家の田畑を切り売りしながら両親の入院費や介護費用に当てて、両親を看取った後には無一文。そんな苦労が、紫微斗数の仕事に大変に役立っています。今となってみれば「試練よ有難う」の感謝の気持ちでいっぱいです。
■果(「業因報」で何が得られるか?)
「財帛宮」です。これまで説明した「業・因・報」を行えば、「財が入ってくる」ということです。これまでの50年間は貧困との戦いでした。50歳代では遂に奈落の底に落ちました。そこで貴人に出会い、紫微斗数に出会い、人生「大転換」が起こりました。
つまり「業報因果」に添った人生が始まったのです。
それまでの困窮から脱し、住まいも恒久的な物が貴人の助力により賃貸ではなく手に入りました。これは「神様からの贈り物」です。「業報因果」に添って「世のため人のために」なるなら、「天からの助力を与えよう」という神様からの思いと、有りがたくお受けしています。更には、悪しき人たちは去って行き、良き人縁に恵まれ、多くの助力を戴いています。
また、良きせぬ果報も導かれ、多くの良きチャンスを戴いて居ります。
50年間の人生とは「真逆」に成りました。
現在、私は65歳ですが、命盤の「シナリオ」とは違ってきています。
「業報因果」に気付き、魂(心)を改めるならば、未来は変わるとも云えます。
ぜひ、参考になさってください。
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