2019年9月21日土曜日

埼玉・小学生殺害事件で思う事

埼玉・小学生殺害事件で思う事

今回の事件の原因は、義父の「実の親じゃないと言われ腹が立った」、という理由と伝えられています。お母さんの再婚によって、新しいお父さんと三人で暮らし始めた訳ですが、小学4年生の進藤遼佑君(9)のように、再婚相手の親と一緒に暮らすケースは最近よくみかけます。
私の処にも再婚に伴うご相談で多いのが、新しい親子問題です。

再婚し合う大人は、互いに相思相愛の熱愛で結婚するでしょうけど、子供にとっては親の事情都合は関係がありません。

このような場合のご相談で多いのが、相手の連れ子の子供とどのように接すれば良いのか? という心配です。

子供の命盤で、再婚以降に親の事で凶になっていれば、再婚で親子問題が起こると予測できます。
親の命盤では、子供のことで同じ時期に凶ならば、再婚後に子供の事で悩むことが予想されます。
そういうシナリオを持って生まれていると云うことです。
そんな場合には、自分の子供への考え方を変えないとシナリオどおりの結末になってしまいます。


また、再婚後に子供にどのように接すれば良いのかと、迷う人はまだマシです。

「良い親になろう」
「立派な子供になるように、ぼくが躾けてあげる」
「お母さんと別れて可哀そうなので、私が一生懸命に寄り添ってあげよう」

子供はペットではありません。
いろいろ考えるのは良いけれど、本当の子供の気持ちを理解しているでしょうか?

良くと思って一生懸命に面倒を観ている筈が、
もしかして自分の価値観を押し付けていませんか?
親切の押し売りをしていませんか?

子供が求めていないものを勝手に押し付けていませんか?

実の親子でさえ、最近はこのようなことで問題を起こしているのに、子供にとって他人の貴方は、更に受け入れられないかも知れません。

貴方にとって大好きな彼女の子供かも知れませんが、
貴女にとって大好きな彼氏の子供かも知れませんが、

子供にとって、「あなた」はただの他人なのです。

でも、
親に成るのは難しいけれど、
他人でも友達になることは可能です。

結論を言えば、無理して親になろうとしないことです。
子供にとって、良き友達
何でも相談できる友達、
お母さんにも言えない事でも聴いてくれる友達になれるように成れば良いのです。
しかし、押し売りはダメです。

それには対等に成らなければなりません。
子供にとって親子は主従関係でしょうけど、
他人のあなたに従うことを、強要されるのは子供にとっては大変に嫌な事です。

子供が、あなたを心から受け入れてくれるように成ったら、子供はあなたのアドバイスを素直に受け入れるでしょうし尊敬もします。

しかし、受け入れてもいない内には尊敬なんて出来る訳がありません。

私が子供だったら、親の勝手で離婚して、好き勝手に再婚した相手など簡単には受け入れられません。

子供の気持ちでは、たとえ離婚してお母さんは辛いだろうけど、お母さんには独身で居て欲しいのです。

子供にとって親は「SEXなどしない」神聖な存在なのです。
親は恋などするような生臭いものではないのです。

これが子供です。
私の幼少期には強く、そう思っていました。


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