2015年2月16日月曜日

命術とは

占いには、大きく分けて 「命術・卜占」の二種類が代表的な占術です。
命術とは、占いたい人の「生年月日」から一生の人生を占うものです。「時刻」まで使う命術は鑑定精度もさることながら、未来予測の事象の年月までも予測出来る優れ物です。

一方の「卜占」は、まさに占い的な占いです。霊感というか、「超心理学」の現象を利用した占いです。

命術は「出生の時間」から、人生のシナリオを導きだしますから、今風に言えば「ロジック」なのです。ロジックといえば、「論理・理論」の意味で、コンピュータープログラムはロジックの塊です。
もっと身近では「スマホ」のアプリはロジックで出来ています。

片や「卜占は」ロジックは関係なく、偶然(偶然は必然と超心理学では解釈されますけど)、の現象から近未来を予測します。これは、下手をすると「当たるも八卦、当たらぬも八卦」と馬鹿にされます。
今回は「ロジック」のお話をしてみたいと思います。
命術は理論を覚えてしまえば、ある程度の鑑定結果は、誰が鑑定しても同じ結果が出るのが当たり前です。もし、大きく異る結果が出るなら、何処かに誤りがあったのです。紫微斗数で言えば、命盤に配される星の出し方を見誤るとか、見落とすとか。
ちゃんとやれば、誰がやっても同じ命盤が出来る筈です。
命盤の作成もロジックですから、最近はコンピューターソフトで意図も簡単に出せます。
手書きに拘っている占い師の方もいらっしゃいますが、私は字が超下手ですから、パソコンは重宝しています。もっとも間違いなく命盤を作成するには、時間が掛かります。命盤が間違っていたら、鑑定結果も別人になってしまいます。これは要注意です。

後は、命盤の解釈が一番の問題ですが、これも流派は様々ですが、日本では紫微斗数は現在進行形の発展途上の命術です。どんどん新しい知識を吸収して行かないと、驚異の的中率が、凶意の的中率になってしまいます。

しかし、命盤の解釈も「ロジック」ですから、基本的な解釈を覚えれば良いのですが、ロジックには人によって向き不向きが有ることは確かと思います。
コンピューターソフトの作成方法を学び覚えることは出来ても、いざソフトを作るとなると、神経衰弱になってしまう人もあれば、大好きで残業代もいらないから、会社に居残ってソフト開発に没頭する人もいます。まさに向き不向きですね。
命術も同じと思います。私は三度の飯より好きなタイプに分類されると思います。

実は20代の頃はコンピューター関連の企業で簡単なソフトウェアを作成していました。
ソフト作成が楽しくて、毎晩、会社に居残るタイプでした。官禄宮に「生年化忌」有りますから、仕事に拘るんですね。
生年月日、時刻から幾万通りもの命盤が出来るのですから、そして幾万通りもの人生が有る訳で、その一生を拝見させて戴く仕事は、私にとっては人生の勉強にもなりますし、人間世界のことが人眺めに成るというのも、他には無い職業です。
卜占とは違う世界観を感じます。

しかし、卜占の良い所は直近の「吉凶」や選択に迷った時は、命術よりも「卜占」の方が的確な答えを得られる便利さがあります。
ただ、卜占は才能が必要と感じます。何と言いますか、霊感とは行かないまでも、一種の洞察力、想像力のような感覚が無いと、占うことが難しいと感じます。これも向き不向きが有るようですね。

話を元に戻しますが、命術は「ロジック」と言いましたが、ロジックはコンピューターソフトですから、コンピューター関連の人には向いているような気がします。
何故なら、コンピュータ関連の仕事には、紫微斗数の「天機星」を命宮に持った人などが多いように思えますから。

「紫微斗数」の鑑定は、ホームページから
http://miya.on.omisenomikata.jp/

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