先日、あるお若い女性から、彼との問題で鑑定いたしました。 いつものように、彼女の出生時刻から紫微斗数で恋愛、結婚に関する人生傾向を鑑定し、次いで現在の恋愛運を鑑定しました。 人生傾向では、結婚に関して厳しい状況が現れました。 そして、流年の鑑定では、3年前に出会いが有り、昨年辺りから危機状態に有り、今年の1月~2月で大凶の象意です。 まさに的中で、今現在、彼女は別離の危機に曝されています。 彼の生年月日は判るものの、出生時刻は聞き出すことは出来ません。 例の「観相術」で決め手をつかもうと、彼の写真を見せて頂きました。 出生時刻推定にはイマイチ情報量が足りませんが、彼の人柄を鑑定するには充分な情報量でした。さらに「宿曜」で大まかな人生傾向と相性も診ました。 相性は特に問題は有りません。 観相術で診る彼の性格は。 彼はとても優しく面倒見の良い人です。 我慢強く、愚痴もあまり言いません。 計画性もしっかりしていて、目標に向かって一歩一歩着実に歩む人です。 リーダーシップも有ります。 紫微斗数の主星に置き換えれば、 「天機・天梁タイプ」かな・・・。 と思える人です・ 出生時刻を推定するなら、生年月日で命盤を出し、その中から「天機・天梁」が命宮、遷移宮で同宮か加会する命盤を見つければ良いです。 その後は、ちゃんと様々な事を検証しないと成りませんが。 別離の危機になった詳細は公表出来ませんが、 問題の原因は彼女に有りました。 それは彼女の命宮の星曜に問題を抱える組合せが有るからです。 人生に置いて波乱傾向であること、 その原因が何であるのかを彼女に詳しく説明しました。 しかし、誰でもそうですが、命宮の本質はなかなか自覚出来なかったり、自覚できても簡単に直せるものではありません。 しかし、彼女は今回の彼との問題が発生したことで、今後の人生において人生傾向を改善できるチャンスに出会ったのは幸運です。 それは彼女がまだ若いからです。 やり直しが出来ますから。 彼女にアドバイスしました。 今、ここで人間的に成長して行かないと、今後の人生は同じことの繰り返しになりますよ。 恋愛も結婚も同じ失敗を繰り返しますよ。 命盤には「生涯独身を通す傾向が出ています。子供も居ない傾向が出ています」 と告げました。 彼女は「それは困る」と深刻な表情になりました。 では、何をどのようにしたら良いのでしょう。 そして、 今の彼との問題で危機を脱することが出来るでしょうか。 彼が、今何を考え、思っているのでしょう? 彼女には、それが判らなく困惑しています。 紫微斗数は鋭い命術で適中率も占術の中では一番と感じていますが、彼の気持ち、対策を考える場面になると今一つ難しいものが有ります。 そこで、 そういうことに優れた占術が有ります。 卜占です。 私は「タロット」を使います。 タロットで過去、現在、未来、彼の考え、彼女の考え、対策、結果が判るスブレッドをします。 答えは明快に出ました。 彼女はたくさんの事に気付かされました。 タロットが示す答えに、彼女は後悔が怒涛のように溢れ出てきます。 「こうなったのも仕方ない事を私はずっとしてきたんですね」 と、彼女は気付かされました。 彼の気持ちを理解出来ていなかった、 彼の建設的な考えを理解出来ずに、彼の気持ちを踏みにじっていたのです。 彼は我慢の限界に達してしまったのです。 それでも、タロットのカードは一筋の光を示していました。 最終結果に「非常に厳しい状況」と有るけれど、「一筋の光明」という意味合いも有りました。 これに懸けるしか有りません。 アドバイスは、何をどうしたら良いのかカードが示しています。 彼女に伝えました、家に戻ったらすぐに行動に移したほうが良いと。 しかし、彼は直ぐには変化しないけれど、彼の気持ち、努力に報いるよう努力することで、危機を脱する可能性が秘められています。 その数日後、行動の結果の彼の心情の変化を診て欲しいとメールが有り、タロットリーディングしました。結果は少しずつですが、彼の気持ちに変化が出てきていました。 彼女も、何をどうしたら良いのかが理解出来たようです。 その調子です。 二回目のリーディングの未来の結果は「星の正位置」 やがて夢が叶うでしょう。 命盤の課題に絶え間ない努力が必要ですが。 私は紫微斗数を専門に使っていますが、事の詳細を診る場合には「タロット」を使います。 タロットの利点は短時間で結果が得られて決めの細かいアドバイスが出来る事です。 過去~未来、状況が細かく占えるので、鑑定結果を物語のように起承転結で説明出来る点です。このような方法なら、相談される方も解りやすく、説明していて説明が終わらない内に涙する場面も多いのです。 それは、お客様の中で、気付きが先回りして起こるからだと思います。 タロットは、鋭く状況を指摘してきます。 そして、お客様ご自身に気づきを与える。 カウンセリングに手法が似ていますね。 お客様自身で問題点に気づき、解決策が導かれる。 ご自身で解決策を導き出されるので、行動に移しやすいのです。 占い師が「ああしろ、こうしろ」というのは適切では有りません。 お客様の人生ですから、占師は気づきのチャンスを与えさせて戴くだけなのです。 そして、行動と結果の状況を幾通りか示し、お客様が選択するのです。 難易度は幾通りかある場合も有ります。 紫微斗数の命盤から診て、難易度が高い場合は、それなりの助言もしますが。 占いには、最低2つの占術が必須ですね。 命術 と 卜術 メール鑑定(対面鑑定と同様に詳細に鑑定します) 対面鑑定もご予約承っています。 詳細はホームページを御覧ください。 クリック→ 宮 立命 (静岡市) |
紫微斗数は元々、的中率の高い命術です。しかし、的中率に云々し、それに終始してしまうのでは巷の占いと何ら変わらないものになってしまいます。 本当にご相談者様の立場になって考えるのなら。 悪いことを的中させない為には、どうするのか? 悪いことが起こる原因を命盤から探り、その原因を除去したり、対策を講ずることをご提案できる占い師を目指します。 問題の本質を探るためには最新の紫微斗数である【欽天四化】を駆使し、高度な飛星の技術を駆使してみなさまの幸せへの道をご案内します。 そのために分単位の鑑定を廃止しじっくりとご相談に載ります。 詳しくはホームページ内をご覧ください。 アメーバBlog:http://ameblo.jp/miya-ritumei/ ホームページ:http://miya-rithumei.com/
2015年2月23日月曜日
紫微斗数とタロットの使い分け
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