2018年8月24日金曜日

遷移宮の化忌星が最悪の理由は?


遷移宮の化忌星が最悪の理由は? 


本日は、ちょっと難しいことを書きます。

紫微斗数の教室で「遷移宮に生年化忌星が有ると命宮を冲するので最悪」とよく云われます。
「生年化忌星」が入っている向かいの宮は常に冲されるので、その宮は一生涯に渡って苦労ばかり有る、などと説明されます。



その他にも教室では、昔から伝承されてきた様々なウンチクが教えられます。
例えば、「擎羊や陀羅」がどこかの宮に入ると、その宮は大凶とか、自化忌が入っている宮は最悪などと講義されますが、その理由についてはあまり説明がされません。
教えられる側は、まる暗記で覚えるのみです。
そうして習って、いざ実際の鑑定する段階でも、悪い星が入っている宮を観て、「あなたは◯が悪い」というのみで、何故に悪いのかの説明はされません。

何故に悪いのかの理由が分からないのは、悪い星が宮に入る理由が分析されていないから、説明も出来ない訳です。
紫微斗数を学ぶ段階で理由までは、学ばない場合が多いと感じます。

ただ単に星が入っているから云々・・・
星が入る理由を理解出来ていないとアドバイスは不可能です。


星が入る理由?
「そんなの、命盤の作成手順に従って作成すれば、勝手に何処かの宮に何かの星が入るのは、決まっているじゃん!」

確かにそうです。命盤作成は、決まった手順でたくさんの星を宮に配置して行きます。その配置される理由なんて誰も教えてもくれないし、何処の教室に行っても話さえ出てこないです。

命盤作成手順で配置される様々な星は、非常に複雑な理論の上に成り立っている(人間業ではない?)結果であり、そして決まった宮に入るようになっています。


何故、大凶星が、その宮に入るのか?
その理由は、生年四化星の性質を深く知れば理解できてきます。
四つの生年四化星が、何処かの宮に必ず入ります。それによって、その人の複雑な性格が理解できます。その生年四化星から派生する様々な性格、思考、行動パターンの結果、複雑な星の配置が決まると云えます。
生年四化星は、持って生まれたものを示しています。
その結果の思考、行動、結末が、たくさんの星が、それぞれの宮に散って配置され、示しています。


沢山の星の配置を観て、それは「生まれたまんま」で人生を送れば起こる結果を、示していると考えればよいのです。
その結果が好ましく無いのなら、生年四化星の配置を観て、改善するべき事を考えれば良いということです。


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