2019年1月10日木曜日


財運の悪い時期の対処

私の過去の経験を話します。
私が40歳代の時のことです。
当時の私は20年ほど続けた自営業が破綻し、会社勤めするようになりました。紫微斗数の大限(10年運)がちょうど切り替わる時で、それまでの大限の財運は凶運でしたが、自営業が破綻し会社勤めを始める時の財運の大限は「中吉の大凶」という、吉運はあるようになったけれど、複雑な運勢に入りました。

その40歳の大限の仕事運は「大吉」で、会社勤めしてからの10年間は店長まで上り詰める勢いになり、収入も一気に増えて少しばかりセレブの気分で有頂天になったのです。しかし、財運どおりの大凶で稼いだ金を湯水のごとく使っていたのです。

当時の私の気持ちは、「これからは稼げばどんどん入る」と思い込んでいました。
この時期は高額の商品をどんどん買っていましたが、収入が多く潤っていたのです。

ところが、50歳の大限へと変わる頃には貯金の残高は、すっかり減ってしまいました。
このままではマズイと思い節制を始めようとした時には大限が変わりました。

大限が変わって仕事運は「大凶」となり、それと同時に会社を辞めなければ成らない事態が、青天の霹靂の如く起こり、失業の憂き目に遭ったのです。その後の仕事はなかなか見付からず、ジリ貧の10年を送る羽目になったのです。

今になってみれば、絶好調の運勢の後に「大凶」が巡って来るとは知らないので、有頂天になって散々の目に遭ったのです。
大凶が訪れると判っていたら、高収入を節制して備えていたのなら、大凶運も奈落に落ちずに済んだのです。

電車に例えれば分かり易いです。
安定して走っていた電車も駅構内に入ってきますと、線路のポイントを通過する度に左右に大きく揺れます。
立ち席の場合、この揺れを事前に分かっていれば、何かに掴まったり、足を踏ん張って体制を整えているので、どおってことはありません。
しかし、不意にこの揺れに合うとよろけてしまいます。
まったくシナリオどおりの人生になってしまったのです。

現在は占術業になったので、先の運勢をしっかり見定めて、運勢の波の影響に振り回されることは少なくなりました。
何が起こっても「想定内」で済ますことが多いという訳です。

財運の大凶運が訪れる前の吉運の時に、しっかり蓄えて置けば、凶運は乗り越えられるということです。
これは、身を持って体験した事実です。


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