自力と他力(他力本願)
紫微斗数の命盤で面白いことを発見しています。
紫微斗数では非常に重要な星に「生年四化」という四つの星があります。
この生年四化には「化禄A・化権B・化科C・化忌D」の四つの星があります。
これらの四つの星が全て自分の宮(六内宮)に入っていればラッキー! と云われています。生年四化は人生を生きて行く上で重要なパワーの星ですから、自分の宮に有ると良いということになります。
しかし、この生年四化が残念なことに、全て他人の宮(六外宮)に入ってしまっている人が居ます。そうすると人生は自分の力では生きて行かれないと云うことになります。
だから、生年四化が六内宮に在る命盤は良い命盤、六外宮に入っていたら力の無い命盤のように思われてしまいます。
でも、いろいろ鑑定していて、生年四化が全て六外宮の人でも、他人の稼いだ金で海外旅行も国内旅行も旅行三昧したり、グルメを楽しんで遊んで暮らしている人が居るのです!
私なんか生年四化が全て六内宮で超ラッキーの筈が、占いの仕事をするまでは苦労ばかりで、グルメなんて食べられる身分では無かったし、旅行三昧どころか、北海道も九州も行ったことがありません。それどころか、近くでさえ旅行に行きたくても、金も時間も余裕が無くて行くことが出来なかったのです。これってオカシイじゃん!
変だ! 変だ! と考えていたら、気付きました。
生年四化が全て六内宮の人は【自力タイプ】なのです。
分かり易く解説するならば、何でも自分で出来る能力や力が有るために、人を当てにせずに自力でやり抜こうとするようです。
一方、生年四化が六外宮に在る人は【他力タイプ】です。もっと言えば【他力本願タイプ】です。
「他力本願」とは語源は仏教用語です。(阿弥陀仏の本願に頼って成仏すること)
別の意味もあります。
(人まかせ、他人依存、成り行き任せの意)
他力本願とは聞こえは悪いですが、人生を生きて行くのには、何でも自力で苦労せずに他人任せで楽して生きられるのです。
ですから、生年四化が全て他人の宮(六外宮)でもガッカリしないでください。
逆に喜んでください。他人との関係を良好に出来たら、すべて他力本願で楽して好きな事だけやって通れるのです。
実際に、六外宮に生年四化が全てでも、他人の稼いだ金でグルメに旅行三昧してる奥さんを何人も知っています。
その変り、その奥さんは人間関係をとても大切にしています。
えっ? その奥さんは良い人柄でしょ? って、いえいえ、とんでも御座いません。外面は人懐っこくて第一印象は良いですが、本当は激しい気性で短気です。切れたら夜叉みたいに豹変しますよ。でもいつも人間関係を旨くやっています。だから、多くの人たちから重要なポストにも推挙もされます。
全ての生年四化が貴女の場合は、ちゃんと自分の宮に有りますか?
ちゃんと自分の宮に有ったら、何でも自分でやろうとせずに【他力】に頼ってください。
逆に生年四化が全て他人の宮でしたら、人様との関係を良好にしてください。そうしたら、一生涯に渡って遊んで暮らせる可能性が有りますよ。
ご自分の命盤がよく分からなかったらご相談ください。
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