2016年8月12日金曜日

宿曜経の基礎知識いろは・・・第2回

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宿曜経の基礎知識いろは・・・第2

宿曜占星術についての解説は今回で終わりますが、紫微斗数に比べると、命盤を解読するような難しい技術はあまり必要としません。むしろ、二十七宿の内容を覚えることの方が重要と感じます。しかし、丸暗記では応用が効かないので、紫微斗数の14主星と性格を知るのと一緒で、実際の様々な人間のタイプに接して覚えて行く方が現実的で役立ちます。
机上の理論だけでは視野の狭い解釈しか出来ません。

宿曜占星術には、「二十七の命宿」が有ります。例えば「昴宿・畢宿・・・胃宿」まで、27種類です。これらの命宿は、さらにその性格の傾向から以下のように大分類されています。

◯剛柔宿=昴宿・氐宿
◯安重宿=畢宿・翼宿・斗宿・壁宿
◯和善宿=觜宿・角宿・房宿・奎宿
◯毒害宿=参宿・柳宿・心宿・尾宿
◯軽躁宿=井宿・亢宿・女宿・虚宿・危宿
◯急速宿=鬼宿・軫宿・婁宿・胃宿
◯猛悪宿=星宿・張宿・箕宿・室宿

二十七宿は以上の分類に分かれますが、それらの命宿は大きな分類の7タイプに分けられます。猛悪宿とか毒害宿とか有りますが、これは名称が凄いだけで悪人ということでは有りません。昔、紫微斗数も14主星に「吉凶」の分類をして「七殺・破軍」などは悪人のように「凶星」として扱われていた時期が有りましたが、とんでもない事と思います。
七殺の人は生まれ付き「罪人」と思われてしまいます。そんなことは有り得ません。
宿曜占星術の「毒害宿も猛悪宿」も同じです。
これらのタイプに属する人でも、穏やかで優しい人はいっぱい居ます。
ただ、心の奥に「頑固な一面」、「自分の考えを優先する」ような傾向が有るというようなことです。そのような一面が有る故に試練にも耐える根性が備わっているとも云えます。

逆に「軽躁宿」に属するタイプは、感性で行動したり、あまり物事に拘らないなど、言い方は悪いですが、軽っぽい思考傾向だったりする訳です。
ちなみに私は「危宿」で「軽躁宿」に属します。感性人間であまり一徹なところは無いです。


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