2018年3月7日水曜日


欽天派紫微斗数の業報因果の解読


紫微斗数という命術は「過去世で定めてきた今世での修行のテーマ」を観ることが出来ます。それは欽天派の紫微斗数の「業報因果」という理論です。
紫微斗数の命盤は赤ちゃんが産道を抜けて、この世に生まれ出た瞬間の時刻で作成できるのです。
もっと言えば、赤ちゃんは生まれ出た瞬間には、この人生で起こる様々な出来事、時期は決まって来ているということが断言出来るのです。
酷な言い方ですけど、まだゼロ歳の赤ちゃんの命盤から、例えば6歳の8月に亡くなってしまうかも知れない、などと言うことも判ることが有ります。
それも生まれる前に決められて来ている、としか解釈のしようがありません。

では、何故に生まれて、たったの6年で、あの世に帰ってしまうのでしょう?
この赤ちゃんの誕生は無意味じゃないの? って思いたくなりますよね。
でもね、この赤ちゃん。ちゃんとです、たったの6年の命でもしっかり重たい役目を持って生まれて来たのです。たったの6年でも、人の一生分の役目を持って生まれて来たのですよ。
それは、お母さんの為だったりするのです。あるいはお父さんの為だったりするんです。
それに気付かないお母さん、お父さんは可哀想です。
紫微斗数の命盤で判る「業報因果」、それは仏教の「因果応報」とも云えます。

でも、この「業報因果」を読み解くのには、タロットのカードを読むような感性が必要と感じます。
命盤の12の宮に入る、「文昌・右弼・左輔・文曲」で読み解く方法と、「生年四化」が入る宮で読み解く方法が有ります。

命盤の12の宮は、巷の紫微斗数の教本に書かれている宮の解説では、その宮の意味が足りません。
12の宮には様々な意味合いが有ります。それらの意味を理解していないと、業報因果は意味不明な事になります。

少しだけ試してみましょう。
私の命盤を使って業報因果を解説します。
(※業報因果の解読法のご質問はお受けしかねますのでご容赦ください)
鑑定の際には解読して、ご説明します。

試練、試されることが「業」と「B」です。
カルマの原因となるもの、その環境、縁を示すのが「因」と「A」です。
では、どうすれば良いのかは「報」と「C」です。
結果、到達点は「果」と「D」です。

■生年四化で読み解く
私の命盤の生年四化の「B」は命宮です。自分自身が試される試練です。更には人生そのものが試されるのです。
「A」  は福徳宮です。人生が試されますが、そのための条件は、私自身の陰徳、精神性が試される環境・縁といえます。
「B」  は財帛宮です。お金です。金を使うことです。福徳宮にです。つまり投資をしなさい、ということです。精神性を高める為に投資しなさいと解釈出来ます。金を使って散々の苦労を体験しなさいということです。
「C」  は官禄宮です。BAC の結果の到達点は仕事ということです。
つまり、BACDを判りやすく言えば、人生そのものが苦労の連続が続き精神性を試されますが、それは金を投資してまでもやりなさい。そうしたら、それが仕事に成りますよ。
ということです。

■文昌・右弼・左輔・文曲で読み解く
「文昌」は「官禄宮」です。
「右弼」は「奴僕宮」です。
「左輔」は「疾厄宮」です。
「文曲」は「財帛宮」です。

つまり、仕事は辛く試される試練に成りますが、それは人々の災厄に関わることです。その結果、それで生活が出来ます。
もっと分かりやすく言い換えれば、人々が抱えるトラブルに仕事で臨めば、それで生活が出来るようになりますよ。ということになります。

私の適職は「双象媒介」では「BDC」です。「トラブルを扱う仕事」が適職になります。
考えてみれば、私は高校を卒業するから、ずっとトラブルを扱う仕事に従事してきました。

最初は家庭電化製品の修理部品を扱うサービスセンターでした。

次にコンピューター関連製品の製造の仕事では製造技術と品質管理課の仕事でした。顧客から入る様々な製品に対するクレームの受付と現地調査、製品の不具合の原因究明、そして製造課程へのフィードバック、時には設計担当への変更依頼でした。顧客の所へ出張し修理もしていました。

一時期、自衛隊や消防隊に憧れましたが、身体的な問題で諦めました。これも国難、災難を扱う仕事です。

脱サラした後には、家庭電化製品の修理の仕事でした。

中年以降には知的障害者施設では支援員の仕事。老人介護施設では介護職でした。

そして現在は人生のトラブルを扱う占い師の仕事になりました。

「業報因果」とは、その人が、この人生で何をテーマに、どんな条件で、何に尽力し、何を得るかが明示してくれていると感じます。この「業報因果」に沿った生き方をすれば満足度も得られると感じます。また本人は気付かなくても条件が整いやすいとも感じます。


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