紫微斗数という命術(5)
10年運の巡り方
「紫微斗数という命術(4)」で大限(10年運)の巡り方を紹介しました。
今回は、もう少し補足をします。
前回の記事で、大限が若年時に吉運なら若くして大成功することも有ると云いました。逆に若年時に凶運が巡っている場合は中年期、晩年気に盛運になると云いました。
これらのパターンの場合は、吉凶が単純な形で別々に訪れる場合です。
しかし、世の中には吉凶が別々でなくて、大吉運の時に凶運も一緒に巡る人も在るのです。
-
https://stat.ameba.jp/user_images/20190404/04/miya-ritumei/ba/aa/j/o1905156514384480813.jpg?caw=800 -
そのようなパターンの人は、運勢曲線の「Ⓑ運勢」の曲線のような巡り方をします。
大吉運の時に凶運も巡ると、例えば財運ならば、物凄く高収入に恵まれているのに、多くの出費が増えて稼いだ分ぐらいは出て行ってしまった。というようなことになります。それも自分の為に支出したのなら、まだマシですが、六外宮(人のために)で出費なら虚しくなるかも知れません。
でも、六外宮での出費であっても、使った人から後々何かと助力が在るのなら投資という意味ではOKです。
これが詐欺にでも遭うような出費なら、もう何も戻ってはきません。
自動車に例えれば、サイドブレーキを引きっぱなしでアクセルを踏み込んでいるようなものです。
燃料は消費しても速度も力も出ないのです。少しの上り坂も登れなくなります。下り坂でも常にアクセルを踏まなければ成らないのです。
これでは、人生へとへとに疲れてしまいます。
このようなパターンの人は、本当にお気の毒ですが、きっと何かの縁が有ってのことと思います。
それはもしかして「前世未了の縁」なのかも知れません。
紫微斗数では「前世未了の事」は、【来因宮】や【業因報果】で観ることも出来ます。
★★★★★★★★★★★★★★
新・紫微斗数の鑑定ご相談は
宮立命公式サイトへ
ご相談は下記アドレスをクリック
★★★★★★★★★★★★★★
0 件のコメント:
コメントを投稿