2020年1月6日月曜日

紫微斗数の理論と実際

紫微斗数の理論と実際

命術と云われる物の中に、四柱推命(八字)と紫微斗数があります。
これらの命術は合理的な理論で構築されています。
これらの命術を学ぶ場合に普通は、まずは理論から入ります。


分かりやすく例を挙げて説明すると、四柱推命ですと「五行の相克」は絶対に避けては通れない基本理論です。

紫微斗数の場合は、あまり「五行の相克」には触れません。というのは「命盤」作成時点で、この「五行の相克」が前提になっているからです。

命盤の作成はアプリを使わない場合には、「早見表」を使い、生年月日、出生時刻等から命盤に星を配置して行きます。つまり「早見表」が五行の相克を加味しているからです。
これが、早見表を観る人に「五行の相克」の知識が不要な理由です。
まして、アプリで命盤作成するならば、さらに基本的な知識が無くて済みます。


命盤の作成が終わって「鑑定」という段階で「理論」の知識が必要になってきます。
例えば、生年【化忌】の作用を観る場合に、三合派では理論というより「丸暗記」の知識で鑑定します。

たとえば、「官禄宮」に【化忌】は、<仕事が一生涯不安定、職が変わりやすい>と学びます。
さらに、「夫妻宮を冲するので婚姻不好(宜しくない)」と学びます。
その理由ついては学ばないのです。だから、不好の理由のアドバイスが出来ません。
あえて不好の理由を問えば、「化忌」が有るからだ。となるのです。
これでは、「化忌」が有るから一生涯ダメなのだと成ってしまいます。

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