2015年6月15日月曜日

神田の書店で

昨日、東京の神田の書店街をブラっとしてきました。

占いの書籍専門店が有りましたので、ちょっと寄ってみました。店内は狭く、背の高い本棚が塀のように店内を迷路のように立ち並んで、56人の客が入れば、身動き取れないような感じです。静岡から東京は遠いです。滅多に来られないので店内を隅から隅まで観て廻りました。

有りとあらゆる占いの本が有ります。古書も有るし、最近出版された本も有ります。

私は、占いの百貨店では有りませんから、1つの占術のみに打ち込んでいます。まあ、多少は数種類ほどの他の品揃えも有りますが、中心は「紫微斗数」です。

私の場合は、だいぶ昔の書籍から入門して、何人かの師匠に何年も教わりました。しかし、それだけでは足りないものは山ほど有ると感じました。新しい事を指南していただける先生と出会えた時にはなるべく享受頂けるように務めるのですが、もう青年という年代では無いし、人生のエンディングテーマが流れるようになっては、新しく覚えたことも役立てる前に墓に入ってしまうことになります。

そんな余裕が無いことを実感してる今日この頃ですので、唯一人様より数倍は闇の世界、人生を観てきた、実体験してきたことを、鑑定に役立てれてるのが、強みといえば強みなのです。やはり自分が体験していない闇の悩みは、そんな事知らない人がアドバイスを何とするのでしょう。

縁とは不思議なものです。何故か、そういう悩み、ご相談が多いのも、私にしてみれば慣れた世界のことですから、鑑定する前に、お話をお聞きするだけでも、この先、この問題はどう展開して行くのでは…。と想像が付くものです。

鑑定してみれば、「やっぱりねえ~」ということに成ります。占いとは、やはり鑑定する人の人生観みたいなのが、大いに影響すると感じます。

占い書店の中をうろつきながら、紫微斗数の本を探しました。紫微斗数の本は何冊も有りましたが、全体から観れば一部という感じです。どの本を開いて観ても内容は知っていることばかり。目新しいことは無いのです。そもそも、最近の日本の占いの書籍って、「奥義」とか「秘伝」とか表題にあっても、また記事に「特別に今回公開しました…」などと有っても、何も大したことは公開されていません。というのが実情と感じます。

結局、最後に手にしたのは、台湾の「古書?」で紫微斗数の「四化」について云々と記述されていた本が有ったので、少し立ち読みさせていただいて、ああ、これは現代風にアレンジして解釈すれば、結構使えるじゃん。と思って一冊購入しました。書店のおじさんは、「台湾の本なんて滅多に買っていく人は居ませんよ」というのです。そうなんですか?

今回、私が購入した古書でも、日本の紫微斗数の本には書かれていない特別に意味の有ることが多かったです。

日本では、2015年という現代でも書店に並んでる「紫微斗数」は台湾の古書にも有ることが載っていないとは、まだまだ浅いのかなあって、思わずため息が出ました。


私が初期に教わったことは、今では、そのまま使えないです。実占でだいぶ修正しています。当時の本は鑑定室の飾りになっています。

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