2015年10月22日木曜日

比叡山延暦寺の「千日回峰行」

比叡山延暦寺の「千日回峰行」

千日回峰行「堂入り」終える 戦後13人目
NHKニユースより)

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テレビの報道では、この荒行の目的は「困窮する人々のことを、身を持って体験し、理解することによって、始めて本当の救いの手が差し伸べられる」のだそうです。
確かに、その通りと思います。毎日美味しい食事を三度欠かさず食べられて、温かい布団で気持よく休めて、裕福な日々を送っている人に、その日の食事も食べることも出来ないほど困窮したり、辛い病に侵された人の気持ちは、口先だけで何とでも慰め、励ましは言えても、本当の気持ちは理解出来ないでしょう。
苦悩の極限を体験するのが荒行の本当の目的なんでしょうね。それに絶えることによって精神力も鍛えられ、何も恐れるものは無くなるのでしょう。なかなか凡人には出来ないことです。

私も占い師として、困窮している方や、様々な問題で悩んで居られる方に、その方の宿命を知って、アドバイスをするのですが、果たしで私自身が波乱の人生を送って来たと言っても荒行からすれば、取るに足りない甘いものと感じます。

やはり、自分も苦難を体験していないと、口からいくら偉そうなアドバイスをした所で嘘の言葉かも知れません。人の人生に云々とアドバイスする仕事を行う以上は、自分も奈落を体験するくらいの経験が必要なのだと感じさせられました。
確かに、占い師に成る人の多くは、自身も人生波乱、悩みの中から占術によって救われた経験が有ると思います。
まれに、裕福な人生を送られて育った環境が占いが身近で有ったために占い師に成られた方もいらっしゃると思いますが。やはり困窮している時、人生の航路を失ってしまった人は、本当にそれを理解してくれる人に出会えるのが何よりも救いになると感じます。
私も少なからず、そのような時期に理解してくれる人の有り難さを身に沁みた一人です。


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