占いが必要な人たち。
私が巷でよく聞く話に、「占いに、いちいち頼らなきゃあ出来ないようじゃあ駄目だなあ」と、いう話を耳にすることがあります。
確かに、自分の人生なのだから、いちいち毎日の行動をどうしたら良いか、占いに頼るのはどうかと、私も思います。
35年ほど前に出会ったある中小企業の社長さんは、毎日「お抱え占い師」に、その日の運勢を占って貰い、その日の予定や行動を決めていました。行き先の方位にまで拘る徹底ぶりでした。しかし、その社長さんはまだ儲かっていると思われた時期に「自己破産」をして、会社を解体してしまいました。私は、飛ぶ鳥も落とす勢いだったので、どうしたのだろうと不思議に思いました。その後、数年して自宅を豪邸に立て直しました。これも占い師のアドバイスで有ったのかは定かではありません。
正直なとこ、この社長さんのこのような行動に、私は社会的には、なかなか受け入れられないのでは、と感じました。
詳しい事情は分かりませんが、あれほど占いに依存していたのだから、きっと占った結果で行動されたのだろうと思います。
まあ、そういう占いの使い方も有るのかも知れませんが、少なくとも私の所にご相談に訪れる方に「もっと儲かりたい」といったようなご相談は皆無です。
あの手この手を尽くし、やれることはいろいろやってみたが精魂尽き果てたという方が多いのです。私が「ゲート・キーパー」をしているのも、そのような方々のご相談が多いからです。確かにご相談者さまの「生年月日・出生時刻」で「紫微斗数」で鑑定をしていますが、ご相談の際にやっていることは、カウンセリングだったり、アドバイザーみたいな事です。
単なる「占い師の鑑定」ではないと自分でも感じています。1つのご相談に時間も日にちも要することも多いです。しかし、基本的に鑑定は一回だけです。その後は「フォロー」の意味合いが強いです。
お一人の方の鑑定をされた、その後にご家族全員の鑑定という例は非常に多いです。
それは、鑑定した結果に納得されることが多かったのだろうと思っています。
まれに、アドバイスした事への行動が遅く時期が来てしまって、現象が現れてしまい、「何とかならないか?」という場合もあります。
取り留めもない記述ですが、言いたいことは、「占いが必要な人も居る」ということです。
自分で考え、行動して、苦難も乗り越えて行ける人には「占いは無用な長物」なのです。
それらを一色単にしてしまうのは、私はどうかと思う次第です。
★★★★★★★★★★★★★★
紫微斗数・タロット・周易の鑑定ご相談は
宮立命公式サイトへ
ご訪問は下記アドレスをクリック
★★★★★★★★★★★★★★
0 件のコメント:
コメントを投稿