紫微斗数 命盤と クロスワードパズル
紫微斗数という命術は「命盤」という12のマス目を持つものという事はご存でしょう。
でも、日本では未だに「紫微斗数」という名称すら聴いたことの無い方のために少し説明しましょう。<クリック>→ http://miya-rithumei.com/meiban.html
上記のURLから説明をご覧下されば、人生で起こる様々な事象と、その時期が判ることがご理解戴けると思います。
さて、命盤には12のジャンル毎に部屋が仕切られ、命盤というものが出来ています。
命宮は「その人 本人の全てを表す」処です。
福徳宮は「命宮」へ裏で影響を与えてる処です。
そして命盤には12の部屋(宮という)が有り、その内「命宮」は、その人自身で有り、「福徳宮」は影の存在みたいに表には見えにくい処ですが重要な宮です。
このように「自分自身」を表す宮は全部で6箇所有ります。
「命宮・財帛宮・疾厄宮・官禄宮・田宅宮・福徳宮」です。
これら6個の宮は、自分自身の持ち物です。これらは自分の物なので「我宮」とも云います。
では、もっと解りやすく説明します。
「命宮・福徳宮」はもう延べましたから、他の4つの宮について延べます。
◯財帛宮は、金銭などの直ぐに使える流動の財産で、貯金や証券、株券みたいな物を現します。
◯疾厄宮は、自分の肉体・健康です。これも自分の物ですね。
◯官禄宮は、自分で出来る仕事ですね。働く能力とも言えます
◯田宅宮は、自分の住む家、不動産、あるいは金銭のように直ぐに購買の代価として使えない固定の財産です。
次に自分の物でない宮の説明をします。これも6個有ります。これらを「他宮」とも云います。以下に「他宮」6個の説明をしますが、以下に述べる以外の意味も多く有りますが、基本的な意味を示します。
◯兄弟宮は、親友や兄弟姉妹を現します。
◯夫妻宮は、恋人や配偶者を現します。
◯子女宮は、自分の子供や身近の目下の人を現します。
◯遷移宮は、社会運を現しますが、社会や外に出て最初に出会う人々を現します。また遷移宮は初めて出会う人に与える、あなたの第一印象も現します。
◯奴僕宮は、遷移宮の出会いの後に日々会うようになる人々を現します。同僚やママ友、活動サークルなどの仲間などですね。
◯父母宮は、自分の親、目上の人を現します。
こうして12の宮を分けて分類すると、他宮が6宮、我宮が6宮で、半分ずつですね。
我宮は、さらに様々な分野に判れます。
◯財産を表す「財帛宮・田宅宮」が2個。
◯肉体を表す「疾厄宮」が1個。
◯仕事を表す「官禄宮」が1個。
◯自分の「心・魂」を表す「命宮・福徳宮」が2個。
他宮は、すべて「対人関係」という一つの事を現していますね。
もっと言い換えると、
「我宮」は、4種類の分野に判れますが、
「他宮」は、1種類の分野ということになります。
こうして命盤の12宮を分析してみますと、命盤全体の半分の6宮が「対人関係」です。
人間という物は、如何に「対人関係」が、重要かが判ってきますね。
さて、これからの説明が鑑定には大変に重要です。
紫微斗数では、命盤の分析を行い、12の宮の状態、吉凶を観ることが出来ます。
それは、
◯仕事運の良否
◯財運の良否
◯健康運の良否
◯精神面・人格の良否
そして
◯対人関係の良否
他に、外出運(事故・災難)の良否です。
鑑定で以上の12の宮の良し悪しを分析して、その人は何が苦手で、何が得意か判ります。
それだけの鑑定でOKという場合は簡単な事ですが、苦手な事、問題が起きている事の解決策を知りたいと、鑑定依頼されて来る場合には、命盤の分析だけでは、鑑定作業は始まったばかりの「プロローグ」です。
例えば「仕事が変わりやすい」という、ご相談ならば、何故「仕事が変わるのか」の原因を12の宮の分析から知る必要が有ります。ここからが占い師の腕の見せ所です。
この作業、実は「クロスワードパズル」に非常によく似ています。
「?」のマス目を埋めるピッタリした文字を周囲のマス目の文字から推測する作業と同じですから。
「仕事が変わりやすい」、その原因は・・・
もちろん対面鑑定時には、仕事を変える時の状況をお聞きしますが、命盤を見ただけでも大体の見当は付きます。一番多い原因は「対人関係の悪さ」です。
では、もう原因は特定出来たと思うのは早計です。
「あなたは、対人関係が上手く出来ないから、職場で嫌な思いを続け、最終的には退社し、別の会社、仕事を探すことに成るですね」というのは、単なる現象ですから、対人関係の改善に努めなければ、永遠に仕事を、会社を変え続けることになります。
ところが、この「対人関係を変えれば全て解決」という事ですが、それは本人も十分に自覚していても、上手く出来ないから悩む訳です。
「対人関係が苦手」という事は命盤に現れていますから、「仕事が変わってばかりいる」というご相談を受けた時点で、原因は見えています。
もっとも重要なのは、「仕事が変わりやすい」→ 「対人関係が苦手」→ 「本当の原因」を知ることです。
この「対人関係が苦手」という方は大変に多いのです。特に「IT化」が進んだ現代では、時代病とも言えるものかも知れません。
「対人関係が苦手」という病魔は、「恋愛、結婚、離婚、家族間の争い、疎遠、引き篭もり、体調不良、病気、仕事運の低下、財運の低下、田宅運の低下」といった、あらゆる現象に発展していく原因の元なのです。そのまま放置すれば、親の加護の元、ニートで暮らしている内は良いですが、親も居なくなれば、誰も助けてくれません。貧困に襲われ精神までも疲弊し、自殺、犯罪ということまで発展する場合も有るのです。
「対人関係」の課題は、解決してみれば、それまでの人生が嘘のように好転するから不思議です。
「財運が悪い」と悩んでいる場合にも、よくよく分析すれば、意外にも「対人関係」にたどり着くことも多いのです。
紫微斗数での鑑定は、本当の原因を知り、試練から逃げまわる人生でなく、元から原因を排除することに有ると思っています。
命盤の分析では、いつ、どんな試練が訪れるかが確定出来ますが、その試練から逃げまわるアドバイスでは、一時しのぎのアドバイスです。元から原因を排除すれば、命盤のシナリオとは違う人生が歩めます。ただし、「神理に基づいた生き方が大前提」です。
我利我利亡者の生き方をしたいのならダメです。世のため人のため、人に喜びを与えられる生き方を学ぶことになります。それが、あなたの幸せの第一歩です。
その、お手伝いをさせて戴きたいと思います。
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