2017年10月1日日曜日

高的中率の紫微斗数だけれど



いつも、紫微斗数は的中率が高いとPRしていますが、時には的中率が低ければと思うことも有ります。

特に「欽天派の紫微斗数」の「必定」は100%と教えられました。
しかし、外して欲しいことも多々有ります。

対面鑑定時には鑑定時間を有効に使うために事前に命盤を作成し概略は診ておきます。
しかし、特にご相談内容を伺って居ない場合には、鑑定当日に相談者さんの前で命盤を観ながら、訪れた日の太限や年運、月運で相談内容を当てることをよくやります。

ある意味、「黙って座ればピタリと当てる」のパフォーマンスなので驚かれますが、それはそれとして、問題は「人生傾向を見て欲しい、特別に注意する事が有ったら教えて欲しい」という場合には、特定の事象についてだけではなく、いろいろ12の宮に付いて調べなければ成りません。
手間は掛かります。実はこの手のご相談に一番時間が掛かります。

ご相談内容が絞られている場合は、問題の起きている宮を中心に宮の状態、四化の状態、さらに四化を飛ばし太限、年運などと診れば良いので、割合に短時間で済みます。

しかし、命盤に特別な問題が潜んでいないか探し出すのには、欽天派の理論を使い、四化を観察し、問題が有れば、さらに深読みをし、太限、年月の運勢で時期と期間を特定します。

そんな時に「必定」の理論は大いに役立つ訳です。決して「天使のように甘く的中し、悪魔のように大外れする」ような事は有りません。本当は、このように「悪魔のように大外れ」して欲しいことが有ります。

鑑定時に、相談者さんの前で四化を観察しメモに記録していきます。
そうすると、相談者さんにとって重要な問題などが解決叶わぬような結論が出てきてしまう場合も有ります。嘘を言うことも「嘘も方便」といわれ良いのかも知れませんが、いずれ「嘘とバレて」しまう訳ですし、知らなかったら対応も予防策も講じられないまま、まさに「必定」になってしまいます。それだけは避けたいのです。

そのような場合には、紫微斗数で例え「必定」であっても、まだ何も起こっていないのですし、十年先であったりします。それまでに時間も有ります。
何もしないで居ればシナリオ通りになってしまうかも知れません。
出来ることは全てやってみる。そして最後は「神様のお力を借りる」ことも必要かと思います。
ただ、困った時だけの神頼みでは何も起こりはしないでしょうけど、時期到来までには心を変えて行ければと思います。
つまり、「人事を尽くして、天命を待つ」そんな生き方と思います。

欽天派の紫微斗数は「厳しい命術」とよく実感する時が有ります。

相談者さんの涙を見るたびに辛い思いを私も共有します。何とかしてあげたい
これまでの鑑定で「必定」であっても、避けられた例は幾例も有りますので、落ち込む必要は無いと申し上げています。何もしなければ「必定」ですけど、必死で努力し行動することの大切さを力説します。

相談者さんの涙を見るたびに祈ることが多いです。

名無一神王之命 と


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