2017年6月2日金曜日

幼くして死ぬ子供は何のために生まれてきたの?

幼くして死ぬ子供は何のために生まれてきたの?

『死ぬ前に知っておきたい あの世の話』
坂本政道(著)ハート出版 2016
ISBN978-4-8024-0018-3 1400E+




先日、この本を読みました。そうしましたら、私が紫微斗数という命術で鑑定して感じていたことが、この本にも同じ事が書かれていて、やはり紫微斗数は「あの世に起源があるのでは」のと改めて思いました。

著者の坂本政道さんを少し紹介しておきます。
東大の物理学科を卒業しカナダトロント大学電子工学科を専攻して、SONYで半導体の開発に従事したバリバリの物理学の専門家ですが、今はスピリチュアルの専門家に成ったという訳です。
現在は、モンロー研究所公認レジデンシャル・ファシリテーターでもあり、㈱アクアビジョン・アカデミー代表取締役を努めています。
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今回は「Q13 幼くして死ぬ子供は何のために生まれてきたの?」66ページ
坂本さんによると、以下の3つの事が考えられるそうです。

1,       親に気付きをもたらすため
2,       因果応報のため
3,       ちょっとだけ人間を体験したかった生命体

1)       の親に気付きをもたらすため。と言うのは、私も多くの家族全員を鑑定して気付いていました。坂本さんも一番多いのは、これだろうと言っています。
生まれる前から赤ちゃんとして、この世に生を受ける計画をたてる時に、お母さんに(恩返しとして)気付いて欲しいことが有って生まれて来たのだと、私も思います。それはお母さんの本当の意味で人間的に成長して欲しいと思ったからではないでしょうか。
赤ちゃんとして生まれて来ますが、本当は赤ちゃんの方がお母さんより精神的には成長していたと思います。親だから人間として、先輩とは限りません。生命は輪廻転生を繰り返すと云われていますから、親だから、子供だから、と上下関係が生まれる前から決まってはいないようです。霊的には「赤ちゃん役」の人の方が上級だったりするのかも知れません。
最近は、子供の方が先に逝ってしまう場合も多くなりました。戦後の日本は親の価値が堕落しました。親としてシッカリ躾も出来ない親も増えました。日本伝統の家族的な思想も失われ「個人自由主義」が大手を振って歩く時代になりました。
そんな時代だからこそ、親に「親として」気付いて欲しいと思ったのでしょう。
そう考えると、何かの事件やトラブルで赤ちゃんや子供が先立ってしまった時、ただただ嘆き悲しむだけでなく、「この子は、私に何を伝えたかったのだろう」と自問自答することは大切ではないかと思うのです。赤ちゃんが僅か2ヶ月の命だったとしても、その生まれて来た意義を考えてあげることが何よりもの供養になるでしょう。そして親は生まれて来た赤ちゃんに恥じないように人として正しく生きることが、赤ちゃんへのまた恩返しになると思います。いつまでも泣いて居ないで、赤ちゃんの思いを考えてあげましょう。

(業報因果)のためという理由もあります。
赤ちゃん自身が過去世での行いの結果が自分に帰ってきて、それを今世で果たす事になった場合。
これも坂本さんのお考えと私も同感です。このような理由の場合は「父母・福徳・田宅」などの宮の状態が悪い場合が多いと気付きました。
紫微斗数では「父母・福徳・田宅」3つの宮は先祖三代の因果を診るともされています。
鑑定に訪れる方で人生そのものが辛い傾向をお持ちの方は、この3つの宮の状態が悪い場合も多いです。
そもそも幾ら「あちらの世界」で計画を立てて来ても、生まれてから過去世の記憶はどんどん消えていく仕組みだそうですから、物心付いてから何故自分はこんなにも苦しまなければならないだろう? 私は何か悪いことした? 真面目に生きているのに、こんな仕打ちを受けるなんて?
と思ってしまいます。私も50年間そう思って運命を恨んでいました。
アメリカの有名な大学では「過去世の記憶を持つ子供たち」ということを研究している所が有るのですね。それによると世界中で「裏付け」が確認されただけでも千人単位の子供たちが居るそうですから、私としては信じてしまいます。

最後に 「3)ちょっとだけ人間を体験したかった生命体」の場合ですが、私は、これも有りではと思います。自由宗教一神会の書物の「ふしぎな記録」に人は輪廻転生を繰り返すが、次回生まれて来る時に人間に成るとは限らない、と記述されています。
もしかした、別の生命が人間に成ってみたいと「ちょっとだけ体験」で生まれて来たのかも知れません。その場合は親子の縁は薄いのでしょう。

<続く>



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