輪廻転生
『死ぬ前に知っておきたい あの世の話』
坂本政道(著)ハート出版 2016年
ISBN978-4-8024-0018-3
¥1400E+税
先日、この本を読みました。そう致しましたら、私が紫微斗数という命術で鑑定していて、感じていたことが、この本にも同じ事が書かれており、やはり紫微斗数は「あの世に起源があるのでは…」のと改めて思いました。
―――――――――――――――――
今回は「Q44 人はなぜ苦しみや悲しみを体験する必要がある?」159ページ
紫微斗数で多くの方々を鑑定して、よく思うことが有ります。
それは、どうして、この人はこんなに苦労のシナリオを持たされて生まれて来たの? と感じることが有ります。時には、これでもか、というほどに徹底的に、人生に隙間が無いほどに苦労、困難、挫折を味あわさせられるシナリオに成っている人も居るのです。その人は、まだ若い純粋な女の子だったりもするのです。
「あちらの世界」で今世の課題とシナリオをガイド(ハイヤーセルフ)と共に計画して来るそうですが、それって本当? って思ってしまいます。
※ハイヤーセルフとは=
坂本さんに依ると、人はネガティブな体験をすると、考えや思いがネガティブになってしまうそうです。確かにそう思います。嫌なことが続いたりすると、陽気には成りませんよね。気分は沈み、やる気を無くしたり、逆にイライラ腹立たしくなってみたりします。
でも、ネガティブな体験をして思考がネガティブになれば、益々言動はネガティブになり、その結果からネガティブな事が起こりやすくなるとも云えます。
このように、自分の思いが出来事に反映するという原理が有るようです。
仏教的には「受発色」と書き、「じゅっはっしき」というそうですが、「受」は自分が受ける出来事を表し、「発」は受によって自分が発する行動を表し、「色」は発によって再び自分の身に起こる出来事を表しています。
もっと解りやすく言いますと、悪いことが起これば、気分や気持ちも悪くなり、その結果ますます悪い事が起こってくることです。一旦悪い循環が始まるとどんどん悪いことが起こってくるとも云えます。
以上のことから、輪廻も「受発色」の原理からネガティブな出来事が繰り返されるとも、坂本さんは云っておられます。
輪廻転生で徹底的に苦難のシナリオだったならば、この「受発色」を断ち切らなければ成りません。
そのためには、どんな苦難のシナリオでも、それを断ち切るために、強い意志で受け止め、マイナス思考に成らないように出来ると良いのでしょう。
マイナス面にばかり目を向けるのではなく、そんな苦難の中にも自分がやらなければ成らない物を見付けて、たとえ短い人生でも希望を持ち有意義に生きること、また徹底的に痛めつけられる人生のシナリオで有っても、それを乗り越えるようにプラス思考になることを、自分が計画して来たのだろうと思います。
是非とも大変な人生でも挫折することなく、与えられた人生を全うして貰いたいと思います。
<続く>
次回のテーマ「輪廻から出られるの?」161ページ
新・紫微斗数の鑑定ご相談は
宮立命公式サイトへ
ご訪問は下記アドレスをクリック
★★★★★★★★★★★★★★
0 件のコメント:
コメントを投稿