別れの多い出会い
前回のブログ記事の続きになりますが。
鑑定、ご相談に訪れる方々の別れや離婚に関する事で統計的に観てみますと、一定の法則が有ることに気付きます。
「別れやすい出会い」、このような事が云えます。離婚相談(恋人との別れも含む)に訪れる方の、その時の運勢を紫微斗数の「流年鑑定法」で観ますと、もれなく「活盤夫妻宮」が太限、あるいは流年、流月で「凶」になっています。でも、離婚届を出す日は命盤には現れません。離婚するように感情的に悪化した時期が「凶」として現れます。
前回のブログ記事では「吉凶が一緒に巡る出会いは別れる事が多い」という内容でした。
今回は、そのような時期に出会った出会いはいつ別れやすくなるか? ということで説明してみます。命盤の構造上、出会った時期の反対側などに巡る年月が差し掛かると出会った頃の象意が再び現れ易いと云えます。これは紫微斗数の命盤は「対宮の影響を強く受ける」という大原則が有るからです。「吉凶一緒」の時期に出会うと、命盤の反対側に時期が巡ると出会いに凶現象が出現してくると感じます。
もちろん出会う時にも「吉凶一緒」ですから、交際に結びつかない出会いも多い訳ですが。
それまで誰かと交際していた場合には、その人と別れが訪れ、新たな出会いということも有ります。その内容は別れた後の出会いで有ったり、それまでの交際中に別の出会いが有り、「乗り換え」のような別れと出会いに成る場合もあります。
不思議なことですが、命盤にそのような状態が有ると、命盤の持ち主は命盤の持っている傾向の行動をすると感じます。当然、その相手となる人にも同じ傾向が命盤に有ります。さらに出来事が起こる時期も、関係する二人は命盤に一緒に現れています。
やはり「偶然の出会いなど無い」ということではと思います。偶然と感じていても、実は必然的に起こるべきして起こる、言い換えれば最初からストーリーが出来ていたとも感じます。
これは過去記事にも何度も書きましたが、仲良し夫婦の死別にも云えます。配偶者の「死期」が夫婦二人に現象として生まれ持って命盤に現れている事です。しかし、これを命盤で発見するのには二人が交際、あるいは結婚してから鑑定して気付くことなのです。
出会う前には、何処のどなたと出会うのかが判らないからです。出会った二人の命盤を突き合わせて初めて判ることなのです。言い換えると、同じストーリー(時期も一緒)を持った二人が必ず出会うとも云えます。こう考えると出会いも含め、人生で起こることは「前世から定められていた」と感じてしまいます。私は霊感も無いし、前世も来世も観たことも無いし感じたことも無いのですが、多くの鑑定を通して嫌でも思い知らされる事でも有ります。
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