これは普通の人達と、何ら変わるものではありません。
誰でも運の良い人、悪い人があるように、占い師にも同じことがあります。
ただ、少し普通の人と違う点があります。
占い師になる人は、普通の事、特に仕事面で普通の会社員や自営業が旨く出来なかった人が多いようです。
何をやっても旨く行かない。と、たまたま通りすがりの占い師に鑑定して貰ったら、「まともな事をしても旨く行かないでしょう」と、言われたのがきっかけというのが、案外多いようです。
つまり、占い師になる人は、普通の人のように人生を送ることが出来ない人が多いと言えます。
しかし、じゃあ、占い師になったからといって、人生が旨く往くのかといったら、そうは簡単には問屋卸さないようですね。
占い師には苦労しやすい人が多いのですが、普通の事をやって旨くゆかなく悩んでいたら、占い師という選択肢があるということを知って、占い師になるために邁進し、晴れて占い師になれても、結果は様々です。
確かに、占い師になれば、大発展できる運を持った人は、大成功するようです。
鑑定依頼は、次から次へと来て、たちまち財を築く人もいます。
その一方で、占術は優れたものを持っていても、大富豪みたいな人達の鑑定依頼が少なく、忙しい割に、実入りの少ない占い師も多いと感じます。
そういうことは、占い師自身の鑑定をすれば、すぐに判ります。
「紫微斗数」では,命盤を出してみると、財運の良し悪しは一目瞭然です。
やはり、財運の無い占い師は実入りが少ないです。
また、お客様を表す「人事関係」の運が悪くても、お客様が少ないと感じます。
せっかく、占い師になったのに、食べてゆくことが出来ずに、完全に占いを辞めてしまう人もいます。
だからといって、他の仕事に旨い仕事があるのかどうかは怪しいものです。
占い師といえども、自分の宿命を知って、占い師として生きてゆくには、どんなスタイルが良いのかとか、天から与えられた宿命は、何なのかを知って、行動することが重要と感じました。
金儲けのための占い師も、当然存在しますし、それはそれで、その人に与えられた天の徳ですから、大いに儲けて良いのではと思います。
その一方で、恵まれない人達の鑑定依頼が多いという、占い師もあります。
それは、「世のため人のためになりなさい」という、天からの啓示と思います。
そういう場合は、ちゃんと、その義務を果たしてゆけば、最低限の衣食住は保証されると感じます。
それでも、ダメだ~、という占い師は、やっぱり運が無いのでしょうね。自分の命盤を、ちゃんと鑑定出来てないのではと感じます。
それから、占いという仕事は、やはり他人の悩みを聞き、何か解決方法を見つける仕事ですから、カウンセリングと一緒で、占いをやる人の性格によっては、自分自身が疲弊してしまい、ついには鬱になってしまう人もあるようです。
その場合は、やっぱり占いの仕事が向いていないのではと思います。
今朝は、ふと、こんなことを思いつき、まだ、夜明けの3時というのに起きだして、パソコンのキーを叩いてます。
「寅の刻」ですね。午前3時は。
余談ですが、「草木も眠る丑三つ時」というのは、午前1時~3時ぐらいまでです。幽霊や魔物が歩きまわる、なんて昔の講談に出てきますね。(^O^)
手前の花は「ミツマタ」です。和紙の材料になる低木です。
春先に山に咲きます。とても甘い香りがします。
向こうに見えるのは富士山です。
(撮影地:山梨県南部町六地蔵公園にて)
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