三ヶ月ほど前に鑑定した例ですが、19歳のお姉さんと17歳の弟の二人兄弟です。
家族は、他にお母さんと三人ぐらし。
実は弟が昨年、17歳でプールの授業中に亡くなってしまいました。
直接の死因はお聞きしなかったのですが、発見時には、プールの授業中に、プールの底に沈んでいるのを発見されたそうです。直ぐに救命処置や救急搬送されたが、蘇生出来なかったようです。
ですから、溺死か心臓発作かは、私には判りません。
この二人の兄弟の出生時刻から、それぞれ命盤を立てました。
2歳違いですが、命盤は双子のように似ています。
命宮が二人共「卯」で、主星が無い「命無正曜格」。
兄弟宮~父母宮までの12宮の主星の配置が、まったく同じです。
違うのは、生まれた年が違うために、「副星」の配置が違っています。
副星の配置とは、吉凶を判断する星の配置が違っていました。
基本的には、二人は男女の違いはあれども、よく似た兄弟であったと感じます。
それ以外の、年毎に巡る運勢は、互いが逆回りでした。
更に、生まれ年が違うので、12宮に配置される「十干」が異なっています。
したがって、12宮と、それに配置される主星は全て同じですが、年毎に巡る運勢と、吉凶の状況が異なります。
それで、弟の方の命盤で気付くのは、命宮が「火星」と「鈴星」に挟まれた「火鈴挟命」です。
これは、非常に良くないです。お姉さんの方にはありません。
さらに、弟の方には、「遷移宮」に「生年化忌星」が入っています。
「遷移宮」は、外出運を司ります。ここに凶星が入っていると、事故や災難に気を付けた方が良いと言われています。また、良くない人間との遭遇も有り得ます。
お姉さんの命盤で「生年化忌星」は何処に入っているかというと、「兄弟宮」に入っていました。
兄弟の事の良くない暗示ですね。
この二人の命盤には、二人の運命が、生まれた時から関連付けられていたと感じます。
弟は命盤では、昨年の6月に、10年運、一年運、月運が、悪い組み合わせとなって重なり合っていました。この弟は、2013年6月23日に亡くなりました。
そういう時に人には、重大な転機が訪れるようです。
それが、良いことか、悪い事かは、命盤で判ります。
ならば、その時期に災難に備えた行動をとれるのか、どうかを、後日検証してみたいと思います。
紫微斗数は元々、的中率の高い命術です。しかし、的中率に云々し、それに終始してしまうのでは巷の占いと何ら変わらないものになってしまいます。 本当にご相談者様の立場になって考えるのなら。 悪いことを的中させない為には、どうするのか? 悪いことが起こる原因を命盤から探り、その原因を除去したり、対策を講ずることをご提案できる占い師を目指します。 問題の本質を探るためには最新の紫微斗数である【欽天四化】を駆使し、高度な飛星の技術を駆使してみなさまの幸せへの道をご案内します。 そのために分単位の鑑定を廃止しじっくりとご相談に載ります。 詳しくはホームページ内をご覧ください。 アメーバBlog:http://ameblo.jp/miya-ritumei/ ホームページ:http://miya-rithumei.com/
2014年4月3日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
宮立命ブログは引っ越しをします。
Goo blog をご覧の皆様いつもご訪問ありがとうございます。 宮立命のblogはAmeba(アメーバ)blogで情報展開中です。 どうぞ、ご訪問をお待ちしています。 こちらのGoo blogは今回で更新を終了します。 宮立命アメーバブログは以下のAmeb...

-
「来因宮」の意味は「前世未了の因縁を表す宮」である。 例えば、生まれつき(幼少期)から、特別な才能(芸術など)に優れていて、大人になる頃には社会で活躍し名声を博すなどしてる人が居る、その人は前世において、その優秀な才能を有し活躍をしたが、志半ばで夭折してしまった場合と云われている...
-
M子さんは、小さい頃から苦労が多く、自分の人生はいったいどうなってるのだろう…。と、悩み続け、最近は生きることへの自信を無くし鬱状態であったそうです。 M子さんの人生に何が起きているんでしょう。 どんな、苦労があるのでしょう。 M子さんの命盤を鑑定して、これから、どんなふ...
-
兄弟宮 --- 奴僕宮・疾疫宮 --- 父母宮・子女宮 --- 田宅宮、この 3 つのラインの宮 上記の宮をつなぐラインを、それぞれ「兄友線」・「疾父線」・「子田線」と呼びますが、これらに関係する宮に、「文昌」あるいは「文曲」が入っている命盤は、短命の方に比較的多く見...
0 件のコメント:
コメントを投稿