上記の命盤の例は「東海林秀樹先生の紫微斗数占星術奥義(学研)」より抜粋で使用させていただきました。
紫微斗数は占いたい人の「生年月日・出生時刻・出生地・性別」から、命盤と言われるホロスコープを作成します。
その命盤は、上図のように周囲を12個の四角で囲った表のようなものです。
命盤の例では、左上の隅が「命宮」になります。
命宮は、その人の先天的宿命が現れ、人生の傾向と性格、成功するタイプか否かが判ります。
左下隅から右へ2番目の宮が「財帛宮」であり「身宮」です。
「身宮」は第二の「命宮」とも言えるもので、人生の後半、あるいは後天運を司ると言われるものです。命宮を含む12宮は人によって様々な組み合わせの星が入ります。
12宮の順番は決まっていますが、命宮の位置は人によって違います。それに伴って他の11宮の位置も全体が移動します。
12宮には、「太限46歳~55歳」というような表記もありますね。(例では疾厄宮)
これは、12の宮が一生を10年毎に区切って診る10年運です。
一年運は「太歳(たいさい)」と言って、その年の(今年は午)十二支に該当する宮が、その年の運勢を表します。2014年は「午年」ですから、上図の命盤では「父母宮」が「午」になっていますね。
命盤の例の「山田梅子」さんは、2014年には満42歳です。紫微斗数では、年齢は数え年で診ますから、43歳となります。数え歳というのは、生まれた瞬間に1歳と数えます。そのため、毎年、旧暦の正月(太陽暦では1月下旬から2月上旬ごろ)で1歳プラスされます。
命宮以外の11宮はそれぞれの分野に分かれていて、細かく占うことが出来ます。
兄弟宮
兄弟姉妹、親友やライバルとの人間関係。
夫妻宮
その人の好みの異性のタイプ。恋愛や結婚生活での状況。
子女宮
生まれる子供のタイプ。その子供との人間関係。セックス生殖の状況(性行為、出産の状況)。
財帛宮
財運、金銭の稼ぎの良否。浪費か蓄財か。コツコツ型か一発勝負型か。勤め人タイプか自営タイプか。
疾厄宮
羅患しやすい病気。一生涯を通じて罹りやすい病気。生涯の健康状態。遭遇する災難の傾向。
遷移宮
外出時の運気。一歩家を出てからの状況。特に遠方に出向いた時に出る状況。
遠方での発展の可否。災難の可否。人間関係の良否。その人の外面。
奴僕宮
一般の人を対象にした人間関係の良否。基本的には自分より目下の人。広い意味で顧客や同僚。生徒や部下。
官禄宮
適職。仕事のスタイル。
田宅宮
不動産運。晩年に向かっての貯蓄や財運。家庭状況。夫妻宮の補助的考察での夫婦の性生活。
福徳宮
深層心理を表す。趣味や娯楽の傾向。寿命に関すること。
父母宮
父母との関係。広い意味で上司や目上の人との関係。
以上、12宮の概略です。
紫微斗数の鑑定において、度々登場する言葉ですので、参考にしてください。
紫微斗数は元々、的中率の高い命術です。しかし、的中率に云々し、それに終始してしまうのでは巷の占いと何ら変わらないものになってしまいます。 本当にご相談者様の立場になって考えるのなら。 悪いことを的中させない為には、どうするのか? 悪いことが起こる原因を命盤から探り、その原因を除去したり、対策を講ずることをご提案できる占い師を目指します。 問題の本質を探るためには最新の紫微斗数である【欽天四化】を駆使し、高度な飛星の技術を駆使してみなさまの幸せへの道をご案内します。 そのために分単位の鑑定を廃止しじっくりとご相談に載ります。 詳しくはホームページ内をご覧ください。 アメーバBlog:http://ameblo.jp/miya-ritumei/ ホームページ:http://miya-rithumei.com/
2014年4月9日水曜日
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