2014年2月10日月曜日

命盤のご説明 「12の宮」について

こんばんは。
今夜は「紫微斗数」という占術の鑑定に使う「命盤」について、毎回少しずつですが説明をしてゆきます。

今夜のテーマは「12の宮」についてです。

すでに、見本の命盤が当ブログの過去記事に掲載してありますので、ご覧になりながら記事を読み進めてください。

すでに、鑑定をされた方は、お手元に私からお渡しした「命盤」が保管されているでしょうか?
命盤は「個人情報の塊」ですから、どうぞ、風で飛ばしてしまったりしないように、大切に保管しておいてください。

お手元に命盤がありましたら、そちらを御覧ください。

12の宮は、A4サイズの紙に四角に印刷されている大きなマスですね。
一つの宮は上下で仕切られてます。

最初の頃は手書きで命盤を作成していましたが、星を読み違えたり、見落としたりと、結構ミスしてました。命盤を作成する早見表をすべて暗記できれば良いのですが、まあ不可能ではないかと思います。
そこで、パソコンでの動作、結果を丹念に検証して、大丈夫と思ったソフトを、私なりにアレンジして、現在は命盤を出しています。

A4サイズの紙をぐるりと一周するように12の升が取り囲んでいますね。
そして、上下に仕切ってある下側のマスの上部に漢字で名称が印刷されています。それがマス(宮)の名前になります。全部で12個あります。
以下に12宮を並べてみます。その意味も右側に書きます。

命宮    (めいきゅう)=あなた自身の性格、行動傾向、生涯の人生傾向など、人生の縮図です
兄弟宮  (けいていきゅう)=兄弟、姉妹、親友などとの関係性、縁の濃薄、人間関係の可否
夫妻宮  (ふさいきゅう)=あなたが好きになりやすい異性、その人との関係の吉凶
子女宮  (しじょきゅう)=子供との関係の濃薄、養育の良否、弟子などの関係も診られます
財帛宮  (ざいはくきゅう)=財運の良否
疾疫宮  (しつやくきゅう)=健康運、疾病状況、災難の傾向、それらの多少判断
遷移宮  (せんいきゅう)=一歩家からでての運勢、人間関係、災難、行動傾向など
奴僕宮  (ぬぼくきゅう)=周囲との人間関係、同僚や部下、顧客などの関係の良否
官禄宮  (かんろくきゅう)=仕事運、適職傾向(命宮でも判断出来ます)
田宅宮  (でんたくきゅう)=家屋、不動産運、家庭環境の良否、蓄財(晩年に向かっての)
福徳宮  (ふくとくきゅう)=精神的な傾向、ストレス程度、人生の過ごし方など
父母宮  (ふぼきゅう)=両親との関係、上司、目上の人、師匠、先生との関係

以上12宮の概略です。

12宮には、ここで述べた以上の意味解釈はもっと広範囲です。
したがって、12宮に散りばめられる星の種類で、あなたの一生で起こる様々な傾向の事が読み取れるのです。

こういう占術で不思議と思うことは、このような高度な技術仕組みが1000年も前に出来ていたということです。そんなに昔に出来ていたなら、命盤を読み解くことは、完璧に確立している筈ですよね。

しかし、紫微斗数の本場「台湾」でも、日本でも、解読技術は進化中なのです。つまり、命盤に秘められた意味事象は、どういう事が秘められているのかということが、研究中の過程なのです。

新たな解釈が生まれ、その解釈により流派が枝葉のように増えてゆくのです。

何故なんでしょう。こういう占術の仕組みを編み出した人は、創りだしても解読の全てを知らなかった? そういうことはないですよね。

それとも、もっと別の世界からもたらされ、それを受け取った人間が解読を、ずっと試みてきたのでしょうか?
そして、現在の深読みが出来るまでに進化したのでしょうか。


命盤の解読は星の種類や位置関係以外にも、「飛星」という特殊な方法で、もっと隠された現象が読み取れるのです。そういうことは、誰が考えついたのでしょう。

もちろん、紫微斗数の原典は1000年前の中国の「陳希夷(ちんきい)」という道教の道士が考えついたとされていますが、人間技とは思えません。最近流行りの「宇宙人飛行士説」でも、持ってきたい感じです。(^^)

今日はここまでにします。

おやすみなさい~

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