2014年2月9日日曜日

紫微斗数命盤とは

下記に命盤の例を載せてみました。
説明文はこの命盤の下に書いてます。
続きの文章は命盤の下にあります。
紫微斗数という占いは、このような表(命盤と言います)を生年月日、生まれ時間のデーターから作成します。
命盤の作成はいたって簡単です。上記の命盤はコンピューターソフトを使って作成しました。

命盤を作成する作業というのは、古代(1000年前ぐらいの中国)から伝わる早見表みたいなのがありまして、作成する手順も出来上がってます。以前は紫微斗数の本は書店には滅多に置いてありませんでしたが、最近は結構、目にするようになりました。
そういう本には最初の方に、紫微斗数の歴史、何物にも勝る占術であるとか、命盤の作成手順と早見表が載ってます。
ただ、命盤の作成手順は早見表がたくさんありまして、慣れないとちょいとややこしいですね。
それに、私達は西暦の世界で育ってきましたので、旧暦を扱う(東洋占術には多い)占術ですから、その辺りの頭の切り替えも必要です。

手作業で命盤作成をする場合、犯しやすいミスに早見表の読み違いが多いと思います。
例えば、「時系星」を拾い出す場合には、「時系星表」を使いますが、右端に生まれ時間に相当する「支(えと)」が縦に並んでいて、生まれ時間に相当する「支」を左になぞって、「生まれ年」の「支」と交差する所に書かれている、星の名前(例えば火星)を見つけ出し、命盤の決められたマス(宮)に書き込んでゆく作業を繰り返します。
こういった作業はコンピューターが得意とする分野ですね。
ですから、最近は優れた紫微斗数命盤作成ソフトが多く出回るようになりました。
以前は、不完全なソフトもあり、作成された命盤に誤りなどがあったものですが、最近は改良されてます。スマホ用のソフトも多くみかけます。
そういう意味で、誰でも紫微斗数の命盤は簡単に作れます。


一番の問題は、そうして作成された命盤の意味を解釈、読み解くことです。これはコンピューターでゲーム感覚でも出来ますが、万人向けの解釈、解読になってしまいます。

やはり、名盤の解読(鑑定と言いますが)には、対面して占って欲しい人の人生の背景や人相、動作、お話をするなどしながら、読み解くんですね。コンピューターでは画一的な鑑定しかできません。
コンピューターで作成した命盤であっても、読み解くというのは、12宮に散りばめられた星々の位置や、ひとつの宮に入っている星の種類、組み合わせで意味合いが、ずいぶんと変化します。

説明が遅れましたが、「宮」というのは、命盤をぐるりと一周を取り囲んでいる12個のマス目のことです。12宮には、それぞれ名前がついてます。「命宮」とか「遷移宮」とかです。

命盤にはたくさんの星がありますね。紫微斗数という占いには100を超える星の数があります。星にはそれぞれ、ちゃんと意味があり、合わさる星同士によって現象が強められたり、弱められたり、意味が変わったりと複雑です。

紫微斗数攻略には、星の意味と、組み合わせ、位置によって、どんな意味を持つかということを理解するのが最大の難関かも知れません。

更に飛星という方法は、もっとややこしい意味合いを持つことになりますし、秘伝と言われる独特の法則もたくさん存在します。簡単に飛星といっても意味の解釈には注意力と法則と経験が必要と感じます。

命盤の「命宮」というところに、その人の生まれ持った性格と基本的な人生傾向が現れますが、その命宮の反対側の「遷移宮」に入る星の性格も若干、性格、人生傾向に現れると感じます。

貴方は「命宮」に、どんな星が配置されるんでしょうか?
試しに、自分の命盤を作ってみては如何でしょうか?

次回は更に命盤の説明をしたいと思います。


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